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バルーンモーリーとはどんな魚なのか|混泳についてや飼育について紹介

更新日:2024年07月30日

バルーンモーリーはという魚を聞いたことがありますか。丈夫なので飼育しやすく、設備なども比較的安価に揃えられることから、気軽に飼育できます。バルーンモーリーを飼育してみたい、または、アクアリウムに興味のある人はこの記事を参考にしてみてください。

バルーンモーリーとはどんな魚なのか|混泳についてや飼育について紹介

相性が悪いとされる混泳相手

バルーンモーリーより泳ぐのが速い魚と混泳させた場合、混泳相手となる魚が餌を全部食べてしまい、バルーンモーリーが餌を食べられない環境となってしまう場合があるようです。また体の大きい生き物と混泳させると、バルーンモーリーにストレスがかかります。

攻撃性が強く、気性の荒いスマトラやベタ、泳ぎの速いゼブラダニオも混泳の相手としては避けた方が良いでしょう。

バルーンモーリーの飼育に必要なもの



バルーンモーリーを飼育するのに必要な設備について紹介します。

バルーンモーリーは病気にもなりにくく、水質変化にも強いので、あまり凝った設備は必要ありません。熱帯魚の飼育のための初期費用としてはかなり安く、1万円程度と見込んでおけば問題なく準備できるでしょう。

手軽に飼育が始められる点も、初めて熱帯魚を飼う人にバルーンモーリーをおすすめできるポイントです。
  • 水槽
  • 照明
  • ろ過フィルター
  • 水草
  • ポンプ

水槽

バルーンモーリーは平均で5cmほどの小型熱帯魚なので、30cmの水槽でも飼育が可能です。この場合、3~5匹程度の飼育であれば、余裕のある空間での飼育ができるので、水質変化も少なくて済み、良い環境の中で飼育ができるでしょう。

6匹以上15匹くらいまでなら45cmの水槽、15匹以上20匹くらいまでなら60cm水槽をおすすめします。

もし繁殖を予定しているようであれば、稚魚の数も考えてから、水槽を選ぶようにしましょう。この場合、1~2ペアで45cm水槽での飼育が理想的です。

材質は傷がつきにくく、観賞にも適したガラス水槽がおすすめとなります。

照明

水槽に照明をつけると、観賞する際に水質をクリアに見せてくれたり、熱帯魚のバイオリズムを整えてくれたり、餌への反応を高めてくれるなど、繁殖を促す効果があります。

室内で飼育する場合、水槽に十分な日光を取り込むことは難しいので、最適な飼育環境を整えるためには、やはり照明を利用する方法が最適です。

点灯時間は1日8~10時間程度が目安となり、一定した時間帯での点灯が良いので、タイマーがついている照明で点灯時間を管理するのが良いでしょう。照明のつけ忘れ、消し忘れは熱帯魚のバイオリズムをくずし、体調不良の原因となることもあるので、照明の管理には注意が必要です。

ろ過フィルター

ろ過フィルターは45cm以下の小型水槽なら、音が静かでスリムなタイプの外掛けフィルターがおすすめです。

それ以上の大きさの水槽の場合は、ろ過能力の高い上部式フィルターや外部式フィルターを準備しましょう。可能であれば2種類準備しておくことも、おすすめです。

また将来的に繁殖を予定している場合は、ろ過フィルターを2台設置しておくと便利です。稚魚が生まれて別水槽を立ち上げる時、投げ込み式やスポンジフィルターも用意しておけば、簡単に水槽の準備が整います。

バルーンモーリーは泳ぎが苦手です。ろ過フィルターを使用する際、水流が強くなりすぎることがないよう、注意しましょう。

水草

水槽に水草がなくてもバルーンモーリーの飼育は可能ですが、バルーンモーリー同士または他の魚との混泳で喧嘩となった場合は、隠れ場所として水草を利用することをおすすめします。

水草は隠れ場所になる他、水槽の水の酸素濃度を高めたり、水質をキレイにしてくれる効果も期待できるでしょう。

ですがバルーンモーリーは泳ぎが苦手なので、あまり多く水草を入れすぎると、泳ぎの邪魔となりストレスに感じるかもしれません。水草は適切な量を入れてあげましょう。
次のページ:バルーンモーリーの飼育に関して

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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