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【種類別】インコの寿命|セキセイインコ/オカメインコ

更新日:2024年03月08日

種類別インコの寿命一覧。ペットとして飼われているインコ類の寿命を、大きさや品種ごとにまとめた記事です。大型インコの中には、人間と同じくらい長生きすることも。また、インコの寿命を縮める原因や、長生きさせるためのアドバイスも記載しています。

【種類別】インコの寿命|セキセイインコ/オカメインコ
大型のインコは、短くても30年以上生きるのがほとんどです。インコの中では最大のコンゴウインコや、ずばぬけて知能が高いヨウムは、約50年から80年は生きると言われています。海外の記録では、100年生きたと言われるインコやオウムもいるほどです。大型のインコを飼う場合は、寿命の長さもよく考えた上で検討しましょう。

寿命が短めのインコは……

今回紹介する中では、セキセイインコが最も短く、平均寿命は7年ほどです。しかし、飼い方によっては10年以上生きたケースもあります。

セキセイインコより少し大きなコザクラインコやボタンインコは、8歳から、長ければ15歳くらいまで生きることもあります。体が小さい分、飼育環境の影響を受けやすく、病気にかかった際の落鳥率の高さも寿命が短くなる原因のようです。特に保温には気をつかいましょう。中型のインコになるとさらに寿命が延び、20年~30年ほどになります。

大きさ別インコの寿命一覧

同じ小型、中型のインコでも、品種によって寿命はまちまちです。以下の表はあくまで参考程度にとどめてください。
大きさ主な品種寿命
小型インコセキセイインコ、コザクラインコ、ボタンインコ、サザナミインコなど約7年~15年
中型インコオカメインコ、ワカケホンセイインコ、ダルマインコなど約15年~30年
大型インコヨウム、コンゴウインコなど約30年~50年

小型インコの寿命は短め

セキセイインコやコザクラインコといった小型インコの寿命は7年から15年ほどです。体が小さい分、食生活、気温や環境の変化によるストレスを受けやすいこと。病気やケガで落鳥しやすいことも寿命が短くなる原因のひとつとして考えられます。

逆に、健康的な食生活やストレスのない生活環境、適度な運動で寿命を延ばすことも可能です。万が一病気になっても早期発見・早期治療できるよう、日頃からしっかり観察し、寿命が伸びるよう努力しましょう。

中型インコの寿命は犬・猫と同じくらい

オカメインコやワカケホンセイインコなど、中型のインコの寿命は15年~30年ほどです。犬猫と同じくらいです。品種や育て方によっては、犬猫より長生きになることもあります。少し体が大きい分、寿命も長くなりますが、オカメインコのような繊細な品種の鳥は注意が必要です。

驚かせたり環境の変化で病気になることがあるので、その特徴を踏まえた上で大切に飼うことが、寿命を延ばすポイントになりそうです。食事や運動に気を使い、ストレスのない環境で飼育しましょう。

大型インコは一生の友としての覚悟が必要!

飼う上で、覚悟が必要なのは大型のインコです。その平均寿命は30年から50年以上です。場合によっては、人間より長生きすることもあります。

大型のインコは、マンションやアパートなどの集合住宅で飼うことは困難です。一軒家でも、体が大きいぶん鳴き声も大きいので、家族の了承や、ご近所への配慮も必要です。

あなたの年齢や、引越しなどの環境の変化で飼うことが困難になった場合に備えて、あらかじめ次の飼い主を探しておく必要もあります。もし大型インコの購入を考えているのでしたら、その点も踏まえた上で検討しましょう。

最も寿命が長かったインコって?

記録に残っている中で、最も長く生きたインコを種類別にご紹介します。中にはギネスブックの記録に残っているインコもいます。寿命の短い小型のインコでも、20年以上生きたケースがあるなんて驚きです。

【セキセイインコ】

29歳2ヶ月
もっとも長く生きたセキセイインコとして、ギネスブックに記録されているのが29歳2ヶ月です。セキセイインコの寿命は平均で7歳ほどです。長く生きたとしても10歳以上生きるのはまれです。平均寿命が7歳とすると、その4倍以上生きたことになります。
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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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