なぜ猫はおしりをあげるのか?シーンによって違う猫の気持ちを考えてみよう
更新日:2024年09月21日
尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由
猫が触られて嫌がる身体の部分といえば、尻尾が有名です。それにもかかわらず尻尾の付け根であれば、なでるとどこか気持ちよさそうにおしりをあげるリアクションを取る猫もいます。これはなぜなのでしょうか。
この項目では尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由について紹介しています。
この項目では尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由について紹介しています。
尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由
- 気持ちいいから
- くすぐったくてゾクゾクしている
- 生殖行為の刺激と似ているから
尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由1:気持ちいいから
付け根をなでると猫がおしりをあげるのは本当に気持ちがいいと思っているからです。
尻尾の付け根には神経が多く集中していますので、非常に敏感です。しかし顔が届きにくいため舐めてお手入れすることが難しい部分でもあります。
そこで飼い主が尻尾の付け根をなでてマッサージしてあげると猫はとても喜びます。気持ちよくて思わずおしりをあげる行動につながってしまいます。
尻尾の付け根には神経が多く集中していますので、非常に敏感です。しかし顔が届きにくいため舐めてお手入れすることが難しい部分でもあります。
そこで飼い主が尻尾の付け根をなでてマッサージしてあげると猫はとても喜びます。気持ちよくて思わずおしりをあげる行動につながってしまいます。
尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由2:くすぐったくてゾクゾクしている
上述したとおり、尻尾の付け根には神経が集中しています。とても敏感な場所ですので、触られるとくすぐったいと感じて自然とおしりがあがる猫も多いです。
ヒトも脇や足の裏など神経が多いところを触られるととてもくすぐったいものです。それと同じように尻尾の付け根をなでられると猫はくすぐったく感じ、思わずおしりをあげるのではないかと考えられています。
ただしくすぐったいという感情をあまり好きではない猫もいますので、嫌がっているようであれば尻尾の付け根をなでるのは控えたほうが良いでしょう。
ヒトも脇や足の裏など神経が多いところを触られるととてもくすぐったいものです。それと同じように尻尾の付け根をなでられると猫はくすぐったく感じ、思わずおしりをあげるのではないかと考えられています。
ただしくすぐったいという感情をあまり好きではない猫もいますので、嫌がっているようであれば尻尾の付け根をなでるのは控えたほうが良いでしょう。
尻尾の付け根をなでると猫がおしりをあげる理由3:生殖行為の刺激と似ているから
尻尾の付け根をなでておしりをあげるのはオスよりもメスの方が多いです。それは尻尾の付け根への刺激が生殖行為の刺激とよく似ているためであると考えられています。
特に避妊手術前のメスの場合はその傾向が強いです。発情させているのかと思うと少し抵抗感が生まれる方も多いでしょうか。
実際にはオスもメスも関係なく、尻尾の付け根をなでられることが大好きな猫はたくさんいますので、おしりをあげるからといって発情しているとは限らないことを認識しておきましょう。
特に避妊手術前のメスの場合はその傾向が強いです。発情させているのかと思うと少し抵抗感が生まれる方も多いでしょうか。
実際にはオスもメスも関係なく、尻尾の付け根をなでられることが大好きな猫はたくさんいますので、おしりをあげるからといって発情しているとは限らないことを認識しておきましょう。
それ以外の時の猫がおしりをあげる理由
尻尾の付け根をなでたとき以外にも猫がおしりをあげる理由はいくつか存在します。その中には意外と知られていない、勘違いされやすい理由もあります。
勘違いで猫の本当の気持ちをわかってあげられなくては悲しい思いをしてしまいます。この項目ではそんなおしりをあげる猫の様ざまな理由についてまとめました。
勘違いで猫の本当の気持ちをわかってあげられなくては悲しい思いをしてしまいます。この項目ではそんなおしりをあげる猫の様ざまな理由についてまとめました。
それ以外の時の猫がおしりをあげる理由1:前かがみになっておしりをあげるのは攻撃する前のスタイル
前かがみになっておしりをあげるのは攻撃する前のスタイルであることが多いです。これは狩をするときのネコ科の動物にはよく見られるスタイルです。
他にも敵の猫と威嚇しあっているときにこのおしりをあげるスタイルはよく見られます。「こっちはいつでも攻撃できる」という意思の現れであるといわれています。
つまりこの姿勢のときは基本的に機嫌が悪いことが往々にしてありますので、空気を読んであまり関わらないようにするのがベストでしょう。
他にも敵の猫と威嚇しあっているときにこのおしりをあげるスタイルはよく見られます。「こっちはいつでも攻撃できる」という意思の現れであるといわれています。
つまりこの姿勢のときは基本的に機嫌が悪いことが往々にしてありますので、空気を読んであまり関わらないようにするのがベストでしょう。
それ以外の時の猫がおしりをあげる理由2:人の顔の前でおしりをあげるのは「こんにちは」の挨拶
猫を飼っているときのよくある勘違いで、猫が自分に対しておしりを向けてきたからおそらく嫌われているだろう、というものがあります。実際の猫の気持ちとしてはまったくの逆です。
人同士であればおしりを顔にむかって向けるというのは屈辱的な状況ですから、勘違いしてしまうのも無理はありません。
しかし実際は猫がおしりを向けるのは「信頼」や「友好」の意思表現であると考えられています。自分の顔の方におしりをあげるのはむしろ喜ばしい状況だと感じましょう。
人同士であればおしりを顔にむかって向けるというのは屈辱的な状況ですから、勘違いしてしまうのも無理はありません。
しかし実際は猫がおしりを向けるのは「信頼」や「友好」の意思表現であると考えられています。自分の顔の方におしりをあげるのはむしろ喜ばしい状況だと感じましょう。
猫の愛情表現6選
おしりをあげる以外にも猫の愛情表現には様ざまな種類が存在しています。言葉を交わしたり表情を作ったりすることができない猫にとっては、自分の感情は行動で示すしかありません。
そんな猫たちの愛情表現を見逃さないように、この項目では猫の愛情表現についてまとめました。
そんな猫たちの愛情表現を見逃さないように、この項目では猫の愛情表現についてまとめました。
初回公開日:2019年08月28日
記載されている内容は2019年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。