猫があなたを噛む・蹴る理由とは？しつけの方法や注意点を紹介

猫が噛む・蹴るときの対処法の1つは、「痛い」と伝えてしつけをすることです。

猫の目を見ながら短くはっきりと「痛い」と伝えてその場を離れましょう。はじめは、なかなか改善することが難しいかもしれないですが、根気よく何度もしつけを繰り返していき、甘噛みをするくらいの力で噛むことができるように改善していきましょう。

猫も飼い主を噛んだり蹴ったりすると怒られてしまう、怖いことや面白くないことが起きてしまうということを学習していきます。

猫が噛む・蹴るときの対処法に、専用のおもちゃを与えることも有効です。

猫の噛み癖専用のおもちゃや、蹴りぐるみ、デンタルケアのおもちゃ、またたびのついているグローブなどがあるのでおもちゃを買って与えてみましょう。

猫は噛むことよりもおもちゃの方に注意がいくので噛むことや蹴ることをやめさせることができます。おもちゃは好きなだけ噛むことや蹴ることができるので、ストレス解消や運動不足解消に便利です。

猫にとっても飼い主にとってもストレスを感じることなく対処することができます。

猫が噛む・蹴るときの注意点は、何があるのでしょう。

噛むときに普段より噛む力が強かったり、噛む回数が多かったりしたら他の病気を疑いましょう。引っ越しなどの環境の変化からくるストレスの場合や、病気にかかっても飼い主に伝えることができずに痛い場所があって噛んでしまうことなどがあるかもしれません。

他にも、何か物事にびっくりしてとっさに噛んでしまうこともあります。その場合は、上の2つの対処法が効かないので、まずはストレスの原因を取り除いてあげることが必要になります。

飼い猫が噛む、蹴ることの問題行動を起こしたときに、飼い主が猫を叩いても猫にとってはなぜ自分が怒られてしまうのかがわからず、ただ「痛い」、「怖い」ことだけを覚えてしまい飼い主に怯えたり怖がったりしてしまいます。

そうなってしまうと信頼関係が崩れてしまいます。「痛い」と目を見ながら伝えてしつけをしていくことや、噛むときに専用のおもちゃを与える対処法を知っていれば、飼い猫があなたを噛む・蹴る理由を理解することができ、適切に対応していくことができるようになるでしょう。