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クワガタは何種類生息している?10種類のオスメスの見分け方も解説!

更新日:2024年01月07日

カブトムシと並んで、の高いクワガタムシについて、日本で捕れる主要な10種類の見分け方をご紹介します。とくにクワガタムシのメスは判別が難しく、どこを見て見分けるのか、わかりやすくポイントをお教えします。捕まえたクワガタの種類を知りたい方、必見です。

クワガタは何種類生息している?10種類のオスメスの見分け方も解説!
国産オオクワガタは、北海道から九州まで、日本に幅広く分布して生息しているクワガタムシです。

名前のように、オスは日本で捕れるクワガタの中でも最大種。大きいもので、最大77㎜にもなります。真っ黒でかっこよく、大きなアゴの強いクワガタなので、子供から大人までがある種類です。性格も穏やかで、寿命も3年ほどと長く、飼いやすいことでもがあります。

オオクワガタの特徴

  • 取れる場所:北海道〜九州
  • 活動時期:5〜9月
  • 活動時間帯:基本的には夜。涼しい時間帯。

国産オオクワガタのオスの見分け方

国産オオクワガタのオスは、大アゴの形に特徴があり、比較的見分けやすいと言われています。体は平べったく、黒くて光沢があります。また、背中に薄い縦縞模様が入っています。アゴは太く、内歯(大アゴの先の突起部分)は1本しかありません。

内歯が1本しかなく、体が大きくて黒く光沢があり、背中に薄い縦縞が入っていれば、国産オオクワガタのオスです。
大きさ見た目の特徴
黒で光沢がある。27~77㎜内歯が1本。薄い縦縞模様がある。

国産オオクワガタのメスの見分け方

オスに比べると、大アゴのないメスは見分けるのが難しくなっています。

国産オオクワガタのメスは、身体が平べったく楕円形で、オスと同じく色は黒で光沢があります。また、オスと同じく、薄い縦縞模様があります。

本土ヒラタクワガタや本土コクワガタのメスとよく似ていますが、体が比較的大きくて丸っこく、黒くて光沢のある色、縦縞模様で見分けます。
大きさ見た目の特徴
黒で光沢がある。34~43㎜薄くて細い縦縞模様がある。

国産オオクワガタはこんな人に

  • 大きいクワガタが欲しい
  • 長生きするクワガタが欲しい
  • 飼いやすいクワガタが欲しい

本土ヒラタクワガタ

本土ヒラタクワガタも体が大きく、アゴが立派なのでがある種類です。

ヒラタクワガタは本州から南西諸島に分布しており、生息する場所によって、変異が大きいクワガタムシです。中でもオキナワヒラタクワガタは、沖縄島三、西表島産など、生息している島によって特徴が異なり、集めるマニアもいるほどです。
取れる場所活動時期活動時間帯
本州から南西諸島5~9月基本的には夜。涼しい時間帯。

本土ヒラタクワガタのオスの見分け方

ヒラタクワガタは、生息する島によってアゴの形が異なりますが、太いアゴに大きめの内歯が1本、小さい内歯がギザギザとついている特徴があります。

ヒラタクワガタの体は大きくて、色は黒くつや消しです。オオクワガタは光沢が強いので、色つやで見分けます。次にアゴの形を見て、内歯が1本であればオオクワガタ、小さいのがギザギザとついていればヒラタクワガタ、というように見分けます。
大きさ見た目の特徴
黒。ややつや消し。23~80㎜アゴが太く、内歯は大きいのが1本、小さいのが複数ある。

本土ヒラタクワガタのメスの見分け方

本土ヒラタクワガタのメスは、本土コクワガタやスジクワガタのメスと非常によく似ており、慣れないと見分けるのが難しい種類です。

ヒラタクワガタのメスの見分け方としては、コクワガタやスジクワガタよりも体が大きく丸っこいこと、全体にがっしりとしていて脚も太いこと、色は黒で光沢が強いことです。
大きさ見た目の特徴
黒。光沢が強い。20~44㎜体が丸っこく、がっしりとしている。

本土ヒラタクワガタはこんな人に

  • 大きいクワガタが欲しい
  • 生息地によって異なる種類を集めたい
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初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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