猫が目を細める時はどんな気持ち？行動の意味と理由をご紹介

猫の表情は意外と豊かなのをご存知でしょうか。

その中でも可愛らしいのが、目を細める表情です。ふとした瞬間に見せてくれるこの表情に、心を奪われた人も多いのではないでしょうか。

実は、猫が目を細めるのにはこんな理由がありました

猫が目を細める理由の1つ目は、あなたの事が好きだという愛情表現です。

猫は目を合わせると喧嘩を売っているという意味になってしまうのですが、目を細める事で愛情表現に変わります。

「あなたが好きです。もっと仲良くなりたいな」と伝えてくれています。

もし猫が、目を細めてこちらをじっと見てきたら、あなたも目を細めて愛情を返してあげましょう。

猫が目を細める理由の2つ目は、気分が良い事の現れです。

大好きな飼い主の近くに居られて気分が良くなると、満足そうに目を細めてくれます。これは飼い主だけにしか味わえない気分でしょう。

ただし、猫は気分屋な生き物です。気分が良さそうだからと言って構いすぎると痛い目に遭うため、適度な距離感は忘れないようにしましょう。

猫が目を細める理由の3つ目は、ただ眩しがっているための場合もあります。

猫も人間と同様、眩しい時は目を細めます。暗いところからいきなり明るくなったりした時などによく見られるでしょう。

しかし、猫の目は光にあまり強くないと言う事を知っておきましょう。暗いところでも目が利く猫は、明るく強い光は眩しすぎてしまいます。

猫が目を細める理由の4つ目は、リラックスして安心しているからです。

リラックスしていると顔の筋肉も緩み、瞼が落ちてきて目が細くなります。安心しすぎて、そのまま寝てしまう子もいるでしょう。

お気に入りの場所に座って目をトロンと細めている時は、猫ちゃんのリラックスタイムです。邪魔をしないようにそっとしておいてあげましょう。

猫が目を細める理由の5つ目は、食べ物がおいしい時です。

猫も人間と同じように、美味しいと思うと目が細くなります。そんな猫を見ていると、思わず幸せになれるくらい満足そうに目を細めます。

猫にあげる餌に迷っていたり、どの餌が好きなのかわからない時は、ご飯を食べている猫をよく観察しておきましょう。

餌が美味しければ目を細めますし、逆にまずい時は目をきつく閉じてしまいます。餌選びの参考にしてみてください。

猫が目を細める最後の理由は、ケガなどで目が不調な時です。

猫の目はとても敏感で、猫種によっては目の病気になりやすい子もいます。上記のどれにも当てはまらないような状況の時は、目をよく見てあげましょう。

目を細める以外にも、目やにが溜まっていたり炎症が見られた場合は、直ぐにかかりつけのお医者さんに診てもらうようにしてあげて下さい。

猫が目を細めるのには、さまざまな理由があるのをわかっていただけたでしょう。そこで、猫が目を細めている時の注意点もお伝えしておきます。

上記にも少し書きましたが、猫が目を細めている時に過度に構うのはやめましょう。猫の気持ちを尊重して、ゆっくり見守ってあげて下さい。