ハムスターの目やにの対処法とは？考えられる病気や健康チェックの方法も解説

食欲が落ちているときの要因は、飼育環境からくるストレスや不正咬合、内臓疾患など病気の可能性が考えられます。

ストレスが原因であれば、飼育環境の見直しや接し方の見直しで改善することもあります。早めに病院で診てもらうことで適切な処置やアドバイスをもらえます。少しでも異常を感じた場合は診察してもらうようにしましょう。

ハムスターを飼育する上で、ゲージの清掃を毎日することは大切なことです。その上で、便の状態をチェックするのを欠かさないようにしましょう。

健康な状態であれば便の色は黒っぽい色や茶色をしていて、固まった状態でニオイもあまりしません。しかし、便の色が黄色や緑、赤や真っ黒だった場合や、便の状態が柔らかい場合は消化器系の病気の可能性が考えられます。

放っておくと生死に関わることもあるので、見つけた場合は早めに病院で診てもらうようにしましょう。

歩き方に異常が見られた場合は、運動不足からくる爪の湾曲、打撲や捻挫、骨折などをしてしまっている可能性が考えられます。


原因として、回し車やゲージなどに足を引っ掛けたり転んだりした拍子に起こることがあります。放っておくと、その足を切断しないといけなくなることもあるので、早めに病院で診てもらうようにしましょう。

ハムスターにとっての適切な温度管理がされていない場合、極端に動きが鈍くなることがあります。

極端に温度が上昇してぐったりしている場合はゲージを日影に移しましょう。そして凍らせたペットボトルや保冷剤などをタオルで包んで近くに置いてあげてください。

温度が極端に低い場合は、擬似冬眠状態に陥り、そのまま死亡することもあります。慌てずにゆっくり温めてあげてから、病院で診てもらうようにしましょう。

ハムスターはちょっとした環境の変化で体調を崩してしまいます。そのため、飼育する上でそういった変化を見逃さないようにすることは大切になるでしょう。

特に、目やにのちょっとした変化は健康状態を知る上で重要なものになります。寿命が短い生き物だからこそ、少しでも長生きさせてあげられるよう、愛情を持って飼育しましょう。