パイプフィッシュってどんな魚？飼育方法や繁殖方法を解説！

パイプフィッシュは他の魚のように隔離の必要はありません。

他の魚は栄養事情の問題から、自分が生んだ卵にも関わらず、卵を見つけるとすぐに食べてしまうリスクがあります。だからこそ、卵と成魚を隔離する必要性があります。

隔離が不要な理由としては、パイプフィッシュは栄養を吸い取る事はあっても決して卵を食べる事はありません。

さらには卵の出産だけではなく、稚魚が自由に泳げるくらいになるまで子育てをします。卵と成魚の隔離はもう一つの水槽が必要で手間ですので飼育しやすいです。

水草水槽での飼育も可能ですが、気を付けるべき点としては、アルカリ性に傾いている水質にするべき事があります。

水草水槽で飼育をしつつもサンゴ砂などを砂床にすることを検討して見ても良いでしょう。パイプフィッシュは体の色もきれいですし、水草水槽のきれいさとのコントラストを楽しんでみるという点でもお勧めです。

また、基本的に他の種類の魚と水槽を一緒にせずに単独での飼育が望ましいです。性格が穏やかではあるものの、他の魚に攻撃される可能性も無きにしも非ずなので、単体飼育のほうが安心です。

パイプフィッシュはオスが出産子育て担当ですので、他の魚と比べると繁殖しやすく、繁殖の過程を楽しめます。

自然界においてはオスのほうが気性が荒いというのは良くある話です。しかし、パイプフィッシュはオスのほうが子育て担当ですので、繁殖も難しくありません。熱帯魚を飼育している人は、その繁殖方法の独特さに魅力を感じて飼育している人が多いと言われています。

初心者には少し飼育が難しいと言われているパイプフィッシュですが、飼い方の研究をしたり、他の飼いやすい熱帯魚で慣らすなどをしてチャレンジしてみましょう。