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猫の体温と平熱はどのくらい?|体温計を用いた計測方法も紹介

更新日:2024年09月17日

猫の体温を測ったことはありますか。体温は、猫の健康状態を示す指標となります。こちらの記事では、猫の体温について、飼い主さんに役立つ情報をご紹介しています。猫の体温の測り方、体温が高い、低い時の対処法など、参考までにご一読ください。

猫の体温と平熱はどのくらい?|体温計を用いた計測方法も紹介

猫の体温は何度?

猫の体温は、平常時は38.5度くらいが健康な値です。人間の平熱よりもやや高くなります。健康チェックのためにも、定期的に体温計で測定してみましょう。

猫の体温が高い時、低い時には、それぞれ対策が必要です。

子猫の体温

子猫の体温は、大きくなった猫よりも高く、39度から40度ほどになります。子猫の平熱は、人間の平熱よりも高くなります。小さな身体にはエネルギーが満ちています♪

子猫の体温は、抱っこしていると腕が暖かくなってくるほどです。もし子猫の体温が低くなっていると感じた場合は、毛布でくるむなどの対策をとってみてください。

暖房をかけ、室温を高くすることも効果的です。

高齢猫の体温

高齢猫の体温は、若い猫の平熱よりも低め、37度台が平熱のラインとなります。歳をかさねた猫には、穏やかな体温水準での暮らしがあります。

もし高齢猫の体温が高すぎるような場合は、室内の温度を下げるなどの対策をとりましょう。がんばって生きてきた猫の体を、丁寧にいたわってあげてください。

高齢の猫は、日頃から健康状態のチェックが必要となります。元気に長生きできるように、美味しいフードを食べさせたり、のんびりさせたりと心を配りながら、猫の命を愛おしみましょう♪

猫の体温調節の方法とは?

体を震わせる、口を開けるなど、猫は自然に体温調節を行なっています。猫に備わった本能で、自らのコンディションを整えています。

不調などにより十分な体温調節が効かない時には、飼い主さんが対策をとる必要があります。

猫の体温調節の方法

  • 体を震わせる
  • 全身の毛をなめる
  • 口を開ける
  • あえぐような呼吸をする

体を震わせる

猫は体温調節のため、体を震わせて熱を作り出します。人間でも体を動かすと温かくなるように、猫も筋肉を動かすことで、寒い環境などから身を守ります。

猫は自然に備わった体温調節機能で、本能的に体を温めます。もし猫が体を震わせていたなら、少し寒く感じている可能性があります。動物は気温に敏感です。

猫が体を震わせるのは自然なことですが、お部屋の温度が低くなっている時は、適度に調節してみてください。人間とともに暮らす猫にも、快適な毎日を送らせましょう♪

全身の毛をなめる

猫の体温調節として、全身の毛をなめることで気化熱を発散するというものがあります。猫の体に水分が付き、蒸発することで、猫の体温が下がります。

動物の本能的な仕草には、何らかの理由があります。自然に備わった、生きるための方策です。猫が体をなめているときは、少し暑さを感じている可能性があります。

猫を快適に過ごさせることは、飼い主さんの望むところのはずです。猫が体をなめる理由は他にもありますが、室温を下げるなどの対応をしてみましょう♪

口を開ける

猫の自然な本能の1つとして、口を開けて熱を放散させるというものがあります。ただ、呼吸が苦しくなっている場合にも猫は口を開けますので、適切な判断が必要です。

猫は鼻呼吸をする動物です。それなのに口を開けて呼吸をしている場合には、何らかの体の不調を覚えている場合があります。何らかの良くないサインである可能性もあります。

苦しそうにしているように感じられたなら、動物病院のドクターに診断していただくことも考えてみてください。

あえぐような呼吸をする

体温調節として、猫があえぐような呼吸をすることがあります。呼気から熱を放散させることがありますが、ただこれは、熱中症にかかっているサインとも考えられます。

猫がこうした仕草をする場合、とても体が熱くなっている可能性があります。もし苦しそうにしていたなら、体温を測るなどの対応策をとってみてください。

熱中症にかかっている可能性を併せて考え、猫を涼しい場所に移動させてあげましょう。

猫の体温を測る方法

次のページ:猫の平熱に体温を戻すための対処法

初回公開日:2019年08月19日

記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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