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猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段

更新日:2024年11月06日

左右の瞳の色が違う猫を「オッドアイ」と呼びます。医学用語では「虹彩異色症」と呼ばれています。古くからオッドアイの猫は幸福をもたらす使者として、神聖化され愛されてきました。神秘的な雰囲気を醸し出す、不思議な魅力を持つオッドアイについてお話しいたします。

猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段

人間にもオッドアイは存在する

オッドアイになる動物は猫だけではない事が分かりましたが、実は人間にもオッドアイは存在します。

最も有名なオッドアイの持ち主をあげると、イングランド出身のミュージシャン「デヴィッド・ボウイ」、彼は後天性のオッドアイの持ち主です。日本人では「奥菜恵」さんも左右の瞳の色が違う事は有名な話です。

その他のオッドアイと言われている有名人といえば、映画監督の「デヴィッド・フィンチャー」、俳優の「アリス・イヴ」「ミラ・クニス」、コメディアンの「ダン・エイクロイド」などの名前が挙げられます。有名人だけでもこれだけの人が存在するのですから、一般の方にもそれなりの数存在するのではないかと言われています。

人間のオッドアイのほとんどは後天性のオッドアイであると言われていますが、奥菜恵さんのように先天性の方もいらっしゃいます。

あの戦国武将もオッドアイかもしれない

歴史上の人物にもオッドアイだったのではないかと言われている人物がいます。それが「伊達政宗」です。眼帯がトレードマークの戦国武将が実はオッドアイであったのではないかと言う説があります。

伊達正宗は幼少期に患った「疱瘡」です。伊達正宗は「疱瘡」を患い、その影響で右目を失明してしまい隻眼となってしまいます。このことにより、彼の呼び名が「独眼竜正宗」と呼ばれることとなります。

しかし、伊達正宗がオッドアイではないかと言われている説では、失明説が間違いではないかと言われています。伊達正宗が眼帯で隠していた右目は実は青かったのではないかと考えられ、伊達正宗もオッドアイであるという説が存在します。

残念なことに確かな証拠は残されておらず、真相は闇の中のままです。

オッドアイの猫が生まれる確率

オッドアイの猫は珍しいと言われていて、それは圧倒的な数の少なさが証明しています。多くの猫の両目は同じ色であるのが当たり前です。

その中でも遺伝子の中にある色素以上が引き起こすオッドアイは、白い猫に多くあらわれると言われています。ですが、白い猫でも必ずしもオッドアイになるとは限りません。

白猫がオッドアイになる確率

色素以上の関係で白猫にオッドアイが多いのですが、まず全身真っ白の猫が生まれる確率がそもそも低いことをご存知でしょうか。実は、白猫が生まれる確率は全体の約5%程度だと言われています。この時点でオッドアイの猫が誕生する確率がかなり低くなることはご理解頂けるでしょう。

そしてその中から生まれた子猫がオッドアイになる確率は約25%と言われています。この数字を見ると予想より多いと感じるでしょう。しかし、全体の5%としか誕生しない子猫の中の25%なので、絶対数はかなり少なくなります。

白猫以外のオッドアイの確立

白猫にオッドアイが多いということはご理解いただけたでしょう。ですが、白猫以外の猫にもオッドアイは発生します。しかし、オッドアイになることについての研究場あまり進んでおらず、白猫以外のオッドアイになる確率は不明のままとなっています。ですが、その数はとても少ないものであることはお分かり頂けるでしょう。

ちなみに、オッドアイが比較的発生すると言われている猫種は

ターキッシュアンゴラ
ターキッシュバン
ジャパニーズボブテイル

この3種の猫があげられます。

ジャパニーズボブテイルの場合は、真っ白な猫が存在することは極稀で、実際は白い毛が混じった固体にオッドアイが多く見受けられます。

人間がオッドアイになる確率

まだまだ分からない事が多いオッドアイの特徴を追っていくうちに、先ほどお話しした「人間」にもオッドアイが存在するという話の中にも、オッドアイになる確率が出てきます。人間がオッドアイになる可能性は、恐らくどの動物よりも低いのではないかと言われています。

人間がオッドアイになる確率は、統計からみて白人がおよそ0.06%、黄色人種はさらに確率が低くなりおよそ0.0001%となります。この数字から、奥菜めぐみさんのオッドアイは驚くほど希少なものであることが見えてきます。

オッドアイには双子が多い?

インターネット上で最も有名な美しい双子の白猫をご存知でしょうか。ロシアのサンクトペテルブルクに住む「アイリス」と「アビス」がそうです。

インスタグラムでも大変有名なこの2匹の姉妹猫は、全身が見事なまでに真っ白で、二匹ともオッドアイの美しい瞳をしています。その美しさは神々しさすら覚えるほどで、神秘的場魅力に見る人の心を奪います。

しかし、オッドアイに双子の猫が生まれる確率が高いかどうかは分かっていません。ただでさえ絶対数が少ないので、調べるのにも困難を極めるので未知数となっています。ですが、遺伝子の異常でオッドアイの猫が誕生することを考えると、双子の猫がオッドアイになる可能性が高くなる可能性は捨てきれません。

オッドアイの猫の寿命

オッドアイの猫について調べていると、必ずついて回るのがその寿命の短さについての説です。実際、オッドアイの猫が短命と言うのはとても有名話です。遺伝子異常から起こるということは、少なからずその寿命に影響を与えてしまうのも仕方のない事です。

寿命とは直接関係がない可能性もありますが、実はオッドアイの白猫のおよそ30%が「聴覚」に異常を抱えています。そしてその聴覚異常のほとんどがオッドアイと同じく「片方」の耳にだけあらわれています。

また、遺伝子異常は体の中にも大きな影響を与えます。正常であればきちんと働く免疫力や抵抗力が、遺伝子異常があることで正常に働くなる確率がアップします。あくまでも可能性・確率の問題ではありますが、このせいで病気や怪我が治りにくいなどをお越し、短命になってしまうのではないかとされています。

オッドアイの猫が幸運・幸せを呼ぶと言われる理由

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初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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