パステルカラーのセキセイインコの特徴とは?性別の見分け方を解説
更新日:2024年07月18日
ノーマルの特徴
「並セキセイインコ」と呼ばれることのある原種に一番近いセキセイインコの種類で、ライトグリーンとブルーの2種類に分けられています。
背黄青(セキセイ)というセキセイインコの由来となっている通りのカラーで、黄色と青(緑)の体で、背中には黒い縞模様が入っているのがノーマルのライトグリーンです。
縞模様は貝殻に似ているということで、シェルマークと呼ばれており、原種に近い子ほど黒い縞模様がはっきりと表れます。
ノーマルのブルーの子は、元はライトグリーンから黄色の色素が抜けることで生まれた珍しい種類でしたが、品種改良が進みペットショップなどでも見かけるようになりました。
ノーマルの特徴的な黒の縞模様もあり、体の色はブルーの中でも、コバルト・バイオレット・ライトブルーと細かく分類されるほどバリエーションが豊かです。
原種に近く体が丈夫な子が多いため、初めてセキセイインコを迎えたいと思っている方におすすめです。
現在では、品種改良がかなり進んでおり、ペットショップでもパステルカラーレインボーやオパーリンといった種類をよく見かけるようになり、ノーマルは比較的希少価値の高い種類になりました。
背黄青(セキセイ)というセキセイインコの由来となっている通りのカラーで、黄色と青(緑)の体で、背中には黒い縞模様が入っているのがノーマルのライトグリーンです。
縞模様は貝殻に似ているということで、シェルマークと呼ばれており、原種に近い子ほど黒い縞模様がはっきりと表れます。
ノーマルのブルーの子は、元はライトグリーンから黄色の色素が抜けることで生まれた珍しい種類でしたが、品種改良が進みペットショップなどでも見かけるようになりました。
ノーマルの特徴的な黒の縞模様もあり、体の色はブルーの中でも、コバルト・バイオレット・ライトブルーと細かく分類されるほどバリエーションが豊かです。
原種に近く体が丈夫な子が多いため、初めてセキセイインコを迎えたいと思っている方におすすめです。
現在では、品種改良がかなり進んでおり、ペットショップでもパステルカラーレインボーやオパーリンといった種類をよく見かけるようになり、ノーマルは比較的希少価値の高い種類になりました。
ルチノーの特徴
アルビノと同様に色素が欠如しているのですが、黄色だけは残っているため体は黄色で目は赤いというのが特徴です。
ルチノーのセキセイインコも、強い光に弱いので直射日光には気をつけましょう。
頬に白い模様があるのがとても可愛らしく人気があると言われていますが、とても希少価値の高い種類で少々値段が高めになっています。
もともと希少価値の高いルチノーですが、ごくまれに黒目で生まれてくる子がおり、「イエローブラックアイ」という種類で更に珍しいです。
アルビノやルチノーは「イノ系」と呼ばれており、全身クリーム色の子はクリームとイノ系を合わせて「クレミノ」と呼ばれています。
ルチノーのセキセイインコも、強い光に弱いので直射日光には気をつけましょう。
頬に白い模様があるのがとても可愛らしく人気があると言われていますが、とても希少価値の高い種類で少々値段が高めになっています。
もともと希少価値の高いルチノーですが、ごくまれに黒目で生まれてくる子がおり、「イエローブラックアイ」という種類で更に珍しいです。
アルビノやルチノーは「イノ系」と呼ばれており、全身クリーム色の子はクリームとイノ系を合わせて「クレミノ」と呼ばれています。
ウイングの特徴
セキセイインコの特徴的な頭部から背中・羽にある黒の縞模様が薄く、灰白色や灰褐色なのが特徴です。
淡く美しい色合いで綺麗なのですがペットショップではあまり見かけることのない種類のセキセイインコで、カラーは大きく二つに分かれており、グリーン系のウイングが「イエローウイング」、ブルー系のウイングが「ホワイトウイング」と呼ばれています。
体の色が薄く紫がかっている子で「ライラック」と呼ばれる子もいるのですが特に珍しいため、あまり見かけることはできないかもしれません。
淡く美しい色合いで綺麗なのですがペットショップではあまり見かけることのない種類のセキセイインコで、カラーは大きく二つに分かれており、グリーン系のウイングが「イエローウイング」、ブルー系のウイングが「ホワイトウイング」と呼ばれています。
