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猫がもみもみする理由・しない理由・痛い時の対処法|オス/甘え

更新日:2024年03月09日

猫が前脚を使って飼い主の体や毛布などをもみもみするしぐさは、とても可愛らしく和みます。このしぐさを、猫がどういった理由からしているのかご存知でしょうか?今回は、猫がもみもみする理由やその正式名称、もみもみしなくなった理由などをご紹介します。

猫がもみもみする理由・しない理由・痛い時の対処法|オス/甘え

猫にもみもみクッションは?

ジェックス もみふみ猫型

猫のもみもみ専用のクッションです。いつでもどこでもママの温もりを思い出して、もみもみできる玩具です。ママの温もり素材で、猫もうっとりです。価格は646円です。

猫がもみもみする時に腰を振るのはなぜ?

後ろ脚を使う場合

猫がもみもみをしながらカクカクと腰を振ることがあります。これはオスに見られる特有のしぐさで、性行動の一種です。

子猫時代の名残りであるもみもみが、お座りの格好であったり、体勢を低くして寝そべった状態でゆっくりと前脚で揉むのに対して、性行動からくるオスのもみもみの場合は、立ったままの体勢でのしかかるようにし、速めのリズムで後ろ脚を中心に使って揉みます。その際、揉んでいる場所を噛んだり、性器が露出していることもあります。

いつ頃から始める?

猫が性成熟するのは、つまり子づくりが可能になるのは、12~16ヵ月齢です。しかし、性行動のための準備行動は4ヵ月齢頃から始まります。人間で言うところの思春期にあたるこの時期に、性衝動の始まりとして、もみもみしながら腰を振り始めます。この行動は本能なので、手術を受けて生殖機能が失われたとしても残ることがあります。

ただし、環境の変化と共に急にやるようになった場合は、ストレスが溜まっている可能性がありますので注意しましょう。

猫がもみもみして噛むのはなぜ?

猫がもみもみをしている最中に、揉んでいる飼い主の体や毛布などを噛むことがあります。その理由は2つあります。1つはオスの性行動からくる場合です。もみもみをしていて気持ちが高まってしまった結果噛みます。マウンティングに近い行動です。自身の優位性の誇示であり、多頭飼いをしている場合に起こり得ます。

もう1つは、子猫時代の名残りからくる場合です。子猫が、母乳が出づらい時に乳頭を噛んで刺激する、その感覚で反射的に噛んでしまいます。温かくて柔らかい場所を好んでしてしまうので、飼い主の腕やお腹はターゲットになりやすいです。

猫のもみもみが痛い時はどうしたら良い?

猫が、もみもみをしている最中に爪を立ててしまう時があります。肌に立てられてしまうと痛いですが、猫には爪を出してしまうことに攻撃的な意味合いなどはなく、ただ単に爪の制御もできないくらいに甘えているだけなので、やみくもに怒ってしまうのはかわいそうです。

猫の爪を普段から切り揃えておいたり、伸びたままの場合は、猫の上半身が乗っている場所にタオルを挟むなどして、傷を負うのを防ぎましょう。厚手の服を着るのも有効です。

猫がもみもみしている時に気をつけたいこと

猫がもみもみのしぐさをしている様子はとても可愛らしいですが、気をつけたいことが1つあります。毛布の生地を揉んだり吸ったりしているウールサッキングの最中に、繊維を飲み込んで消化器を詰まらせてしまう危険性があることです。

大切な家族が苦しんでしまうことは、絶対に避けなければなりません。やめさせるには、飼い主が母親の代わりになってたくさん遊んであげて、子猫の時に甘えられなかったストレスを軽減させてあげましょう。毛布が置いてある部屋に猫を放置しないという対策もできます。

もみもみは猫のストレス解消法でもありますので、できることなら取り上げてしまいたくない行動です。可愛い猫のために、飼い主が小さな注意に気を配り、危険から遠ざけてあげましょう。

猫を思う存分甘えさせよう

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初回公開日:2017年10月28日

記載されている内容は2017年10月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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