パールホワイトは白いハムスターの仲間！種類や飼い方を紹介

白いパールホワイトハムスターの寿命は、普通のジャンガリアンハムスターと同じおよそ2～2.5年です。上手に飼育すると3年ほど生きることもありますが、犬猫のように10年以上、またある種の爬虫類のように何十年と生きるわけではありません。

さらに、小さい動物ですから、環境によってはさらに命を縮めることもあります。ここでは、家に迎えたパールホワイトハムスターの寿命を少しでも延ばし、一緒に過ごすためのいくつかのポイントを解説します。

家に迎えた、白いパールホワイトハムスターに少しでも長生きして欲しいのであれば、まず食事に気を付けましょう。

白いパールホワイトハムスターを含むジャンガリアンハムスターは、肉食寄りの雑食です。野生では木の実や、昆虫などを食べています。それを、そのまま再現するのは難しいので、ジャンガリアンハムスター専用の市販されているエサをメインに与えましょう。

草食寄りの雑食の、ゴールデンハムスターとは、エサが違うので注意してください。

ナッツや果物、ミルワームなどは、ジャンガリアンハムスターの好物ですが、それらばかりを与えていると、栄養バランスがよくありません。おやつ程度にしておきます。

ネギ類、チョコレート、アボカド、りんごや桃の種、ニラ、卵、梅やさくらんぼの実、ジャガイモなどは絶対に与えてはいけません。

水分の多すぎる、キュウリ、レタスなどの野菜も多くは与えないようにしましょう。

白いパールホワイトハムスターは、普通のジャンガリアンハムスター同様、とても臆病な動物です。様々なストレスがダメージになります。

お迎えして、まだ馴れていないのにしょっちゅう触るのは控えましょう。抱き上げるときは、横からすくい上げるように持ち上げます。ハムスターの天敵は鳥類であるため、上からの接触にはとても敏感で恐怖を感じます。

白いパールホワイトハムスターを含むハムスターは、一般的に目はあまり良くありません。生活する上での情報は、聴覚と嗅覚に頼っています。ハムスターのケージの周りでは、大きな音や、強い臭いのでるものは置かないようにしましょう。

白いパールホワイトハムスターが寝ている時、つまり昼間ですが、静かな環境にします。テレビやオーディオが常に音を出しているような部屋に、パールホワイトハムスターのケージを置くのは避けてください。

パールホワイトハムスターを含んだ、ジャンガリアンハムスターは野生では冬眠します。しかし、飼育下では適切な管理ができないため、冬眠させるとそのまま死んでしまうことがあるので、冬眠させてはいけません。

ケージを置く室内を15～25℃程度に保ち、必要であれば小動物用のヒーターを設置しましょう。

パールホワイトハムスターを含むジャンガリアンハムスターは、生後1年6カ月くらいから徐々に老化が見られるようになります。

その頃になると、寝ている時間が長くなり、それまで盛んに行ってきた行動も少なくなるでしょう。また、食事の量も減ってきます。

そういった変化を見逃さないよう、日ごろからよく観察しましょう。

老いたハムスターには、エサを細かくして与える、ケージの中の段差を少なくしてやるなどの配慮が必要です。

他の動物でも、同じことが言えますが、パールホワイトハムスターを飼う際には、かかりつけの動物病院をみつけておきましょう。

いざという時に、近所の動物病院がすべて犬猫専門、ということもあり得ます。あらかじめハムスターを診てくれる獣医師を探しておいてください。できれば、定期的に健康診断を受けさせましょう。

また、パールホワイトハムスターを飼う際には、毎日の観察を欠かさず、体調の変化を見逃さないことが大切です。何か変化があったら記録しておきます。獣医師にかかる際に記録が役に立つはずです。