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チンアナゴの生態や値段の相場は?飼育環境に必要なものや注意点も紹介

更新日:2024年08月12日

チンアナゴを自宅で飼育したいと思っても、いったい何から用意したらいいのかわかりませんよね。この記事では、チンアナゴを飼育する際に用意するグッズや飼育方法について紹介します。えさの与え方や、水槽掃除についてなどもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

チンアナゴの生態や値段の相場は?飼育環境に必要なものや注意点も紹介

チンアナゴの繁殖

チンアナゴの繁殖に関して、詳しいことはいまだ明らかになっていません。メスが産卵し、それにオスが放精することで繁殖している例もあれば、メス1匹に数匹のオスが直列する形で産卵、放精を行った例もあります。

繁殖行動は夜に行われるので、どうしても見たい方は水槽が見える位置にカメラを仕掛けるか、夜更かし覚悟で観察を試みましょう。

また、卵からかえった稚魚が育った例はいまだに報告がありません。もし飼育しているチンアナゴが卵を産み、上手く稚魚が育ったら世界を驚かせる発見になるでしょう。

チンアナゴの購入場所と値段の相場は?



アクアショップなどの店舗や、ネット通販の生体販売で購入ができます。個体の値段は1匹約1,500~3,000円です。ネットだとセット売りもあるので、複数購入予定の場合はネットの方が安く購入できます。

店舗で購入する場合、直接個体を見られるのがメリットです。入荷時期があいまいなので、お店のスタッフに確認をとるのをおすすめします。

ネット通販の生体販売は、注文してから届くまでがスピーディなのがメリットです。注文後2~3日でお届けしてくれるところもあります。ただし、死着のリスクもあるので保証の有無もしっかりと確認してから購入しましょう。

チンアナゴの飼育環境に必要なもの



チンアナゴを飼育するにはどんなものを用意したらよいのでしょうか。ここからは飼育するのに何を用意すべきなのかを紹介します。

チンアナゴは、他の魚とは生態が異なるので、用意するものも少し変わってきます。必要なものをしっかりと確認して、快適な環境でチンアナゴをお迎えしましょう!
  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • 底砂
  • ヒーター

水槽

水槽は、チンアナゴが潜るための底砂を20cm程度の厚さで敷くため、高さがあるものにすることが大切です。最低でも30cm以上の高さがあるものを選びます。

幅に関しては、何匹飼育するかにより変わりますが、1〜2匹であれば約45cm、それ以上の場合60㎝以上の水槽を用意するようにしてください。

値段はピンキリですが、チンアナゴを飼育できる大きさだと5,000円程度で購入できます。初期費用を抑えたい方は中古で探してみるのもよいでしょう。

ろ過フィルター

ろ過フィルターは一般的なもので構いませんが水位や水温を保ちやすいオーバーフロー式ろ過がおすすめです。一般的なものを選ぶ場合は、水槽の大きさに合ったものを選びましょう。

チンアナゴは食べ残しが多く水槽が汚れやすいので、多少値段が高くても新品で性能が良いものを用意するのがおすすめです。後々の掃除が楽になります。

濾過フィルターと水槽が一緒になったオーバーフロー水槽というものも販売されています。ぜひチェックしてみてください。

底砂

底砂は、チンアナゴにとって大切な住処です。チンアナゴの体を傷つけないよう、角がなくさらさらとしたサンゴ砂を選ぶのが良いです。

ただし、購入した砂をそのまま使うと、汚れが浮いてきたり水が白く濁ったりする原因にもなります。水槽に入れる前にしっかりと洗浄しましょう。値段は上がりますが洗浄済みの砂も販売されているので、「洗うのは面倒」という方におすすめです。

砂の量が多すぎると汚れが溜まりやすく掃除も大変なので、約10~20㎝の厚みを目安にします。また、砂を入れると水槽は一気に重たくなるので、水槽を設置する場所を決めてから砂を入れましょう。
次のページ:チンアナゴ飼育の注意点

初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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