Search

検索したいワードを入力してください

ハムスターの目やにの対処法とは?考えられる病気や健康チェックの方法も解説

更新日:2024年07月23日

ハムスターについている目やにについて気になったことはありませんか?本記事では、ハムスターの目やにがついている時の健康状態や、注意しておきたいポイントなどを詳しくまとめてあります。ペットのハムスターを末長く可愛がりたい人は本記事をチェックしてみましょう。

ハムスターの目やにの対処法とは?考えられる病気や健康チェックの方法も解説

目やにが黄色や緑色である

目やにの色が黄色や緑色だった場合、何らかの細菌に感染してしまっている可能性があります。

そのため、その目やには膿の可能性もあるでしょう。この場合は、マイボーム腺腫や結膜炎、角膜炎などの異常が出ていると考えられます。

このまま放っておくとハムスターが目を掻いてしまい、出血してしまう場合も。もし黄色や緑色の目やにを見つけた場合は直ぐに治療してあげられるよう準備しておくと良いでしょう。

目やにが白い

ハムスターの目やにが白い場合は、ほとんどは生理現象で出ているものなので健康状態に異常はありません。

人間もときどき目やにが出てくるのと同じように、ハムスターも同じように目やにが生成されます。この場合は、綿棒のような柔らかい素材で軽く拭き取ってあげるだけで大丈夫です。

ただ、目やにの量が普段よりも明らかに多い場合や、極端に元気がないような場合は体調が悪化している可能性もあります。

白い目やにだったとしても、目やにの量や細かい体調の変化だけは見逃さないようにしておきましょう。

目やにと下痢もしている

ハムスターが下痢をしている場合、しっぽの周りが汚れていたり臭いがする場合があります。

その場合は、かなり深刻な状態になっている場合があります。早急に病院に連れて行って診察を受けましょう。

また、多頭飼いをしている場合は直ぐに別のゲージに移動させてあげましょう。そのまま一緒にしていると細菌感染のリスクが出てくるので、他のハムスターも同様の症状が出てくることがあります。

ストレスや食べ物、細菌や寄生虫などの影響で下痢になることがあるので、気をつけておきましょう。

目やにと出血がある

目やにの他に、目が赤くなっていたり血走っているような異常が見受けられる場合、眼球出血を起こしている可能性があります。

高いところから落下したときなど、目に強い衝撃が加わると出血を起こします。この場合は、まずは患部を冷やしてあげましょう。その後、早急に病院で治療してもらってください。

予防方法として、飼育環境を見直す必要があります。安全面に対して考慮した、怪我しにくい環境にしてあげるようにしましょう。

目やにの対処法

ハムスターの目やには、健康状態を知ることができる手段の一つです。ただ、ハムスター自体があまり気に留めていなかったり、寝起きに少しついていた程度であれば問題はありません。

ただ、明らかに元気がなかったり目やにの色や量に違和感がある場合、もしくは目が開かない様な状況であれば、早急に対処してあげる必要があります。

実際に、どういった対応をしていけば良いのか、詳しく見ていきましょう。

目やにを取ってあげる

基本的に少量の目やにであれば放っておいても問題はありません。ただ、場合によってはハムスターが目やにを気にして擦ってしまうこともあります。

その際に眼球を傷つけてしまったり、炎症を起こしてしまう可能性も出てきます。そのため、目やにがついているのを見かけた場合は早めに取ってあげる方が良いでしょう。

ただ、闇雲に拭き取ってしまうとハムスターの眼球を傷つけてしまう可能性もあります。正しい取り方をしっかり覚えておきましょう。

目やにの取り方

目やにを拭き取る場合は、生理食塩水などで濡らした綿棒を使うと良いでしょう。乾いたままだと、炎症を起こしてしまう可能性も出てくるので使わないようにしてください。

拭き取る際は、ハムスターがびっくりして動かないよう片手でしっかりと支えてあげてください。また、綿棒が眼球に直接触れないよう注意も必要です。場合によっては、ただれや皮膚炎、眼球を傷つけてしまう原因につながることもあります。

目やにの部分だけ優しく拭き取ってあげれば簡単に取れるので、無理に擦るような行為は避けるようにしましょう。

必要に応じて病院で診てもらうことが大切

中には、うまく目やにが取れない状況だったり、目やにを拭き取ろうとすると嫌がる子もいます。それでも無理やり拭き取ろうとしてしまうと、眼球を傷付けてしまう可能性も出てくるでしょう。

どうしても不安な場合は、実際に病院で診てもらってください。実際に診てもらうことで、ハムスターの異変をいち早く察知できるキッカケにもなります。

治療費は病院や地域によってばらつきはありますが、およそ初診で1000〜2000円、検査料に1000円~2000円、目薬代が500円~1500円程度になるでしょう。

【パーツ編】健康チェックのポイント

次のページ:傷・腫れ

初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related