猫が二本足で立ち上がる11の理由｜かわいい直立に意味がある

放心状態であるから猫が二本足で立ち上がります。考えていることとまったく違ったことが目の前で起きた時、猫は「嘘でしょっ、信じられない」と驚くと二足立ちになります。

そして、背筋をピンと立てた二本足で立つ猫は、目の前の状況を見て成り行きを確認したいことが立ち上がる理由です。

そして、我に返るまで立ったままの状態で動かないので、心配した人が「どうしたの」と声を掛けるとやっと我に戻り、二足立ちをやめます。

見えないものを見ようとしていると猫が立ち上がります。ふとショーウィンドウの中に興味をそそるものが飾られてあった時、「何だろう」と強く惹かれることが立ち上がる理由です。

そして、二足立で立つ猫は、自分が強く興味があると感じるものがよく見えないときは二本足で立ち、背筋をピンと伸ばして見えないものを見ようとします。

立つことが得意技であるから猫が立ち上がります。何度も立ち上がるうちに「立つことができるんだ」と得意になった猫は、興味のある人に二本足の姿を見せてかわいいと感じてほしいと考えます。

また、落ち込んだ人や猫がいると得意技の二足立ちを見せて、楽しませてあげたいと考えると立ってまま二足歩きをして、さらに楽しませたいと考えることが立ち上がる理由です。

猫が直立できるのには幾つかの理由があります。では、猫の後ろ脚はとても発達している、バランス感覚が優れている2つの理由をとりあげて、それぞれ詳しくご紹介していきます。

猫の後ろ脚はとても発達しているから直立ができます。ジャンプをしたり、走る時に後ろ脚を頻繁に使っていますから、自然と筋肉が鍛えられ、直立できるほど発達します。

そのため、二足歩行ができたり、二本足で直立をしたまま長い間立っていることが可能です。

また、直立したまま後ろの二本足で立ち上がり、座れるほど後ろ脚の筋力は発達している猫は、そのまま二本足でジャンプして着地するなどの行動もできます。

バランス感覚が優れていることが猫が直立できる理由です。長い尻尾でバランスをとりながら直立のまま二足立ちでしっかり立つことができます。

後ろ脚は筋肉も発達していますから、左右に傾いてもまた直立にバランスを戻し、さらに尻尾で直立にできるから長い間直立ができます。

この猫のバランス感覚は背筋をピンと伸ばした状態のまま長い間直立していられるほどで、フラフラもしません。

猫が直立以外にできる行動が幾つかあります。立ち上がる他にどのような行動ができるのか気になる人のために、猫が直立以外にできる行動について3つピックアップし、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

猫が直立以外にできる行動には、完全な二歩足立ちができます。膝が曲がることなく、脚全体がきれいに伸びた状態のまま歩くことができますし、背筋をピンと立たせて流暢に歩けます。

また、二本足で素早く立ち上がれる動作もできる猫は、おもちゃを銜えたまま二本足でバランスよく歩くことも可能です。二本足のまま飼い主に「遊んで」とおもちゃを渡すこともできます。