ゲイリートゲオアガマの特徴と飼育方法｜お世話に必要なものも紹介

床材は乾燥した状態を保てるものであれば、特に指定はありません。爬虫類用の砂漠系の赤玉土や砂が適しているでしょう。

爬虫類用の土や砂を用意することが難しければ、チモシーやペットシーツも代用できます。

ゲイリートゲオアガマの鮮やかで美しい体の色を保つために、強い紫外線が欠かせません。

紫外線ライトはケージ全体またはホットスポットに照射します。ケージ全体にまんべんなく照射するなら蛍光灯タイプ、ケージの一部分に照射するならスパイラルタイプが適しています。

「予算に余裕がある」「強い紫外線だけでなく高温度も保ちたい」といった方には、メタルハライドランプがおすすめです。

ゲイリートゲオアガマは爬虫類ですから、変温動物です。変温動物は日光といった外からの熱エネルギーを体温調整に利用しています。そのため、日向ぼっこ（日光浴）をする場所＝バスキングスポットが欠かせません。

ゲイリートゲオアガマのバスキングスポットは50〜60℃と、かなり高い温度が必要です。

ゲイリートゲオアガマの飼育のためにバスキングライトを用意するときは、ワット数が十分足りているかチェックします。バスキングライト1つでは温度を保てない場合、2つ用意しても良いでしょう。

ゲイリートゲオアガマは昼行性で、夜間は巣穴で休みます。

ストレスを与えずに飼育するためには、シェルターを用意しましょう。または床材を厚く敷き、ゲイリートゲオアガマが巣穴を掘れるようにしておきます。

シェルターとバスキングスポットを兼ねたものを用意すると便利です。ただしゲイリートゲオアガマは35cmほどに成長することもあります。飼育している個体が入れるサイズを選びましょう。