猫がおしりのにおいをかぐのはなぜ?理由7つとフレーメン反応のメカニズム
更新日:2024年08月24日
猫が他の猫のおしりのにおいをかぐことは、相手の情報を得たり、挨拶などの意味があります。しかし、猫ではない飼い主に対して、臭いを確認してくる猫もいます。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由1:挨拶
先に述べた通り、猫同士がおしりのにおいをかぐことは挨拶の意味を持つこともあります。
同じような感覚で飼い主に挨拶をしようと、飼い主に近寄ってきて、飼い主のにおいを嗅ぐこともあります。
特に、臭いを嗅いで鼻をツンツンとしてくるのは母猫や兄弟などの親密な関係で、気を許している猫同士がする挨拶です。
そのため、臭いを嗅いで、鼻をツンツンしてきた場合には飼い主をそれだけ信頼しているということになります。
同じような感覚で飼い主に挨拶をしようと、飼い主に近寄ってきて、飼い主のにおいを嗅ぐこともあります。
特に、臭いを嗅いで鼻をツンツンとしてくるのは母猫や兄弟などの親密な関係で、気を許している猫同士がする挨拶です。
そのため、臭いを嗅いで、鼻をツンツンしてきた場合には飼い主をそれだけ信頼しているということになります。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由2:嗅ぎ慣れない匂いがする
猫は臭いに非常に敏感です。そのため、飼い主からいつもと違う臭いがした場合には、自分にとって危険な状態でないかどうかを確認する必要があります。
しかし、飼い主の臭いもするため、最初は少し恐る恐るですが、安全が確認できると何事もなかったかのように、いつもの態度に戻ります。
ただし、柑橘系やコーヒー、香水などの猫が嫌がる臭いがする場合は飼い主に近づかずに、臭いが消えるまで離れてしまうという猫もいます。
しかし、飼い主の臭いもするため、最初は少し恐る恐るですが、安全が確認できると何事もなかったかのように、いつもの態度に戻ります。
ただし、柑橘系やコーヒー、香水などの猫が嫌がる臭いがする場合は飼い主に近づかずに、臭いが消えるまで離れてしまうという猫もいます。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由3:美味しそうな匂いがする
猫は臭いに敏感です。そのため、飼い主が食事などをして帰ってくると、飼い主に付いた食べ物の臭いを察知して、臭いを嗅ぎにくることもあります。
猫によっては食べ物をくれるのではないかと期待して、臭いを嗅ぎ終えると鳴き声で催促をしてくることもあります。しかし、何も食べ物をくれないとわかると、冷たく反応されてしまうこともあります。
猫によっては食べ物をくれるのではないかと期待して、臭いを嗅ぎ終えると鳴き声で催促をしてくることもあります。しかし、何も食べ物をくれないとわかると、冷たく反応されてしまうこともあります。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由4:お腹が空いている
上記で述べた通り、飼い主から食べ物の臭いがすると、飼い主の臭いを嗅いでから、鳴き声で食べ物を催促することはよくあります。
もし、このときに飼い主が食べ物が欲しいことを察知して、おやつなどを毎回あげると、猫は臭いを嗅いで鳴き声で催促をすればおやつがもらえると覚えてしまうことがあります。
催促をすればおやつがもらえると学習した猫は、お腹が減ると、飼い主の臭いを嗅ぎに行き、催促の鳴き声をあげるようになることがあります。
もし、このときに飼い主が食べ物が欲しいことを察知して、おやつなどを毎回あげると、猫は臭いを嗅いで鳴き声で催促をすればおやつがもらえると覚えてしまうことがあります。
催促をすればおやつがもらえると学習した猫は、お腹が減ると、飼い主の臭いを嗅ぎに行き、催促の鳴き声をあげるようになることがあります。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由5:マーキングしている
猫が近寄ってきて、飼い主の臭いを嗅いだあとに、顎の下辺りをこすりつけてくることがあります。先に述べた通り、猫の顎下には臭腺があり、顎下をこすりつけることはマーキング行動となります。
ただし、家猫の場合は飼い主を縄張りの範囲としてマーキングするのではなく、自分の臭いをつけることで、信頼できる人という意思表示をしています。
ただし、家猫の場合は飼い主を縄張りの範囲としてマーキングするのではなく、自分の臭いをつけることで、信頼できる人という意思表示をしています。
猫がおしりの匂いを嗅ぐと変な顔をするのはなぜ?
猫は他の猫のおしりのにおいをかぐことがあります。このとき、おしりのにおいを嗅いだ猫が変な顔になってしまうことがあります。これは決して、相手のおしりが臭かったわけではありません。
口を開けてフリーズする「フレーメン現象」
猫が他の猫のおしりのにおいをかぐときに、口を半開きにして、変な顔のまましばらく動かなくなってしまうことがあります。
これはフレーメン現象やフレーメン反応と呼ばれるもので、猫は嗅いだ臭いを上あごにある嗅覚器官で情報分析を行います。分析しているときには、口が開き、動きが止まります。
これはフレーメン現象やフレーメン反応と呼ばれるもので、猫は嗅いだ臭いを上あごにある嗅覚器官で情報分析を行います。分析しているときには、口が開き、動きが止まります。
「フレーメン現象」のメカニズム1:フェロモンを嗅ぎ取っている
上記で述べた通り、猫は上あごにある嗅覚器官で臭いの情報を分析しています。その嗅覚器官はフェロモンを嗅ぎ分けることができると言われています。
フェロモンは通常の食べ物などの臭いとは違って、分子が非常に細かいです。猫はその嗅ぎ分けることが難しいフェロモンを嗅ぎ分けるために、フレーメン反応が起こります。
フェロモンは通常の食べ物などの臭いとは違って、分子が非常に細かいです。猫はその嗅ぎ分けることが難しいフェロモンを嗅ぎ分けるために、フレーメン反応が起こります。
「フレーメン現象」のメカニズム2:匂いを判別中
フレーメン反応が起こっているときの猫は、臭いの情報分析に集中しています。そのため、いつもは俊敏な猫でも動きが止まってしまいます。
また、動きが止まっている間に、目や口が半開きになったりなどするため、その表情はユニークで、可愛らしい生理反応としてフレーメン反応中の猫の表情が好きという猫好きもいます。
また、動きが止まっている間に、目や口が半開きになったりなどするため、その表情はユニークで、可愛らしい生理反応としてフレーメン反応中の猫の表情が好きという猫好きもいます。
初回公開日:2019年08月09日
記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。