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猫が顔をこすりつける理由とは?猫の愛情表現について詳しくご紹介

更新日:2024年09月22日

猫は物や飼い主に体や顔をこすりつけるということがあります。猫が体や顔をあちこちにこすりつけると毛が落ちて困るという飼い主もいます。しかし、猫が体や顔をこすりつけることには、ちゃんとした理由があるので、飼い主はそのことを把握しておく必要があります。

猫が顔をこすりつける理由とは?猫の愛情表現について詳しくご紹介
先に述べた通り、猫が飼い主に体や顔をこすりつける行為は、猫からの愛情表現の場合もあります。猫の愛情表現は体や顔をこすりつける以外にも、いくつかの種類があります。

猫の愛情表現1:耳を斜め後ろに倒して近づいてくる

猫は撫でてもらいたいと思ったときは、飼い主が撫でやすいように耳を倒して近づいて来くることがあります。これは猫が自分に触っても良いと信頼を示していくれている猫からの愛情表現でもあります。

また、頭ではなく、背中を撫でてもらいたいときには、近づいて来て背中を向けて座ったり、ゴロッと横になったりなどすることもあります。

猫の愛情表現2:顔をスリスリする

先に述べた通り、猫の顔には臭腺があるので、顔をこすりつけることで、物にフェロモンや臭いをこすりつけて自分の物であるとマーキングを行います。

マーキングは物だけでなく人に対して行うこともあり、猫は自分の臭いを飼い主に付けて、自分の物であると主張しようとすることもあります。これも猫が飼い主に気を許しているという愛情表現の1つになります。

猫の愛情表現3:しっぽをピンと立てて近づく

犬がしっぽを立てるときは怒っているときなので、猫がしっぽを立てていると、怒っていると勘違いしてしまう人もいます。しかし、猫がしっぽを立てているときは嬉しいときです。

そのため、しっぽを立てて猫が近づいてくる場合は、猫が飼い主を見て喜んで近寄って来ているということになります。

ただし、しっぽが立っていても、しっぽや全身の毛が逆立って膨らんでいる場合には、機嫌が悪くて威嚇されている可能性もあります。威嚇の場合はシャーっと鳴いたり、牙を見せて怖い顔したりなどもするので、すぐにわかります。

猫の愛情表現4:プレゼントをもってくる

本来、猫は狩りをする生き物です。そのため、野良猫であればスズメや昆虫、カエルなどを捕まえたりすることがあります。

また、家猫の場合でも、家の中にいた虫やヤモリ、ネズミなどを、どこからか見つけてきて捕まえることがあります。捕まえた獲物を飼い主に元へプレゼントとして持ってきてくれることもあります。

これは狩りに出かけない飼い主を見て、代わりに狩りを行って来たつもりになっているという説や、獲物を捕まえたことを飼い主に褒めてもらおうとしているという説などがあります。

猫の愛情表現5:飼い主の仕事を邪魔する

飼い主が家で仕事をしたり、テレビを観たり、家事をしたりなどしていると、猫が邪魔をしてくることがあります。これは猫が人に嫌がらせをしようとしているわけではありません。

飼い主が真剣な顔で作業をしたり、テレビを観たりなどしていると、猫は飼い主が何かに熱中していると思って、何をしているのかと興味を持って、見に来たり、使っている物を触ろうとしたりなどしてしまいます。

また、飼い主が遊んでくれているときの柔らかい表情をしていないことで、猫が不安を感じてしまい、飼い主を心配して近づいてくることもあります。

猫が顔をこすりつける理由を知ろう

猫が物に顔をこすりつけたり、飼い主に体をこすりつけたりすることなどがあります。猫が体をこすろつけることで、あちこちに毛や臭いがついたり、飼い主の作業の邪魔をしてしまったりなどすることもあります。

しかし、猫が顔や体をこすりつけるのは愛情表現や本能などが理由となっています。そのため、飼い主は猫がどのような理由で体をこすりつけているか把握して、適切な接し方してあげないといけません。

初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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