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子猫の軟便の原因は?子猫の下痢の対処法とキャットフード4選

更新日:2024年03月05日

猫は体調が悪くなっても、自分で薬を飲んだり、飼い主に体調不良を伝えたりなどすることはできません。そのため、猫の体調は便の状態などを見て、飼い主が管理してあげる必要があります。特に、子猫はまだ体が丈夫ではないため、常に注意深く体調管理をしてあげる必要があります。

子猫の軟便の原因は?子猫の下痢の対処法とキャットフード4選

子猫の下痢・軟便の原因は?

猫と一緒に生活をしていると、下痢や軟便などの体調不良を起こすこともあります。特に、子猫はまだ体が弱いため、下痢や軟便を起こした際には、その原因を把握して、すぐに対処してあげる必要があります。

消化機能の未発達

子猫は大人の猫ほど消化機能が発達しておらず、まだ成長段階です。

そのため、消化機能が未発達の子猫は食べた物をすべて消化しきれず、消化の途中のまま便として排出されてしまうことがあります。消化途中の便は軟便となります。

子猫のご飯をドライフードに切り替えるなどのタイミングで良く起こる軟便の原因となります。

子猫のご飯を急にドライフードに変えたりすると、消化、分解がうまくできず、下痢の原因となってしまうので、ゆっくりとご飯に慣れてもらうようにしましょう。

住環境の変化によるストレス

子猫はまだ体が丈夫ではなく、ストレスにも弱いです。子猫が大きなストレスを受けることで、下痢や軟便を起こしてしまう原因となってしまうことがあります。

そのため、子猫を新しく家族として迎え入れて、家に連れ帰った直後に、生活環境の大きな変化によって、ストレスを感じてしまうことで下痢や軟便を起こすこともあります。

家に連れ帰って、いきなり下痢や軟便を起こすことで焦ってしまう飼い主もいますが、まずは子猫を落ち着ける生活環境を整えてあげましょう。

食べ過ぎ

子猫は体を大きくするためによく食べます。中には、十分な量のご飯を食べたにも関わらず、飼い主に追加でご飯を要求してくることもあります。

このとき、子猫が欲しがるだけご飯を与えてしまうと、必要以上の量のご飯を与えてしまうことになり、食べた物をすべて消化しきれずに排出されてしまうこともあります。

先に述べた通り、消化しきれないまま排出される便は軟便となることが多いです。

子猫がご飯を欲しがっても、飼い主がしっかりとご飯の量や、必要な栄養バランスなどを管理してあげるようにしましょう。

水分の過剰摂取

子猫が水分を多く摂りすぎると、その水分を吸収しきれずに便と一緒に水が排出されることがあります。便に水が混じっているため、軟便となることがあります。

しかし、猫はあまり水を飲まないため、水分の過剰摂取が原因で軟便となってしまうことはあまりありません。

そのため、子猫の水を飲む量を確認して、水分の摂りすぎが軟便の原因ではないとわかった場合には、子猫が飲む水が傷んだり、合わないなどの原因がないか確認するようにしましょう。

フードが合っていない

キャットフードには、猫に必要となる栄養バランスを考えて作られています。しかし、いろいろな栄養を含ませるために、いろいろな物が含まれています。

そのため、もし子猫が食べているキャトフードの成分の中に、体に合わない成分が含まれていたりなどすると、拒否反応や消化不良などを起こし、下痢や軟便の原因となってしまうことがあります。

キャットフードには非常に多くの種類があるので、子猫に体に合わせてご飯を選んであげるようにしましょう。

食物【アレルギー】

上記で述べた通り、キャットフードに子猫の体に合わない成分が含まれているということもあります。猫も人と同様に食物【アレルギー】を持つこともあります。

もし、体に合わない成分が、猫にとってのアレルゲンとなっている場合には、そのご飯を与え続けることは危険です。

そのため、ご飯が原因で子猫が下痢や軟便になってしまった場合には、食物【アレルギー】の可能性も考えて、アレルゲンを含まないご飯を選んであげるようにしましょう。

食べてはいけない物を与える

子猫は好奇心旺盛です。そのため、いろいろな物に興味を持って、触ったり、噛み付いたりなどして、危険がないか調べたり、遊んだりなどします。

このときに、ビニール袋や害虫駆除剤などのような小さな物や、噛みちぎれる物は子猫が誤飲してしまう可能性もあります。

食べられない物を食べてしまうと、消化不良などを起こす原因となってしまい、下痢や軟便の原因となることがあります。

子猫を危険な目に遭せないように、誤飲の可能性がある物は子猫が触れないように片付けたり、隠したりなどしましょう。

病気や寄生虫

子猫が下痢や軟便を起こしている場合には、病気の可能性もあります。

下痢や軟便を起こす病気は内臓疾患や消化器の病気などが考えられます。子猫に病気の可能性をわずかでも感じた場合には、すぐに病院へ連れて行くようにしましょう。

また、コクシジウムや線虫などの寄生虫が原因で下痢や軟便を起こすこともあります。これらは外で生活をしていた猫を保護した場合、感染している可能性があるので、まずは病院で検査してもらうようにしましょう。

毛玉

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初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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