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ザリガニの寿命・産卵後・脱皮後のザリガニの寿命|日本アメリカ

更新日:2024年08月07日

子供がザリガニを持ち帰ってくることはよくあります。しかし、連れ帰ったザリガニはすぐに死んでしまうことが多いです。このザリガニを長生きさせることはできるのでしょうか?また、ザリガニの寿命はどのくらいあるものなのでしょうか?

ザリガニの寿命・産卵後・脱皮後のザリガニの寿命|日本アメリカ

冬のザリガニの寿命

ザリガニは冬になると冬眠をします。生き物にとって冬眠は命がけで行います。なので、ザリガニがしっかりと冬眠の準備ができるように環境を整えてあげないと、寿命を縮めるどころか、冬眠をしてそのまま死んでしまうことがあります。

冬眠の準備

ザリガニは水温が15度くらいになると、そろそろ本格的な冬がくると思って、冬眠の準備を始めます。餌を食べなくなったり、動きが鈍くなってきたりすると冬眠の準備が始まったことを意味します。

しかし、これは冬眠の準備では最終段階です。冬眠するためには夏から秋の間に栄養をしっかりと蓄えておかないといけません。飼育環境では餌の量は飼い主によって決められます。

もし、夏から秋の間に高カロリー、高タンパクの生きたエサなど冬眠を意識した餌の与え方をしていない場合、準備なしに冬眠に突入してしまいます。そうすると、栄養不足から伴う冬眠によっててそのまま死んでしまいます。

水槽内の環境を整える

ザリガニが安心して冬眠できるように、体調面だけでなく水槽内の環境も整えてあげましょう。ザリガニは巣穴で身を隠して冬眠します。なので、厚めに砂を敷いて、石や木などで隠れられる隙間を作ってあげましょう。

水も少し多めに入れておきましょう。ザリガニの体の高さの3倍くらいが適切です。また水を多くしておくことで水質と水温を安定させることができます。

水槽の設置場所

水槽は陽が当たらないところへ移しましょう。冬でも日光が当たると意外と水温が上がります。水温が上がるとザリガニが冬眠から覚めてしまいます。そして、陽が沈んで水温が下がると再び冬眠をします。

冬眠はすごく体力を使うので、何度も冬眠を繰り返すと、大きく寿命を縮めてしまいます。なので、一度、冬眠に入ったら暖かい季節になるまで目が覚めないように注意してあげまあしょう。

また、陽が当たると水が蒸発してしまいます。冬は空気が乾燥しているため、水の蒸発は早いです。水面がザリガニの背中より下回らないように注意しましょう。

水が凍る

冬場に陽の当たらないところに水槽を置きっぱなしにしていると、水が凍ってしまいます。水の表面くらいであれば問題ありませんが、水槽の水が全て凍ってしまうと、さずがにザリガニは耐えることができません。水槽はあまり冷えすぎない屋内などに移動させておきましょう。

冬眠させない

ザリガニは水温が下がることで冬眠の準備を始めてしまいます。しかし、飼育環境では自然界と違って水温を調節することができます。なので、水温を下げないように注意することで、ザリガニの冬眠を防ぐことができます。

むしろ、飼育によって整った環境で生活をしているザリガニにとっては寿命を縮めるような冒してまで冬眠をする必要がありません。室内で常に暖かい水温を保ってあげることで、冬眠を防ぎ、ザリガニの寿命を守ってあげるということも長生きしてもらう方法の1つです。

大切に飼育しよう

子供がザリガニを持ち帰ってくることはよくあります。しかし、ザリガニにも命があります。ちゃんとした飼育方法を知らなかったり、寿命の近い大きなザリガニを捕まえてきたりすると、そのまま死んでしまうことがあるでしょう。

せっかく生命力の強いザリガニを飼育するのであれば、しっかりとした知識を持って、元気に育ててあげましょう。

初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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