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バルーンモーリーとはどんな魚なのか|混泳についてや飼育について紹介

更新日:2024年07月30日

バルーンモーリーはという魚を聞いたことがありますか。丈夫なので飼育しやすく、設備なども比較的安価に揃えられることから、気軽に飼育できます。バルーンモーリーを飼育してみたい、または、アクアリウムに興味のある人はこの記事を参考にしてみてください。

バルーンモーリーとはどんな魚なのか|混泳についてや飼育について紹介

ポンプ

ポンプの役割は、水流を作って水槽内の淀みをななくすこと、水槽全体に酸素を行き渡らせることです。またろ過フィルターに水を送る際にも、ポンプの使用が必要となります。

ポンプは大きければ良いというものではありません。バルーンモーリーのように泳ぎが苦手な熱帯魚などは、強い水流に大きなストレスを感じます。

水槽の水量やろ過の回数のバランスを考えてポンプを選択したり、流量が調節できるタイプなどを利用して、過度な水流が起こらないように気を付けましょう。

水槽の底に砂を敷く理由として、2つ挙げられます。

1つ目の理由は、水槽に底砂を敷くことで自然に寄せた景観を作り出し、鑑賞性の品質向上を計ることです。2つ目の理由は、水草を植えるために底砂が必要となります。

バルーンモーリーのようなカラフルな熱帯魚であれば、白化したサンゴを砂状にしたライブサンドという砂を底砂として敷くことで、熱帯の海の景観を楽しめるでしょう。

また、底砂を敷くと費用がかかる、掃除がしにくいという点もありますが、水槽のガラスの反射を防ぎ熱帯魚を落ち着かせたり、バクテリアを定着させたり、水質を調整するといったメリットもあるようです。

バルーンモーリーの飼育に関して

ここではバルーンモーリーの飼育方法について説明したいと思います。

バルーンモーリーは丈夫でアクアリウム初心者でも飼育しやすいのが特徴ですが、泳ぐのが苦手なので、その点を注意した飼育が必要です。

適切な水温と水質

バルーンモーリーの飼育に適した水温は22度~26度前後です。夏場であれば冷却ファンを、冬場であれば水槽用ヒーターを利用して一定温度を保つようにしましょう。

適切な水質としては、pHが6.5~7.5の範囲となる弱アルカリ性を好みます。水質変化には強いので、水換えをしっかりと行い、良質な水質を保つようにしましょう。

なお、水道水には餌の食べ残しやフンを分解してくれるバクテリアが存在していません。バクテリアが存在していない水槽では、餌の食べ残しやフンから毒性の高いアンモニアが発生してしまいます。

新しく水槽を立ち上げた場合は水質調整剤などを投入して、バクテリアを繁殖させてからバルーンモーリーを水槽に入れてあげるようにしましょう。

バルーンモーリーの餌

バルーンモーリーは餌の選り好みがなく、なんでも食べてくれます。メダカの餌も食べてはくれますが、栄養バランスのとれた小型熱帯魚用の餌をあげることをおすすめします。

泳ぐのが苦手なバルーンモーリーなので、沈みにくい乾燥アカムシやテトラミンといたゆっくり沈む人口飼料などが適しています。

食べ残しが多くならないよう、適切な量を守って餌をあげるようにしましょう。お掃除役の生き物と一緒に飼育するという方法もおすすめです。

水流は弱めに設定

バルーンモーリーを飼育している水槽では、遊泳スペースに過度な水流がおこらないように注意しましょう。

泳ぎが苦手なバルーンモーリーなので、強い水流があるとストレスが発生したり、体力を消耗して元気がなくなってしまう場合があります。

また流木や水草といった障害物があると、それを避けて泳ぐ必要がでてくるので、あまり多くの水草や流木を水槽に入れるのは避けましょう。
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初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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