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睡眠時に鳴らすゴロゴロは何かのサイン?猫の寝る時間は意外と長い?

更新日:2024年11月15日

猫が喉をゴロゴロ鳴らすときに表している気持ちは、「満足している」「母子間でのコミュニケーションのため」「何かしらの異常事態が起こっているため」です。また、猫の生活リズムは人間とは違います。猫の習性を理解し飼い主と猫がお互いに快適に暮らせるようにしましょう。

睡眠時に鳴らすゴロゴロは何かのサイン?猫の寝る時間は意外と長い?

猫が鳴らすゴロゴロの意味とは?

猫ってとてもかわいいですよね。無防備な姿で寝ているところを観察するのは、飼い主として至福の時間です。

そして、猫を飼ったことがない方でも猫が喉をゴロゴロ鳴らすことをご存知の方は多いと思います。

しかし、猫が喉をゴロゴロ鳴らすことによってどんな気持ちを表しているのかを知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。今回は猫のゴロゴロと睡眠の不思議を紹介したいと思います。

ゴロゴロは猫の気持ちのバロメーター!

ゴロゴロが表している猫の気持ちとして大きく3種類あります。

1つ目は、喜びや幸せを感じているときです。飼い主に撫でてもらえたり、遊んでもらえた時など猫が満足している時に猫は喉をゴロゴロ鳴らします。

2つ目は、母子間でのコミュニケーションのためです。ミルクを飲んでいる時などにゴロゴロ鳴くことが多く、子ネコから母猫へしっかりミルクが飲めて安心していることを伝えています。

3つ目は、何かしらの異常事態が起こっている時です。体調がすぐれなかったり、不安があるときなどにもゴロゴロ鳴くことがあります。このときのゴロゴロ音は1つ目と2つ目に比べて低音であることが特徴です。

猫の睡眠時間はどのくらい?

皆さんは1日に猫が何時間ほど寝るかご存じですか?うちの子、こんなに長いこと寝てばっかりで大丈夫かな?と心配になってしまうほど、猫は本当によく寝る動物です。

寝ている猫はとてもかわいく思わず触りたくなってしまうかもしれませんが、あまりやりすぎてしまうと猫にとってストレスになってしまいます。

猫の生活リズムを理解し、猫が快適に暮らせる環境を作ってあげましょう。そうすることで猫との信頼関係にも繋がってくると思います。

猫の平均睡眠時間はどのくらい?

猫の平均的な寝る時間は約14時間と言われています。子ネコや老猫の場合は寝る時間が約20時間になることもあります。寝る時間が長いことから「寝子」が猫の語源であるという説まであるほどです。

一日の睡眠時間には猫によって差がありますので、よく寝る猫もいれば少し睡眠時間が短めの猫もいます。

また、寝ている時に体がピクピク動くことがありますがそれは夢を見ているからだといわれています。

寝ては起きての繰り返し

猫の睡眠は人間と同じで、深い眠りと浅い眠りが交互に繰り返されながら眠っています。人間と違うところは猫は深い眠りの時間が極端に短く浅い眠りの時間が長いことです。猫の平均的な寝る時間は約14時間ですが、本格的に熟睡しているのはそのうち3時間ほどです。

熟睡している時は中々起きませんが、浅い眠りの時は少しの物音でもすぐに目を覚まして周囲を見回して安全確認を行います。安全確認ができれば再び寝ます。

猫はもともと野生で生きていた生き物ですので、長いこと熟睡してしまうと危険にさらされてしまう可能性が高くなってしまいます。できるだけ安全に野生で生き抜くために身に着けた、猫の習性の名残なのですね!

猫が寝る時間なのに寝ないのはなぜ?

いつもは寝る時間なのに、寝ないと気になってしまいますよね。しかし、寝ない原因もある程度わかってきていますので焦らずに一つ一つ確認してみましょう。

いつもは寝る時間なのに寝ない原因として考えられることには大きく4つあります。それは、「薄明薄暮性のため」「お腹が空いている」「トイレが清潔に保たれていない」「寂しさや不安を抱えている」の4つです。
  1. 薄明薄暮性のため
  2. お腹が空いている
  3. トイレが清潔に保たれていない
  4. 寂しさや不安を抱えている

1:薄明薄暮性のため

薄明薄暮とは、日の出前や日没前のうっすらと明るい状態のことを言います。人間は明るい時間帯に活動しますが、猫はもともと夜行性の動物であり、人間とは活動する時間帯が異なります。これにより、寝る時間も変わってきます。

いつもは寝る時間なのに寝ない時は、このような猫にもともと備わっている習性が関与しているかもしれません。なんで寝ないの?と気にしすぎずに、これも猫の習性なんだなと見守ってあげてください。

この他にも、いくつか考えられる寝ない原因がありますが当てはまらなければ、猫が薄明薄暮性の動物であることが原因であることが考えられます。

2:お腹が空いている

お腹が空いている場合、エサをもらうために夜中に鳴くことがあります。その場合はエサの量が適切なのかを確認するとともに、エサを与える時間帯も確認してみてください。

単純に量を増やしたり鳴くたびにエサを与えてしまうと、肥満に繋がってしまい健康上よくないので注意しましょう。

朝と夜の2回エサを与えている場合は、夜のエサを与える時間を少し遅めにしてみたり、朝のエサの量を少なめにして夜のエサの量を増やしてみるなど調節してください。
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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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