猫が毛づくろいをする理由とは？猫のグルーミング方法とルール

猫が毛づくろいをしている時や、猫の毛づくろいに関して飼い主が気をつけておきたいことを3つほど紹介いたします。

まずは猫を定期的にブラッシングしてあげること、毛づくろいの様子を観察すること、換毛期に備えることです。

猫が自分で毛づくろいをしているとしても、飼い主による定期的なブラッシングはできるだけ毎日欠かさず行っていきたいところです。

というのも、猫の毛は軽くて宙に舞いやすく色んな場所につくこと、大量の毛を猫が飲み込んで喉に詰まらせてしまうようなこともあるため、ある程度人間の手でとれるものはとりましょう。

きちんとブラッシングをしてあげると、驚くほどたくさんの毛がとれることがあります。猫とのコミュニケーションのためにも、定期的に行いましょう。

毛づくろいをしている猫を観察して、毛づくろいをしすぎていないか確認しましょう。

食後でもなくリラックスするタイミングでもないのに毛づくろいをしている、換毛期でもないのに毛づくろいの頻度と長さが増した、という場合は要注意です。

ノミやダニが原因で特定の場所の毛づくろいを繰り返すことがあります。猫が毛づくろいをやりすぎていないか、食後などに観察しましょう。

猫の換毛期は春と秋の年2回が一般的で、この時期は毛の抜ける量がとくに増えるため、ブラッシングをしっかりするなど対策を行っておきましょう。

換毛期の毛づくろいでは猫の体内に入る毛の量も増えるため、吐き出す毛玉の量が増えます。室内に毛が舞うことにより、猫がくしゃみをすることもあります。

春や秋の季節の変わり目には猫も衣替えをするのだと考えて、ブラッシングをしっかりしてあげましょう。

猫は活動している時間のうち、1割から3割近くを毛づくろいに費やしていると言われています。高い頻度で行っているのでよく見かける行動ですが、この毛づくろいは猫の体調管理に非常に役立ち重要です。

猫がどうして毛づくろいをするのか、いつもどのタイミングで毛づくろいをし始めるのかを知ることで、猫がその時どんな気持ちなのかを知ることができるでしょう。