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猫がおしりをあげるのはどうして?猫がおしりを向けてくる理由を解説

更新日:2024年04月04日

猫がおしりを向けてくる理由は、大きく分けて信頼しているから、安心できる場所であるから、守ろうとしているから、臭いを嗅いでよいという意思表示、なでてほしいという心理の5つがあります。尻尾の付け根を優しくなでたり叩いてあげたりしましょう。

猫がおしりをあげるのはどうして?猫がおしりを向けてくる理由を解説
尻尾の付け根をなでていると、どんどんおしりをあげてくる猫がいます。

尻尾の付け根をなでていると、まるで催促するようにおしりが上がっていく猫がいます。しまいには胸を床につけて、おしりだけを高くあげる子もいます。

これらは一体どんな心理状態なのでしょうか。主な理由を3つあげてみます。

猫の尻尾の付け根をなでるとおしりをあげる理由1:気持ちいいから

猫の尻尾の付け根をなでるとおしりをあげる理由は、付け根に神経が集中していてなでられると気持ちがいいからだと言われています。

猫をなでているとおしりをあげる猫がいます。そんな時の猫の心理は、なでられて気持ちがいいと感じる場所を示してくれています。

ただ、神経が集中しているだけにあまり強い力でなでると痛がってしまうこともあるため、猫の様子を見ながらなでましょう。気持ちがいいと、どんどんおしりをあげる様子が見られることもあります。

猫の尻尾の付け根をなでるとおしりをあげる理由2:ゾクゾクしている

付け根をなでられると、くすぐったくてゾクゾクしておしりをあげる猫もいます。

人間でもマッサージをしていてもらっても、気持ちいいというよりくすぐったくでゾクゾクしてしまう人がいます。

猫も同じで、気持ちよくてどんどんおしりをあげるというよりは、くすぐったさから逃れるためにおしりをあげる場合があります。

くすぐったくておしりをあげる猫は、飼い主のなでる手から逃げようとするので、猫の様子をよく見て、気持ち良いのかくすぐったがっておしりをあげるのか、観察しながらなでましょう。

猫の尻尾の付け根をなでるとおしりをあげる理由3:生殖行為の刺激と似ているため

尻尾の付け根をなでられたり、おしりや腰をトントンとなでたり叩いたりする刺激が、メスが生殖行為で得る刺激と似ているためにおしりをあげる猫がいます。避妊手術前のメス猫が多くおしりをあげる子が多いです。

しかし、オス猫や避妊手術後のメス猫も同じようにおしりをあげる子がいます。フェロモンが出る分泌腺がおしりにあるため、オスメス関係なく尻尾の付け根やおしりを触られることを好む猫がいます。

猫の尻尾の付け根を触る方法

猫の尻尾の付け根は大変敏感なため、触らせてくれる子と嫌がる子がいます。

ただ付け根をぎゅっと強い力で握ったり、強く叩いたりすると嫌がって逃げてしまうでしょう。どのように触れたら良いのか、2つの方法を挙げます。

猫の尻尾の付け根を触る方法1:触るときは優しくトントンしてあげる

猫の尻尾の付け根を触るときは、二本か三本の指で優しくトントンと叩いてあげましょう。

猫の尻尾の付け根には神経が集中しています。なでられてマッサージされているように気持ち良いと感じる猫がいるのも、くすぐったいと感じる猫がいるのもこのためです。

なので、あまり強い力で触ると痛がって嫌がります。ニ、三本の指で優しく叩いてあげると喜ぶ猫もいるので、猫の様子を見ながら優しくトントンしてあげましょう。

気持ちがいいとおしりをあげる、尻尾をぴんとあげるなどのサインを出してくれます。

猫の尻尾の付け根を触る方法2:尻尾の付け根に力を入れ過ぎない

尻尾の付け根は神経が集中する急所でもあるため、あまり強い力で触りすぎると嫌がります。

猫の尻尾の付け根は専門用語で馬尾(ばび)と呼ばれていて、多くの神経が集中しています。くすぐったがっておしりをあげる猫がいるのは上に書きましたが、中には痛がって逃げてしまう子もいます。

そんな時は力を入れすぎている場合があります。猫の様子を良く見ながら、逃げる素振りを見せるようなら力を弱めましょう。もちろんそれでも逃げてしまう子もいるので、その子に合った触れ方を心がけましょう。

猫の尻尾の付け根を触る時の注意点

とても敏感な尻尾の付け根に触れる場合には注意点が2つあります。

猫の機嫌もありますし、様子を注意深く見ながら触れるのが良いでしょう。注意すべき点を2つ挙げます。

ご参考ください。
次のページ:猫のおしりを向けるしぐさは飼い主に対する信頼の証

初回公開日:2019年08月07日

記載されている内容は2019年08月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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