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猫がひっかく理由とは?噛まれたりひっかかれた時の対処法ご紹介

更新日:2024年03月06日

猫を飼っていて、多くの人が悩むのが猫のひっかき癖です。ひっかくという行動は猫にとって本能の行動であるため、しつけてもなかなか治らない猫もいます。しかし、猫がひっかく原因を知ることで、適切な対処方法がわかることもあります。

猫がひっかく理由とは?噛まれたりひっかかれた時の対処法ご紹介
ひっかく癖を持った猫もいますが、そのひっかく癖をそのままにしておくと、家のあちこちをひっかいてしまったり、人をひっかく場合には怪我をしてしまうことになります。

そのため、飼っている猫にひっかく癖がある場合には、ひっかくことをやめるようにしつけてあげる必要があります。ただし、猫のひっかく癖をしつける方法はいくつかあり、猫の性格やひっかく原因に合わせて適した方法を選ぶ必要があります。

猫をひっかかせないようにしつける方法1:猫じゃらしなどのおもちゃを使って遊ぶ

猫が人の手足にじゃれついてくる場合は、飼い主と遊び足りていない可能性があります。そのような場合は、飼い主が遊んでくれると興奮して猫が力加減を間違ってしまうこともあります。

猫にひっかかれてしまうと怪我をしてしまうので、手足にじゃれつかせるのではなく、猫じゃらしなどのおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。

手足など直接触れないようにして遊ぶことで怪我を避けることができます。また、遊ぶ時間も増やしてあげましょう。

猫をひっかかせないようにしつける方法2::猫が爪を研ぐための場所を用意する

猫は爪を研ぐために家のあちこちをひっかいてしまうことがあります。そのような場合は、爪研ぎを準備してあげましょう。壁や柱よりも爪が研ぎやすければ、あちこちで爪を研がないようになります。

しかし、なかなか爪研ぎを使ってくれない猫もいます。そのときは猫が爪研ぎに興味を持つように、餌やマタタビの匂いをつけたり、よく爪研ぎをしている場所に設置するなどしてみましょう。

猫をひっかかせないようにしつける方法3:おねだりをしてきても無視する

餌が早く欲しいなどの自分が要求したいことがあるときに、意思表示としてひっかいてくる猫もいます。ひっかいてくることで、飼い主は猫が何かを要求しているということがわかりやすいというメリットはあります。

猫がひっかいてきたときに、その猫の要望に毎回応えていると、猫はひっかくことで自分のわがままを聞いてもらえると勘違いしてしまうことがあります。そのため、ひっかくことではわがままを聞いてもらえないと理解させることも重要です。

猫をひっかかせないようにしつける方法4:猫の気をそらせる

飼い主を見るとじゃれついて、飛びかかってくる猫もいます。猫がなつくことは良いことですが、いつも飛びかかられると、ひっかかれてしまう可能性も高くなります。

そのような場合は、手足にじゃれついてきたときに、おもちゃなどで気をそらせるようにしましょう。手足よりもおもちゃで遊ぶ方が楽しいと覚えると、飛びついてこなくなることがあります。

家の壁や柱で爪研ぎをしているときも、おもちゃで気をそらせて爪研ぎをやめさせましょう。

猫をひっかかせないようにしつける方法5:大きな音を立てて驚かせる

猫が飛びついて来たり、壁や柱で爪研ぎを始めたときに、近くにおもちゃがないという場合もあります。そのような場合には、手を叩くなどして大きな音で驚かせましょう。大きな音に驚いてひるむことで、猫の動きが止めらることもあります。

また、来客などで知らない人が家に来た際に、猫が威嚇して今にもひっかきそうというときにも、大きな音で驚かせましょう。驚いた猫は身を守るために、威嚇をやめてその場から離れることがあります。

猫に噛まれたりひっかかれたり時の対処法

どれだけ注意をして、しつけをしていても、猫と一緒に生活をしていればひっかかれてしまうこともあります。飼っている家猫であっても動物であることには変わりないので、その爪や歯には菌がいる可能性があります。

そのため、もし猫に噛まれたり、ひっかかれたりなどしたときには、適切な対処をしないと傷口から猫の持つ菌が入ってしまうことがあります。

猫に噛まれたりひっかかれたりした時の対処法:すぐに流水できれいに洗い流す

猫が持っている菌の中で注意が必要なのはバルトネラ菌です。バルトネラ菌は傷口から侵入してきます。

猫にひっかかれたことが原因となることが多いため、猫ひっかき病と呼ばれることもあります。飼い猫であっても7%の猫がバルトネラ菌を保有していると言われています。

そのため、猫にひっかかれたり、噛まれたりなどして傷を作ってしまった場合には、水道水で良いので、まずは傷口を綺麗に洗うようにしましょう。

猫に噛まれたりひっかかれたりした時の対処法:医療機関に受診する

猫にひっかかれたり、噛まれたりなどして傷ができてしまったときには、まず傷口を綺麗に洗います。そして、傷口をオキシドールやアルコールなどの消毒液で消毒しましょう。

しかし、猫にひっかかれたり、噛まれたりしたとき、すでに菌が侵入してしまっている場合もあります。猫ひっかき病の症状が出るまでは1週間以上かかるため、傷口が治ったからと安心してはいけません。

猫がひっかくのは本能

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初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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