ミドリガメに野菜を餌として与えても大丈夫?与えてはいけないものもあわせて紹介
更新日:2024年07月15日
野菜や果物
野菜は新鮮なミドリの葉物を与えるようにします。大根やカブラなどの白い根の部分は避けましょう。またネギや玉ねぎなどの香味野菜や、アクの強いホウレンソウも避けましょう。
果物ではバナナやリンゴがオススメです。みかんやオレンジなどの柑橘類は避けましょう。
果物ではバナナやリンゴがオススメです。みかんやオレンジなどの柑橘類は避けましょう。
ミドリガメの餌に向いていないものは?
人間の食用として加工されたものは避けるようにしましょう。意外に感じるものもあるでしょうが、私たちの食卓で身近なチーズやパン、刺身などもミドリガメの餌としては適切だとは言えないものです。
全くダメなもの、工夫が必要なものもありますので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
全くダメなもの、工夫が必要なものもありますので、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
乳製品や加工食品
ミドリガメだけではなくカメは乳製品を消化する能力がないため、多量に摂取すると命に関わってしまいます。雑食で何でも口に入れてしまいますが、チーズやヨーグルトは与えてはいけません。
パン
小さくちぎって与えやすく、また食いつきも良いため良い餌だと思いがちですが、加工品としての添加物や塩分、中には乳製品が含まれることが多いため与えない方が良い餌だということが言えます。
刺身などの魚介類
とても意外に感じますが、生の魚介類に含まれるチアミナーゼという成分はビタミンB1群を破壊する性質を持っているため、ミドリガメに刺身などを与えると逆に栄養失調となることがありますので注意が必要です。
加熱した食材を少量であれば問題はありませんが、そもそもミドリガメにとって有用な栄養分を保有していないだけでなく、海産物では塩分も含まれるため適正とは言えません。イカやタコは特に注意が必要です。
加熱した食材を少量であれば問題はありませんが、そもそもミドリガメにとって有用な栄養分を保有していないだけでなく、海産物では塩分も含まれるため適正とは言えません。イカやタコは特に注意が必要です。
ミドリガメの餌やりのポイント
たくさんの餌を与えればみるみるうちに大きくなってしまいます。最大30cm程度の大きさに成長することを覚悟の上で、長期に渡ってじっくりと少しずつ適量の配分で餌やりを行うようにしましょう。
- 適した時間に餌やりをする
- 餌やりの回数に注意する
- 1回の餌の量に注意する
適した時間に餌やりをする
ミドリガメも日中は甲羅干しを好みますので、日光を上手く取り入れてあげる環境作りも工夫どころとなります。夜行性ではないため、しっかりと太陽が昇って活動的になり始めた頃が餌やりの適正時間帯となります。
餌やりの回数に注意する
初回公開日:2022年08月04日
記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。