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猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段

更新日:2023年12月04日

左右の瞳の色が違う猫を「オッドアイ」と呼びます。医学用語では「虹彩異色症」と呼ばれています。古くからオッドアイの猫は幸福をもたらす使者として、神聖化され愛されてきました。神秘的な雰囲気を醸し出す、不思議な魅力を持つオッドアイについてお話しいたします。

猫の目がオッドアイになる理由・販売しているのかと値段
オッドアイの猫は希少価値が高く珍しいことから、幸福の使者として扱われてきました。しかし逆に珍しすぎることから薄気味悪い存在として扱われてきたのも事実です。

日本でオッドアイが幸福の使者と呼ばれる理由には、招き猫が影響を与えているという説があります。日本の幸福のシンボルである「招き猫」がどう関係あるのでしょう。

白猫は吉兆の印

招き猫の姿を想像する時、その体は真っ白であるはずです。稀に黒や金色などもありますが、大半が真っ白な体をしています。このことからわかるとおり、日本では古来から白猫は縁起の良いものとして重宝されてきました。

白猫は神様の使いである、白猫が前をとおり過ぎると良いことが起こる前兆であるなど、吉兆の印とされてきました。一説では、白猫は家を守る存在であるというような言い伝えもあるほどです。

オッドアイには白猫が多いことから、幸福の使者として名前があがります。

日本で縁起の良い「金目銀目」

日本人はとかく色を大切にする人種です。その中でもおめでたい色としてあげられるのが「紅白」や「金銀」です。

日本ではオッドアイの猫を「金目銀目」と呼ぶことがあります。オッドアイの猫の瞳が実際に金色と銀色になることはありませんが、片方の瞳が「黄色系」で、もう片方が「青」または「灰色」系の場合のオッドアイの猫を「金目銀目」と呼びます。

日本人が大切にし、古くから信じ続けている縁起の良い色の瞳を持つことは、吉兆の印と言われるのは火を見るより明らかです。

オッドアイの猫は販売しているのか

オッドアイの猫は大変珍しく貴重な存在です。ですが、全く手に入らない存在と言うわけではありません。もちろん、ペットショップに足を運べばオッドアイの猫を購入することも可能です。

オッドアイの猫の価格は高い?

希少価値はありますが、オッドアイであるから価格が高騰するということはありません。どちらかといえば、オッドアイであることよりも猫の種類や、血筋などが価格に反応されます。むしろ遺伝子異常を持つ個体であることから、病気や怪我などのトラブルが懸念されるため売れにくい可能性もあることから値段は高騰しないと考えるのが当然です。

オッドアイの猫が欲しいときの入手方法

ペットショップにいけば必ずしもオッドアイの猫が手に入るわけではありません。ではどうすればオッドアイの猫を確実に手に入れることができるのでしょう。

オッドアイの猫をもつブリーダー

一番確実なのは、同じ血筋を辿ることです。そうなるとペットショップに入荷をするのを待つよりも、ブリーダーの手を介するほうが入手できる可能性がアップします。

まず白猫を多く扱っているブリーダーを探し、そこからオッドアイの猫を探していることを告げ、オッドアイの子猫が生まれたら譲っていただけるよう段取りをつけるのがベストです。また里親のネットワークを通じてオッドアイの猫を探してもらえる可能性もあります。

どうしてもオッドアイの猫が欲しい場合は、ブリーダーを探すか、ペットショップに相談して入荷するのを待つ、ブリーダーを紹介してもらうなどの方法があげられます。

神秘的で美しい瞳に魅入られる「オッドアイ」の猫

幸福をもたらす吉兆の印、オッドアイの猫についてお話をしてみました。

幸福の使者であること、神秘的な魅力があることでは高いのですが、手に入れることが困難であり、遺伝子異常があることから飼育するにも覚悟が必要となります。ですが、人間の飼育下で生活することができれば、リスクもかなり軽減されます。

きちんとそのあたりを理解したうえで一緒に生活することができれば、説いても素晴らしい事です。

貴重な存在であるオッドアイの猫に、出会うことがあれば、それはとてもラッキーなことと受け取ってください。

初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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