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猫が毛布を噛む4つの意味と対処法|猫の行動から気持ちを知ろう!

更新日:2024年08月18日

猫が毛布を噛んでしまうのは、毛布の繊維が猫の腸に詰まってしまう可能性もありますし、毛布自体が痛んでしまいますし、なるべくやめさせたいですよね。今回は、猫が毛布を噛んでしまう理由と、毛布を噛むことを辞めさせられる方法をご紹介します。

猫が毛布を噛む4つの意味と対処法|猫の行動から気持ちを知ろう!

毛布を噛む意味

猫を飼っていると、毛布に噛みついている姿を見たことがある人も多いでしょう。

毛布を噛んでいる姿はかわいいですが、でも、お気に入りの毛布を噛まれてしまうのも、毛布がダメになってしまいますし、ちょっと困ってしまいます。

では、猫はなぜ毛布を噛むのでしょうか。今回は猫が毛布を噛む理由についてと、噛むのをやめさせられるような方法をご紹介します。

毛布を噛む意味

  1. 離乳が早かった
  2. 遺伝
  3. オスに多いマウンティング行為
  4. ウールサッキング

毛布を噛む意味1:離乳が早かった

特に子猫が毛布を噛む理由の一つに、離乳が早かったことがあげられます。

本来、猫は生後4週間ほどで離乳をするのですが、それより前に離乳してしまうと、お母さんの母乳を吸う行為の代わりに毛布を噛んでしまうという場合があります。

これは、お母さんにもっと甘えたかったストレスで起こっているのではないかとも考えられています。

毛布を噛む意味2:遺伝

特定の品種に多い行為なので、遺伝的な要因があるとも考えられています。

毛布やクッションを噛んだり、なめたりする行為はウールサッキングともよばれていますが、この行為はシャムやヒマラヤン、日本猫などのアジア系の品種の猫に特に多くみられる行為でもあります。

そのため、なんらかの遺伝的要因が関係しているのではないかと言われています。

毛布を噛む意味3:オスに多いマウンティング行為

オスの場合はマウンティング目的で行っている可能性があります。

マウンティングとは交尾の練習としての役割があり、生後4か月以降のオスが毛布を噛んだりしている場合は、マウンティング目的で行っている場合があります。

マウンティング行為は、去勢済のオスでも行うことがあります。マウンティングの場合は、毛布を吸うだけではなく、噛んだり、腰を押し付けるような行動をしているのが特徴です。

毛布を噛む意味4:ウールサッキング

猫の中にはウール(羊毛)の匂いに反応して毛布を噛んでいる場合があります。

人間にはわからない程の匂いですが、羊毛でできた毛布には、ラノリンという羊の脂の成分がしみ込んでいることがあります。

このラノリンという成分の匂いは、人間の汗の匂いや、母猫の母乳の匂いにも似ていると言われているため、その匂いをかぎ取って毛布を噛んでいるとも考えられています。

噛む以外の猫が毛布に対する行動と意味

猫が毛布にする行為には、毛布を噛む意外にも、踏んだり吸ったり、いろいろなものがあります。

毛布の上でふみふみ足踏みをしたり、ちゅうちゅうと吸ったり、揉んだり、ただ噛んだりするだけではなく毛布に執着する猫ちゃんも、それぞれの行動に意味があります。

噛む以外の猫が毛布に対する行動と意味1:ふみふみ足踏みする

猫が毛布をふみふみしているのは甘えている証拠です。

生まれたばかりの子猫は、母乳の出を良くするために、母猫のおっぱいをふみふみしながら飲みます。

そのため、毛布などのあたたかくて柔らかいものに触れると、その時の感触や気持ちを思い出してふみふみ足踏みする猫がいます。

こんなときは、赤ちゃんのときを思い出して幸せな気持ちで甘えている証拠なので、静かに見守ってあげましょう。

噛む以外の猫が毛布に対する行動と意味2:吸う

毛布を吸っているのは、人間でいうおしゃぶりと同様の意味があります。

猫が毛布やタオルなどを吸うのは、ふみふみ足踏みするのと同様に、お母さん猫のおっぱいを吸っていたことを思い出して、リラックスして甘えている証拠です。

人間で言うところの赤ちゃん返りに近い行為ともいえます。飼い主に甘えたくて毛布を吸っている可能性があります。

噛む以外の猫が毛布に対する行動と意味3:揉む

次のページ:毛布を噛むのをやめさせる方法・対処法

初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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