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【種類別】インコの寿命|セキセイインコ/オカメインコ

更新日:2024年03月08日

種類別インコの寿命一覧。ペットとして飼われているインコ類の寿命を、大きさや品種ごとにまとめた記事です。大型インコの中には、人間と同じくらい長生きすることも。また、インコの寿命を縮める原因や、長生きさせるためのアドバイスも記載しています。

【種類別】インコの寿命|セキセイインコ/オカメインコ

【オカメインコ】

32歳
ギネスブックの記録になっているのがアメリカの32歳のオカメインコです。オカメインコの平均寿命は約15歳ですので2倍以上長生きしています。

【コザクラインコ】

25歳
ギネスブックの記録としては残っていませんが、コザクラインコには22歳から25歳くらいまで生きたという話があります。コザクラインコの平均寿命は約8歳ほどで長く生きたとしても15歳です。長生きと言われる年齢より、さらに10年生きたことになります。

【コンゴウインコ】

87歳
こちらもギネスブックの記録です。その年齢は87歳です。コンゴウインコは、インコの中でもっとも大きな鳥で、寿命が長いことでも有名です。87歳ともなると、人間の寿命とほとんど同じです。

他にも、途中で飼い主が変わるなどして正確な年齢がわからないものの、100歳以上生きたと言われる大型のオウムもいます。あまりに長寿すぎて、飼い主のほうが先に亡くなってしまったり、保護施設に預ける事態になることもあります。大型のインコやオウムは、長く生きすぎた場合も考えた上で、購入を検討しなくてはなりません。

インコの寿命を延ばすには?

家族として迎え入れた愛鳥には、長生きして欲しいものです。日々の生活で、平均より寿命が短くなることもあれば、平均寿命よりも長く生きることもあります。後で後悔しないよう、日々の生活で注意すべきことは以下のとおりです。

【食事】

寿命を延ばすために、もっとも気をつけなくてはならないのが毎日の食事です。鳥に合った餌を与えることはもちろんですが、野菜や果物など、バランスを考えた食事を与えましょう。

理想は必要な栄養が入ったペレットですが、食べないインコもいます。その場合はシード類をメインに、副食として白いボレー粉や、新鮮な青菜を毎日与えましょう。また、飲み水も水道水で結構ですので、毎日新鮮な水を与えてください。

果物を与える場合は、量に注意します。特に小型のインコは、毎日果物を与えると糖分の取り過ぎで太ってしまうこともあります。肥満は病気を招き、寿命が縮む原因になります。果物は、時々おやつとして少量だけ与えましょう。

また、油分や糖分を含む人間の食べ物は、インコを太らせ、寿命を大きく縮める原因になります。決して与えないようにしましょう。
(例:チョコレート、コーヒー、アルコール類、スナック菓子、ネギ類、アボカド、リンゴの種など)

そして、毎日餌をきちんと食べているか、餌入れの中や、体重のチェックを欠かさないようにしましょう。インコは体調が悪い時、餌を食べるふりをして、まったく食べていないことがあります。鳥の食欲不振は死に直結します。食事量や体重が明らかに落ちている時は、すぐに病院へ連れて行きましょう。

【運動】

ずっとカゴの中にいると、ストレスが溜まり、筋肉も衰え、寿命が縮まる原因となります。毎日、30分から1時間だけでもカゴの外に出し、自由に部屋の中を遊ばせてあげましょう。その際は、部屋の中が鳥だけになることがないよう、必ず人間も傍にいましょう。

インコの放鳥中の事故として、狭い隙間に潜って出られなくなる、カーテンに爪が引っかかってはずれなくなる、窓や鏡にぶつかるといったものが挙げられます。また、観葉植物やタバコの吸い殻を口にしてしまい、中毒を起こすこともあります。事故やケガには十分注意し、常に人間の目の届く範囲で遊ばせましょう。

【日光浴】

天気の良い日は、10分から30分、日光浴を行います。鳥は、日光浴をすることで体に必要なビタミンDを作ります。ビタミンDが不足すると、体に必要なカルシウムを吸収することができず、骨に異常が現れたり、メスのインコは軟卵といった体の異常につながります。このビタミンDは食事から摂取できません。そのため、毎日の日光浴が欠かせません。

日光浴の際、屋外に出す場合は猫やカラスに注意し、人間が常に傍にいるようにしてください。また、夏場の日光浴は早朝やカーテン越しに行うなど、日射病に十分注意しましょう。

【温度】

インコは寒さに弱い鳥です。寒暖の差が激しい窓際や、風が入る部屋にカゴを置くと、体を壊す恐れがあります。また、ストレスにもなるので、寿命にも影響します。なるべく温度が安定した部屋か、もしくはエアコンを使用し、室温が一定に保たれるよう工夫しましょう。

特に冬は、落鳥の危険がもっとも高くなるシーズンです。特にセキセイインコなど、小型のインコは体が冷えやすいので、保温には十分注意してください。全身の羽毛を膨らませているのは『寒い』の合図です。エアコンの温度を上げたり、ペットヒーターをつけて防寒対策をしましょう。

どんなに温めても体をふくらませている場合は病気の可能性があります。様子を見て、場合によっては病院に連れて行きましょう。

【病気】

インコは、病気を隠す生き物です。気づいた時には手遅れになることもあります。そうならないよう、日頃から体重や食事、便の様子を記録し、おかしなことがあったらすぐ病院に連れて行けるよう、あらかじめかかりつけの病院を探しておきましょう。病気の兆候として、以下の点が挙げられます。

・餌を食べない
・暖かいのに羽根を膨らませている
・フンが水っぽい、下痢をしている
・止まり木に留まらない、落ちる
・おしりが汚れている
・自分で自分の羽根を抜く(毛引き)

上記の症状が見られたら、なるべく早く病院に連れて行きましょう。

愛鳥の寿命が長くなるも短くなるもあなた次第

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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