初心者でも簡単！デグーの飼い方｜餌/本/一人暮らし/ケージ

フクロモモンガなども飼育できる背の高いアクリルケースです。これだけの上下運動ができれば、デグーの運動不足にも悩まなくていいでしょう。

デグーの飼育ではアクリルケースよりも金網タイプのケージの方がメジャーです。ここでは、そんなメジャーな金網タイプのケージでのデグーの飼い方のメリットとデメリットをご紹介します。

まず、メリットとしては通気性がいいです。レイアウトも自由自在に取り付けやすいので、デグーの性格にあったレイアウトを組んであげられます。ケージが引き出し式になっていれば、消臭チップなどで匂い対策可能であるのもポイントです。また、お求め安い金額で販売されているのも魅力です。

デメリットとしては、糞尿がケージ外に飛び散ります。好奇心旺盛なデグーはなんでもかじって遊ぶので、金属音に悩まされたりデグーの歯が心配であったりします。また、足元もメッシュになっていることが多いので、デグーが運動中に足を引っ掛けてしまうなんてことも実際に起こってしまう可能性があります。

デグーを飼育するデグーマニアさんの使用率も高いのが「イージーハイホーム」です。引き出し式になっているので掃除も楽々できます。回し車やステージの設置もしやすいので、です。

デグーをお迎えしようと考えている方の中には、家族が一緒に暮らしているばかりではなく、一人暮らしのお宅もあります。一人暮らしで仕事もあるけれどデグーを飼えるのかと問われると、答えは「飼える」です。元々群れで暮らす生態ですので、複数体での飼育であればデグーも寂しくはありません。

一人暮らしということで、デグーを飼うにあたって注意点は「室内温度の徹底管理」です。留守にしている間の時間はデグーにとって適温を保てているかを調べる必要があります。誰もいなくても夏場はエアコンを使用、冬はペットの防寒グッズなども使用して適温にしてあげてください。

デグーの生態にはいまだに謎な部分が多く、取り扱っている動物病院が少ないです。都会の方であればエキゾチックアニマル専門病院なども存在していますが、お住いの地域にエキゾチックアニマルの生態に詳しい病院があるか調べておく必要があります。

デグーの飼育にあたって、一番のトラブルは騒音問題です。鳴き声は確かに犬や猫よりは小さいですが、警戒しているときは高い声で鳴きます。

それ以上に、嚙り木を齧る音や金網を齧る音が飼い主を困らせるパターンが多いといわれています。また、お住まいによっては回し車の音がご近所トラブルになる可能性もあるので対策しましょう。

デグーを飼う前にデグーの飼い方の本を読んでおくと安心です。デグーは大変デリケートです。そして、まだ知られていない生体の秘密があるであろうといわれている動物です。デグーの飼い方の本で勉強しておきましょう。