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メダカの種類別の特徴と見分け方|価格/水草/浮き草

更新日:2024年08月07日

メダカの学校の歌でおなじみのメダカは、ペットとしてが出てきています。ポピュラーなものだけでなく、金魚と同じように品種改良が進められ、体の色やヒレが綺麗な種類もたくさん誕生しています。メダカをもっと知るための情報を紹介します。

メダカの種類別の特徴と見分け方|価格/水草/浮き草

マツモ

世界中のあらゆる場所に分布し、日本にもある水草です。昔から日本の淡水魚との相性がよく、メダカや金魚を飼育する際によく使われています。水質浄化の実験に使用されるほど、高い浄化能力を持っています。根を持っていないので、底に植える必要がありません。増やし方も簡単で、数節の感覚で切ったマツモを浮かべておくだけです。

熱帯魚屋さんで販売されていることは少ないですが、水辺に行けば簡単に手に入ります。メダカの産卵場所としても最も適している水草なので、水草の種類に迷ったらマツモを入れましょう。

アナカリス(オオカナダモ)

南米原産の外来種ですが、マツモと同じように日本の淡水魚との相性もとても良いです。とても丈夫で、日本の冬も越えることができ、増やすのも簡単です。1束200~300円と安価で手に入りやすく、花も咲かせる種類となります。

しかし、マツモよりも葉が大振りなので、メダカによっては産卵場所に選ばないこともあります。確実に産卵をさせて増やしたい場合は、マツモを入れると良いでしょう。

ガボンバ

いわゆる「金魚藻」として最もポピュラーなもので、こちらも外来種ですが、マツモやアナカリス同様メダカとの相性がよく、同じくらいの値段で手に入れやすいです。葉の1枚1枚が細長いのが特徴で、繊細で華やかな印象があります。日照不足に弱いため、太陽の光がよく届く場所に水槽をおきましょう。

マツモやアナカリスほど丈夫ではありませんが、環境が整えば増やすこともできます。そして、ガボンバは根を持っているため、入れる際は底に埋める必要があります。

ウォーターマッシュルーム

北アメリカ原産の水草ですが、日本にも帰化しています。別名はウォーターコインで、直径5㎝ほどのコインのような葉がかわいらしい種類です。水中でも土の上でも育つため、レイアウトの自由度が高く、可愛い水草を入れたい人にです。

初夏から秋にかけて、白い花を咲かせます。どのような環境にも適応しやすく、寒冷地でなければ日本の冬を越すことができます。もし枯れてしまっても、暖かくなると再び芽が生えてくるので、安心して水槽に入れることが可能です。

ホテイアオイ

こちらも丸い葉が可愛い水草です。メダカがいるビオトープによく生育しているので、見たことがある人もいるでしょう。このホテイアオイを入れる際に注意したい点は、繁殖力が強いので増えすぎてしまうことです。野生で増えすぎたことで、問題となっている地域もあります。増えすぎたからといって近所の川に放すといったことは避けましょう。

がある野生のメダカの種類

今、熱帯魚屋さんやペットショップで簡単に手に入るのは人の手で増やし、流通しているメダカです。野生のメダカは生息環境の悪化により絶滅危惧種に登録されているからです。そんな希少な野生のメダカにはな種類もいます。

実際に取ることは推奨しませんが、小川に行った際は野生のメダカがいるか観察すると楽しいでしょう。また、ペットとしての外国産のあの魚もメダカの仲間です。

キタノメダカ

実は日本で唯一の「ニホンメダカ」は、同じ日本でも生息地によって名前が分けられています。キタノメダカは名前のとおり、本州の日本海側や東北・北陸地方といった北側の地域に生息している種類のメダカです。
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初回公開日:2017年11月24日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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