猫がイカ耳になるのはどんな感情のとき?耳からわかる猫の気持ち
更新日:2024年09月19日
イカ耳からわかる猫の気持ち6選
猫の耳には表情が表れやすいですが、耳の状態を表す言葉にイカ耳という物があります。別名「飛行機耳」とも言い、猫の耳が横にピンと張って平たくなっている状態です。この記事では、猫のイカ耳について詳しく紹介しています。
イカ耳から読み取れる猫の気持ち
- 不安を感じている
- イライラしている
- 警戒している
- 興味津々で何かに夢中になっている
- 怒っている
- 恐怖で服従している
イカ耳からわかる猫の気持ち1:不安を感じている
猫は自分と身の回りの安全を確認する際に、聴覚をフル活用します。耳が横を向いている時は、周りの音を少しも逃さないようにしている状態です。このような状態に猫がイカ耳になっている状態は、危険が迫っていないか不安になっているでしょう。
本来は野生の中で生きてきた猫にとって、物音は身の安全を確保する重要な情報源です。猫がイカ耳になっている時は、周りを警戒しながら情報を集めています。耳以外では、頭を左右に動かしていたり髭が前のめりになっている時も同じ状態です。
本来は野生の中で生きてきた猫にとって、物音は身の安全を確保する重要な情報源です。猫がイカ耳になっている時は、周りを警戒しながら情報を集めています。耳以外では、頭を左右に動かしていたり髭が前のめりになっている時も同じ状態です。
イカ耳からわかる猫の気持ち2:イライラしている
猫はイライラしている時にイカ耳になります。お気に入りのおもちゃがなかったり、構われたくなかったり、餌をもらえなかったり、騒音が気になるなど、猫がイライラする場面は日常にたくさんあります。
猫がイカ耳になっている場合は、何か不安にさせている物がないかを探し、心当たりのある物は猫から遠ざけるようにしましょう。またイカ耳の状態の猫を無理に構ったり、側で大音量の音楽を流している時は要注意です。イカ耳は嫌がってることを覚えておきましょう。
猫がイカ耳になっている場合は、何か不安にさせている物がないかを探し、心当たりのある物は猫から遠ざけるようにしましょう。またイカ耳の状態の猫を無理に構ったり、側で大音量の音楽を流している時は要注意です。イカ耳は嫌がってることを覚えておきましょう。
イカ耳からわかる猫の気持ち3:警戒している
猫は本来、野生で敵の気配を気にしながら生きる動物なので、物音にはとても敏感です。危険な目に遭わないように、警戒態勢を取っています。危険を察知した際には、イカ耳の状態で防御態勢に入り、その場から逃げられる準備をできるようにします。
この時は周辺をきょろきょろと確認する動作をしており、無理に構おうとすると攻撃してくる場合があるため、様子を見た方が身のためでしょう。無闇に撫でようとすると敵と判断され威嚇されてしまい、さらには猫パンチなどの攻撃を受ける場合があります。
この時は周辺をきょろきょろと確認する動作をしており、無理に構おうとすると攻撃してくる場合があるため、様子を見た方が身のためでしょう。無闇に撫でようとすると敵と判断され威嚇されてしまい、さらには猫パンチなどの攻撃を受ける場合があります。
イカ耳からわかる猫の気持ち4:興味津々で何かに夢中
猫がイカ耳になっている場合は、ほとんどがイライラしたり警戒している状態ですが、一方で何かに興味津々になっている際にもイカ耳になります。この時のイカ耳は怒っている時や警戒している時とは違い、耳が少し上を向いて後ろになびいています。
瞳孔が少し開き気味で興奮している時も、イカ耳になるでしょう。バイクや車の音、子供の声など、たまに耳にする興味深い音や不快になる音を集中して聞いている状態です。ほとんどの人が見かけるイカ耳は、この状態が最も多いでしょう。
瞳孔が少し開き気味で興奮している時も、イカ耳になるでしょう。バイクや車の音、子供の声など、たまに耳にする興味深い音や不快になる音を集中して聞いている状態です。ほとんどの人が見かけるイカ耳は、この状態が最も多いでしょう。
イカ耳からわかる猫の気持ち5:怒っている
猫がイカ耳になっている時は、主に怒りと恐怖を感じている時ですが、次の様子は怒っています。口角が後ろに引いてひげは側方に引き寄せられ、歯がむき出しになって瞳孔が狭くなっている時です。
猫同士でけんかをしている時は、相手に横向きになり、背中をアーチ状にして毛を立たせ、体を大きく見せることで相手を威嚇します。この場合、猫の怒りが収まるまでは無理に近寄らないように気を付けましょう。何も悪くないのに、攻撃される危険性があります。
猫同士でけんかをしている時は、相手に横向きになり、背中をアーチ状にして毛を立たせ、体を大きく見せることで相手を威嚇します。この場合、猫の怒りが収まるまでは無理に近寄らないように気を付けましょう。何も悪くないのに、攻撃される危険性があります。
イカ耳からわかる猫の気持ち6:恐怖で服従している
猫の瞳孔が大きく開いており、耳が頭にくっつくほど平たくなっているイカ耳になっている状態は怖がっている時です。普段はあまり目にしない状態ですが、飼いたての頃や引き取ったばかりの場合は環境に慣れていないため、イカ耳になる場合があります。
姿勢は相手を怒らせないように、丸まってなるべく目立たないようにします。猫の気持ちを尊重し、環境に慣れるまで気軽に待ちましょう。また喧嘩中にもイカ耳になり、勝つことを確信している時も、負けた場合もイカ耳になる場合があります。
姿勢は相手を怒らせないように、丸まってなるべく目立たないようにします。猫の気持ちを尊重し、環境に慣れるまで気軽に待ちましょう。また喧嘩中にもイカ耳になり、勝つことを確信している時も、負けた場合もイカ耳になる場合があります。
イカ耳以外にもある!耳でわかる猫の感情5つ
怒りや警戒とは別に、猫が甘えたがっている場合もイカ耳になっている場合があります。この状態は喉をゴロゴロと鳴らし、体をこすり付けて全身を使ってアピールするのが特徴的です。ここからは、イカ耳以外の耳で判別できる猫の感情について詳しく見ていきましょう。
耳でわかる猫の感情1:耳をピンと立てる
初回公開日:2019年08月06日
記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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