メダカの種類別の特徴と見分け方|価格/水草/浮き草
更新日:2024年08月07日
メダカの種類別特徴
クロメダカ
昔から日本に生息する、野生の原種です。名前のとおり、体の色が黒いことが特徴で、品種改良の結果、さらに黒味が濃い個体もいます。生活排水が流れ込んだ影響で個体数が激減し、絶滅危惧種に指定されています。
背中が黒いのはメダカを上から見た時に川底の暗さに紛れてわかりづらくなるからです。逆にお腹が白いのは、川の底からメダカを見上げた時に、光っている水面に紛れてしまうように、敵に見つかりにくい体の色をしています。
背中が黒いのはメダカを上から見た時に川底の暗さに紛れてわかりづらくなるからです。逆にお腹が白いのは、川の底からメダカを見上げた時に、光っている水面に紛れてしまうように、敵に見つかりにくい体の色をしています。
ヒメダカ
理科の実験や小学校の教室でも飼育されている、最もポピュラーな種類のメダカです。クロメダカから品種改良されたのではなく、突然変異によって黒い色素を持たずに誕生しました。黒い色素を作ることはできるので、目は黒くなっています。緋色をしていることからこの名前がつけられました。
シロメダカ
ヒメダカと同じようにクロメダカの突然変異種として誕生した種類のメダカです。白く輝く体は水面から見てもわかりやすく、の種類です。しかし、色素を持っていないので直射日光には弱いです。夏場には水温の上昇や、直射日光が当たらないように水槽の位置に気を付ける必要があります。
アオメダカ
ほんのりと青い色をしている種類です。クロメダカとシロメダカの交配によって誕生しました。カラーメダカと呼ばれる中でも最もベーシックな種類で手に入りやすい上、丈夫な種類なので初心者の人でも飼いやすいです。
ダルマメダカ
これまでに紹介したメダカよりもずんぐりとした体形が特徴的な種類です。ダルマメダカだけでもさまざまな色の個体がいます。原種よりもたくさん品種改良が重ねられ、あまり丈夫ではない種類なので、飼育は難しいです。
ヒカリメダカ
体には光沢があり、尾びれは三角形ではなくひし形であるのが特徴的な種類です。美しく輝く体ですが、品種改良ではなく野生種からの突然変異で誕生しました。ヒレが大きいので、泳ぐ姿も優雅で美しいです。また、丈夫なので初心者にも飼うことができ、繁殖も比較的簡単に成功させられます。
初回公開日:2017年11月24日
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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