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地域別のねこまたぎの意味7つ|猫関連のことわざ3つ

更新日:2023年12月06日

猫に興味を持つ人は増えていて、猫に関する情報も注目されています。「ねこまたぎ」という言葉は知らない人もいますが、古来より伝わる言葉なのでその意味が地域によって異なっている言葉です。どのような違いがあるのか知ることで、猫に対する知識は増えていくでしょう。

地域別のねこまたぎの意味7つ|猫関連のことわざ3つ
関西ではねこまたぎが他の地域と正反対の使い方になっていて、あまりに美味しい魚で、食べる部分が少しも残っていないという意味になります。

関西の人は魚の皮や頭の部分もうまく調理して使うので、残すのは骨だけです。猫は魚の身が好きなのであって骨そのものは好まないので、ねこまたぎになります。

ねこまたぎという言葉が地域によって異なっているのは、この関西のように他の地域と正反対の意味になっているからです。

地域6:中国・四国

中国・四国は関西に近いこともあって、ねこまたぎも猫が食べられる部分が全く残っていないほど美味しい魚という意味と、漁場が多いので味が不味くて食べられない魚という二つの意味を持っています。

中国と四国は千島海流と黒潮が近くを通っているので古来より漁業が盛んであり、魚についての知識は豊富に持っています。そのために魚の種類で美味しいかどうかを知っているので、美味しくない魚はねこまたぎと呼びます。

地域7:九州

九州は関西から離れていて漁場が近くに多くあるため、ねこまたぎに該当するのは魚そのものの味が美味しくなく、好んでは食べない魚全般をねこまたぎと言います。

魚というのは全てが美味しいというわけではなく、味に癖があったり異臭を放つものもあります。もちろん旬を外れれば美味しくない種類も多く、そのような違いを普段から魚を捕獲して食べているために知っているということです。

ねこまたぎの魚を選ばないための本とは

魚はその種類が豊富で、全ての知識を習得するのは一般の人ではとても難しいと言えます。魚の味を知るためには専門家の意見を聞くのが最適であり、この本には築地で魚に接している専門家による見識が書かれています。

魚にはその種類に応じた処理の方法や調理法が存在していて、それを間違えるためにねこまたぎのような美味しくない魚が存在してしまいます。魚というのは本来はとても美味しいので、その味を堪能して下さい。

猫関連のことわざ3つ

猫は犬に次いで人間との生活が長い動物であり、接する機会が多いので猫をモチーフにしたことわざは多く存在しています。

ねこまたぎという言葉も猫が魚好きというところからできた言葉であり、これはその生態をよく知らなければ作り出すことは無かったでしょう。犬にも多くのことわざがありますが、人間に従順な犬と気まぐれな猫ではことわざにもその意味合いが違ってきます。

猫からできたことわざは、どんなものなのでしょうか。

ことわざ1:猫をかぶる

「猫をかぶる」とは自分の本当の姿は見せず、他人の前ではいい人を演じていたり、好かれるような人物像を意識的に行なうことです。

猫というのは常に甘えたりせず、普段は飼い主であっても距離感を保って生活しています。しかし突然に甘えてまとわりつくため、このギャップから「猫をかぶる」ということわざが生まれました。

人間は意識して自分の本心を隠しますが、猫の場合は単独行動を好むためにこのような行動を取ります。

ことわざ2:猫に小判

猫の入ったことわざで一番知られているのが「猫に小判」であり、同じ意味のことわざで「豚に真珠」や「馬の耳に念仏」があります。「猫に小判」の意味は猫に小判を与えても使い方がわからずおもちゃにするだけで、価値が無く無意味な行動を意味しています。

猫には「招き猫」という家に人やお金をもたらすという言葉もあるので、そこで実際の猫には何の役にも立たないという意味で「猫に小判」の言葉が生じた可能性があります。

ことわざ3:窮鼠猫を嚙む

猫というのはネズミの天敵であり、その捕獲能力の高さから古来よりネズミ退治のために猫を飼っているところは多くありました。そのため、ネズミは常に猫から追われるという構図が成り立っています。

「窮鼠猫を嚙む」とはいつも猫に追いかけ回されるほど弱いネズミであっても、追い詰められて逃げ場を失えば思いがけない反撃を行い、猫であっても逃げ出すという意味になります。

ねこまたぎは地域ごとに意味が異なる

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初回公開日:2018年12月03日

記載されている内容は2018年12月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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