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ゴールデンアカヒレは飼いやすい魚?特徴と小型水槽での飼い方

更新日:2024年08月08日

飼育が用意で美しいゴールデンアカヒレを紹介しています。温度管理が楽で小型水槽でも飼育ができ、初心者でも繁殖に挑戦できるゴールデンアカヒレ。アカヒレの中でも特に派手な見た目を持ちながら、飼育の容易さは変わらない…そんなゴールデンアカヒレの魅力を感じてください。

ゴールデンアカヒレは飼いやすい魚?特徴と小型水槽での飼い方
ゴールデンアカヒレは温和で比較的大人しい性格をしているので、他の種類のお魚さんと混泳させることが可能です。同じくらいの大きさのテトラ、お掃除役のオトシンクルスなどと混泳させると、より一層見ごたえのある水槽になります。日本でお馴染みのメダカとも混泳できます。

しかし混泳させる場合は、他の種類同士でケンカしないよう広めの水槽を用意する、相性や様子を見ながら他のお魚さんを投入していくことなど注意が必要です。温和な性格と言っても個体によって異なり、特にオスはメスよりも気性が荒い傾向があります。

また金魚など明らかにゴールデンアカヒレよりも大きいお魚さんと混泳させるのは避けましょう。自然界では体の大きいものが強く、小さいアカヒレが大きいお魚さんにいじめられる可能性があります。

ゴールデンアカヒレの繁殖方法は?

ゴールデンアカヒレの繁殖は、環境次第では自然繁殖も可能で、難易度が低く初心者でも挑戦することが可能です。

繁殖しやすい熱帯魚ではありますが、人間が用意すべき環境はもちろんあります。小型水槽では繁殖できないので、ゴールデンアカヒレの繁殖を狙う場合は少し大きめの水槽を用意してください。

ゴールデンアカヒレの繁殖方法1:水槽に水草を大量に置く

まずは小型水槽よりも大きい水槽(45㎝以上くらい)の底に、アカヒレの産卵に必要な水草をたくさん敷きましょう。敷くべき水草の種類はウィローモスです。

ゴールデンアカヒレの卵は底にバラまかれます。ウィローモスがあればそこに卵が引っかかり、流れたり食べれたりすることを防げます。また、産まれたばかりの稚魚は体が小さく、普通の餌を食べることができません。

そのため、アカヒレの餌を食べられるようになるまではウィローモスに発生する微生物を食べて成長します。

ゴールデンアカヒレの繁殖方法2:成魚に食べられないようにする

ゴールデンアカヒレの成魚は、自分が産んだ卵でも見つけ次第食べてしまいます。そのため卵を産み終わったタイミングで、成魚を別の水槽に移しましょう。そうすれば卵を食べられる心配はなくなります。

また、成魚を別の水槽に移さない場合は、ウィローモスなどの水草をしっかりかため、高密度で敷きます。その上にまたうっすらとウィローモスを敷きます。

小さな卵は高密度のウィローモスの下に入り込み、成魚が卵のある場所まで入れなくなるため、食べられることを防ぐことができます。成魚を移動させない場合は水草で卵を守りましょう。

ゴールデンアカヒレは初心者にも!

丈夫でキレイなゴールデンアカヒレ。小さめの水槽でも簡単に飼育ができ、初心者に最適のお魚さんであることはお分かりいただけたでしょうか。

小型水槽で手をかけながら単独飼育するのも、大型水槽でレイアウトされた水草の中を群れで泳がせるのも、あなた次第で飼育の幅は広がります。もし飼ってみたいと思って頂けたら、アクアショップで店員さんに相談して、自分に合った飼い方を探してみるのも良いでしょう。

ひとつ注意したいのが、いくら値段が安くて丈夫な生き物だからと言って、安易な気持ちで飼い始めて飽きたらお世話をやめてしまう、ということにはならないようにしてください。

どんなに安くて小さくても、私たちと変わらない生き物です。飼育自体は簡単ですが、最後までお世話ができるかどうかを考えてから飼育しましょう。

お部屋の中に1つ、自然をつくる。それだけで、日々の生活に彩りが生まれます。

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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