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インコが過ごしやすい温度とは?適温と温度管理するときの注意点

更新日:2024年06月13日

インコにとって過ごしやすい気温は何度なのでしょうか。インコの年齢や状態によっても適切な温度は変わってきます。冬の保温方法、保温にアイテム、保温器具の付け方、温度管理をするにあたっての注意点なども紹介しています。

インコが過ごしやすい温度とは?適温と温度管理するときの注意点

インコが過ごしやすい適温は?

「インコにとって過ごしやすい適温って何度なんだろう。」と思ったことはありませんか。実はインコが過ごしやすい適温にはインコの年齢などによって違いが出てきます。

まずはインコの年齢ごとに適温をご紹介していきます。

年齢が1歳未満・7歳以上は20~30度

雛やシニアインコは免疫力が低いので、暑すぎたり寒すぎたりすると体調を崩しやすくなってしまいます。なので温度は20~30度が理想です。20度後半くらいあれば雛・シニアインコ共に安心です。

冬は温度調節が難しい季節です。飼い始めたばかりだとさらに難しいところですが、飼い主がインコの様子をよく見ながら温度調節をしてあげてください。

年齢が1~6歳は20~25度

インコの中でもペットとして代表的なセキセイインコの年齢で1~6歳は、人間でいうと20~40代くらいだといわれています。種類によっても寿命などは違いますが、インコの1~6歳はとても活発で元気いっぱいです。

雛やシニアインコほど気を付けなくても大丈夫ですが、20~25度だと活発な歳のインコでも過ごしやすい温度だといえます。

体が弱っているときは30度

インコの年齢に関係なく、病気などで体が弱っているときは保温が必須です。インコの体温は42℃前後あり、高めです。

具合の悪い時にはそれだけで体力を使うので、温度は30度くらいで高めにしてインコの体温や回復力を下げないようにすることが大切です。

ここまではインコにとっての快適な温度を紹介しましたが、お家で飼う時の実際の室温について詳しく説明していきます。

インコがいる部屋の室温の適温は何度なのか?

下の表にあるようにどの季節も共通して言えることは、暑すぎず寒すぎずが良いということです。

春や秋は特に寒すぎなければ普段の室温のままで大丈夫です。寒い日があったらヒーターを付けてあげたりして調節してあげましょう。

温度管理が難しい夏と冬、温度だけでなく湿度も高すぎたり低すぎたりすると体調不良のリスクが高まるので注意です。

インコは暑いと口を開けてハァハァしたり、羽を広げます。逆に寒いと羽を膨らませます。温度計を使ったりしながら、インコのしぐさをよく観察してみましょう。
季節室温の適温
20~30度
20~30度
20~30度
12~20度

インコの温度管理の注意点

インコを飼うにあたって温度管理は重要ですが、いくつか注意点があります。エアコンやインコ用ヒーターなどで温度管理するのが一般的ですが、だからといって過保護になってやりすぎるのもあまり良くありません。

温めすぎや冷やしすぎは一体何がいけないのか見ていきましょう。

インコの温度管理の注意点1:温めすぎない

冬の寒い日にインコが羽を膨らませていたらそれは寒いサインです。ですが温めすぎるとインコにとって良くないことがあります。オス・メスともに、温めすぎると発情を促してしまいインコの体に悪いです。

ヒーターなどで保温をする場合は特に温度が上がりすぎないように気を付けましょう。

インコの温度管理の注意点2:冷やしすぎない

温めすぎもよくありませんが、逆に冷やしすぎてもよくありません。人間と同じように、寒すぎるとインコも体調を崩してしまいます。体温が42℃近くあるので暑さには多少強いインコですが寒さにはとても弱い生き物です。

インコがもし寒いサインを出していたら温度計などで温度を確認し、適切にヒーターなどの保温器具や保温カバーを使って調節してあげるようにして、冬の室温には気を付けましょう。
次のページ:インコの室温を適温にする方法3つ

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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