体の色が薄く紫がかっている子で「ライラック」と呼ばれる子もいるのですが特に珍しいため、あまり見かけることはできないかもしれません。
スパングルの特徴
羽にある黒の縞模様が細く縁取るような模様になっているという特徴があるのが「スパングル」という種類です。
その模様がスパンコールのように見えることから、スパングルと名付けられていると言われています。
一見してオパーリンと似ていますが、模様の入り方が違うという点に注意してみてください。
他の種類のセキセイインコと同様に、特徴的な羽の模様は薄かったり濃かったりしますが、そのことによる種類の違いはありません。
その模様がスパンコールのように見えることから、スパングルと名付けられていると言われています。
一見してオパーリンと似ていますが、模様の入り方が違うという点に注意してみてください。
他の種類のセキセイインコと同様に、特徴的な羽の模様は薄かったり濃かったりしますが、そのことによる種類の違いはありません。
ハルクインの特徴
頭部と胸部の色は同じ色の単色で、腹部のみ違う色が残って、背中と羽に現れる黒の縞模様が、あったりなかったりとまだらに抜けているという特徴を持っているのが「ハルクイン」という種類です。
イタリア喜劇のハーレクインに出てくる「アルレッキーノ」という人物が着ていた服の模様がまだら模様であったことから、「ハルクイン」という名前が付けられたと言われています。
ハルクインは上記で紹介したパイドの劣勢遺伝によって生まれた種類で、レセシブパイドと呼ばれることもあり、背中や羽の黒の縞模様がまだらになっているのは、その影響を受けているからです。
カラーバリエーションは豊富で、ホワイト系やイエロー系の他に、頭部がイエローの「四色ハルクイン」と呼ばれる珍しい種類の子もいます。
黄色のハルクインと白色のハルクインにはそれぞれ、「黄ハル」と「白ハル」といった呼び方もあり、ハルクインの中でも細かく分類されているので、違いを覚えておけると良いでしょう。
パステルカラーレインボーをはじめ、ここまで紹介してきたセキセイインコには、ほとんどの成鳥の目に、アイスリングという白目の部分が存在していますが、ハルクインはアイスリングがありません。
雛の頃は、ほとんどの子にはアイスリングはなく黒目がちで、生後半年頃から徐々にアイスリングが現れてくるため、その頃になるとハルクインの特徴として判断がしやすくなります。
アイスリングがあると、興奮状態になったときなど黒目が大小するので感情が分かりやすいのですが、アイスリングのない子は感情の判断が見た目では分かりにくいです。
パステルカラーレインボー同様、カラーによって値段は異なりますが、珍しいとされる四色ハルクインは少し高値で取引されています。
イタリア喜劇のハーレクインに出てくる「アルレッキーノ」という人物が着ていた服の模様がまだら模様であったことから、「ハルクイン」という名前が付けられたと言われています。
ハルクインは上記で紹介したパイドの劣勢遺伝によって生まれた種類で、レセシブパイドと呼ばれることもあり、背中や羽の黒の縞模様がまだらになっているのは、その影響を受けているからです。
カラーバリエーションは豊富で、ホワイト系やイエロー系の他に、頭部がイエローの「四色ハルクイン」と呼ばれる珍しい種類の子もいます。
黄色のハルクインと白色のハルクインにはそれぞれ、「黄ハル」と「白ハル」といった呼び方もあり、ハルクインの中でも細かく分類されているので、違いを覚えておけると良いでしょう。
パステルカラーレインボーをはじめ、ここまで紹介してきたセキセイインコには、ほとんどの成鳥の目に、アイスリングという白目の部分が存在していますが、ハルクインはアイスリングがありません。
雛の頃は、ほとんどの子にはアイスリングはなく黒目がちで、生後半年頃から徐々にアイスリングが現れてくるため、その頃になるとハルクインの特徴として判断がしやすくなります。
アイスリングがあると、興奮状態になったときなど黒目が大小するので感情が分かりやすいのですが、アイスリングのない子は感情の判断が見た目では分かりにくいです。
パステルカラーレインボー同様、カラーによって値段は異なりますが、珍しいとされる四色ハルクインは少し高値で取引されています。
カラー以外の特徴を持っているセキセイインコ
