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パステルカラーのセキセイインコの特徴とは?性別の見分け方を解説

更新日:2024年01月31日

パステルカラーレインボーという種類のセキセイインコをご存じでしょうか。本記事では、セキセイインコの種類別の特徴や性別の見分け方などを、詳しく紹介していきます。パステルカラーレインボーが気になる、セキセイインコを飼いたいと考えている方はぜひご覧ください。

パステルカラーのセキセイインコの特徴とは?性別の見分け方を解説
「セキセイインコを飼いたいけど、どのカラーが人気なの?」
「パステルカラーレインボーってどんな色?」
「オスメスって見分けることってできるのかな?」
初めてセキセイインコを飼いたいと考えた時、分からないことがたくさん出てくるのではないでしょうか。

本記事では、セキセイインコのパステルカラーレインボーとは何なのか、カラーについてや性別の見分け方、カラー以外の部分に特徴を持ったセキセイインコの種類などを紹介していきます。

この記事を読み終わるころには、セキセイインコを見てどの子がパステルカラーレインボーなのか、カラーを理解できるようになり、自分のお気に入りの子を探すのに参考にすることができるようになります。

これからセキセイインコを飼いたい、パステルカラーレインボーのセキセイインコを探している方はぜひ読んでみてください。

パステルカラーのセキセイインコはパステルカラーレインボー

一般的なブルー系やライトグリーン系のセキセイインコと少し違い、ブルーとライトグリーンの混ざったパステル系の色をしている子がおり、パステルカラーレインボーと言われるセキセイインコがいます。

パステルカラーレインボーの中でも色の違いによってさまざまな種類に分けられています。

パステルカラーレインボーの他にも、パステルカラーレインボー・バイオレットやパステルカラーレインボー・ライラックといったように、そのセキセイインコの羽の色の特徴を表したカラー名になっています。

パステルカラーレインボーの特徴

頭部や顎に黄色が入っていて、体や羽の部分がブルーとライトグリーンの混ざった色をしている子が、全体の綺麗なグラデーションが理由でレインボーというカラー名で呼ばれています。

パステルカラーレインボーの子は、レインボーの特徴と一緒に、一般的なセキセイインコの羽にある黒いさざ波模様の部分が薄くなっていたり、ないという特徴を持っています。

その中でも羽のカラーは濃さがさまざまなので、選ぶときには色むらのない子を選ぶと成鳥になったときにより綺麗なパステルカラーレインボーのセキセイインコになるでしょう。

どのショップでもパステルカラーレインボーの雛は非常に人気が高く、ノーマルカラーのセキセイインコが約1000~3000円が相場のところ、約4000~6000円と少々高額になっています。

また、頭部の黄色が綺麗に濃いほど良いとされており、模様の入り方やパステルカラーの鮮やかさによっても変わってくる場合もあるので参考にしてみてください。

パステルカラーレインボーのセキセイインコの性別の見分け方

セキセイインコの性別は、「ろう膜」と呼ばれるくちばしの上の鼻の部分を見て判断するという方法が一番分かりやすいと言われています。

成鳥はろう膜の色がオスは青く、メスはピンクや茶色と違う色をしているので、そこを見て判断することができます。

セキセイインコの雛は、ろう膜がオスメスともにピンクで鼻孔周りがメスのみ白っぽくなっているのですが、ほとんど差が分からない程度なので雛のうちに性別を判断するのはとても難しいです。

ろう膜の色はだいたい生後6カ月頃の雛から若鳥になるタイミングで変化していくので、その頃には性別の判断がしやすくなります。

パステルカラーレインボーの子も、この判断の仕方を当てはめることができるので確認してみてください。

また、その頃になると発情期が始まる子もおり、性別を判断する際に参考にすることができます。

他にも足の色で見分けることもでき、オスは青っぽくメスは肌色っぽいと言われてますが、オスでも肌色っぽい子もいるため、あまり確実性はなく参考程度に覚えておくと良いでしょう。

メスは卵を産むために骨盤が広くなっているので、骨盤で見分ける方法もあるのですが、セキセイインコは小さいため素人での判別は難しいでしょう。

パステルカラーレインボーなど種類を問わず、どちらの性別が良いのか確実にしたい場合には、雛ではなく性別の判断の付きやすくなった生後6カ月以降の若鳥を検討してみてください。

パステルカラー以外のセキセイインコの種類

野生で見ることのできるセキセイインコは頭が黄色で体が緑、頭から翼・背中にかけて黒い縞模様のある1種類しか存在しておらず、まれに生まれるレアカラーの白や青の子は、野生では目立ってしまい生き残るのは難しいようです。

セキセイインコにはパステルカラーレインボーなど、品種改良を重ねてカラーにさまざまな特徴を持った子が約5000種類もいると言われています。

セキセイインコの中でも、パステルカラーレインボーという人気のある種類の紹介をしてきました。

パステルカラーレインボーのセキセイインコを見ても、一般的によく見かけるセキセイインコのイメージとは違ったように感じる方もいるのではないでしょうか。

ここからはパステルカラーレインボー以外のセキセイインコの特徴を紹介していくので、自分好みの子はなんという種類の子なのか、ぜひチェックしてみてください。

パイドの特徴

パイドというのはまだらという意味を持っており、腹部が黄色なら頭部も黄色というように、同じ色で帯状に色抜けしている子がパイドと呼ばれています。

羽の黒い模様は残っていますが、まれに頭部や腹部と同じ色の模様が入っている場合もあります。

色抜けしている色の部分の範囲は、その子によって違っていて模様が大きかったり小さかったりするので、模様の好みも見てみると良いでしょう。

パイドの子は、ろう膜の色がはっきりしている場合が多く、オスメスの判別がしやすいと言われており、上から見た時に羽の模様がV字に見えるようになっていたら「オパーリンパイド」と呼ばれます。

オパーリンの特徴

「ノーマル」と呼ばれるセキセイインコに見られる頭部から背中にかけての黒い縞模様がなかったり薄かったりして、羽にのみ黒い縞模様が残っているという特徴を持つのが「オパーリン」という種類です。

「オパーリンパイド」でも紹介したように、上から見たときに模様がない部分がV字になっていて、腹部と背中は同じ色になります。

体の色もカラーバリエーションが豊かで濃い薄いもさまざまなセキセイインコで、ペットショップなどでよく見かけるのはオパールの子が多いです。

パイドと同様に、ろう膜の色がはっきりしている場合が多く性別が分かりやすくなっています。

本記事で紹介している「パステルカラーレインボー」は頭部が黄色のオパーリンのことを表しています。

アルビノの特徴

色素が欠如していることから生まれる「アルビノ」という種類は、他の動物でも聞くことがあるように体全体の色が白く、目は赤いのが特徴です。

もともと遺伝子疾患等によって生まれてきたアルビノは、現在では品種改良され品種として確立される程になっています。

他のセキセイインコに比べて、目の色素が薄いため視力が悪く光にも弱いので、日光浴は必要ですが直射日光は避けるようにしましょう。

アルビノでも目の黒い子が生まれることがあり、「ホワイトブラックアイ」と呼ばれる大変珍しい希少価値の高い種類もいます。

視力が悪いせいか、性格的に少々臆病だと感じる子が多いようです。
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初回公開日:2022年09月13日

記載されている内容は2022年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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