ここまではパステルカラーレインボーのように、カラーに特徴がある種類のセキセイインコを紹介してきました。
同じセキセイインコでも、色の違いによってさまざまな種類がいるということがわかったのではないでしょうか。
ここからはカラーや模様などではないところに特徴がある種類のセキセイインコを紹介していきます。
同じセキセイインコでも、色の違いによってさまざまな種類がいるということがわかったのではないでしょうか。
ここからはカラーや模様などではないところに特徴がある種類のセキセイインコを紹介していきます。
ジャンボセキセイインコ
その名前の通り、普通よりも大きいサイズのセキセイインコです。
普通サイズのセキセイインコの体長が約20センチで体重が約30~45グラムなのに対し、ジャンボセキセイインコは体長が約23センチで体重が約40~60グラムと、ひとまわり大きいのが特徴です。
上記で紹介してきた、パイドとスパングルは、ジャンボセキセイインコを元に品種改良されて生まれたと言われています。
見た目で分かる特徴としては、普通のセキセイインコよりもおでこが出ているので、目が毛に埋もれて分かりづらく、少し不機嫌そうな顔に見えるでしょう。
性格がおっとりしていておとなしい子が多いという特徴があるので飼いやすいのですが、変わっている種類のセキセイインコなので、少々高く取引されています。
普通サイズのセキセイインコの体長が約20センチで体重が約30~45グラムなのに対し、ジャンボセキセイインコは体長が約23センチで体重が約40~60グラムと、ひとまわり大きいのが特徴です。
上記で紹介してきた、パイドとスパングルは、ジャンボセキセイインコを元に品種改良されて生まれたと言われています。
見た目で分かる特徴としては、普通のセキセイインコよりもおでこが出ているので、目が毛に埋もれて分かりづらく、少し不機嫌そうな顔に見えるでしょう。
性格がおっとりしていておとなしい子が多いという特徴があるので飼いやすいのですが、変わっている種類のセキセイインコなので、少々高く取引されています。
羽衣セキセイインコ
日本が原産のセキセイインコで、頭部の梵天と呼ばれる部分と背中の羽衣と呼ばれる部分の毛が両方揃って巻いているという特徴を持つ子が「羽衣セキセイインコ」です。
巻き毛セキセイインコの一種で、梵天が綺麗な巻き毛で、つむじが見えていることが条件で羽衣セキセイインコという種類になるとされている程、厳しい条件で判別されています。
普通のセキセイインコのように雛の頃からペットショップなどに並ぶことはほとんどなく、飼う場合には成鳥からになることが多いので少々懐くのに時間がかかります。
条件が厳しいため、あまり数もおらず自分好みの子を飼いたい時には、遠方まで出向くことも検討しましょう。
性格や性別の見分け方・体格・カラーの種類などの特徴は、普通のセキセイインコと変わりません。
羽衣セキセイインコのほとんどは目が赤いのですが、まれに見られる黒い目の「ダブルファクター」と呼ばれる子は特に高値で取引されています。
もともと話し上手なこの多いインコですが、中でも羽衣セキセイインコは特に話し上手な子が多く、歌を歌ったり絵本の内容を話すなどできる子もいるようです。
巻き毛セキセイインコの一種で、梵天が綺麗な巻き毛で、つむじが見えていることが条件で羽衣セキセイインコという種類になるとされている程、厳しい条件で判別されています。
普通のセキセイインコのように雛の頃からペットショップなどに並ぶことはほとんどなく、飼う場合には成鳥からになることが多いので少々懐くのに時間がかかります。
条件が厳しいため、あまり数もおらず自分好みの子を飼いたい時には、遠方まで出向くことも検討しましょう。
性格や性別の見分け方・体格・カラーの種類などの特徴は、普通のセキセイインコと変わりません。
羽衣セキセイインコのほとんどは目が赤いのですが、まれに見られる黒い目の「ダブルファクター」と呼ばれる子は特に高値で取引されています。
もともと話し上手なこの多いインコですが、中でも羽衣セキセイインコは特に話し上手な子が多く、歌を歌ったり絵本の内容を話すなどできる子もいるようです。
セキセイインコは動物園で見ることはできるの?
初回公開日:2022年09月13日
記載されている内容は2022年09月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。