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猫用エリザベスカラーを手作りする方法4つ|布を使った作り方も紹介

更新日:2024年04月17日

術後や傷口の保護に用いられるエリザベスカラーは、グルーミングができない、集音してしまう、硬くて重いなど猫に多大なストレスを与えます。でも傷口の保護は治癒に必要なことです。猫のストレスを軽減し、傷口を保護するため、エリザベスカラーを手作りしましょう。

猫用エリザベスカラーを手作りする方法4つ|布を使った作り方も紹介
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猫用のエリザベスカラーを手作りするときの注意点

従来のエリザベスカラーは猫にストレスを強います。付け慣れないものを装着され、重さと硬さがあり、ベル型だと集音してしまい、傷を治す前にストレスで猫が参ってしまうという声もよく聞かれます。

それを解消するのが手作りのエリザベスカラーです。布やシャンプーハットなら硬質プラスチックよりも軽く柔らかいのでストレスを軽減できます。

しかし、手作りのものはあくまで代用品で保護力などに不安が残ります。

手作りするときの注意点1:傷口に届かないようにする

猫は体が柔軟な生き物です。しかも、傷を負って過敏になっているので、傷口を舐めることに執着し、飼い主の予想を上回る柔軟さを見せる猫もいます。

布で手作りする場合、可愛さを優先してしまうことがありますが、目的はあくまで傷口の保護です。猫が傷口を舐めないようサイズをきちんと測りましょう。

手作りのものを装着する時には猫の口が傷口に届かないかを確認する必要があります。見守りましょう。

手作りするときの注意点2:外れないようにする

普段つけ慣れないものをつけるので、足で蹴ったりして取ろうとする猫もいます。外れないように留め具は外れないようなものを選びましょう。

狭い隙間に入ったりする場合にも取れてしまうことがあるので、目を離さないようにします。布で作る場合にはマジックテープなどは縫い付けているので、簡単には外れませんが、接着剤で止めている場合には、気をつけて見てあげましょう。

手作りするときの注意点3:首にあたる部分は保護する

肌に直接当たる、首の部分は猫の首が傷つかないように保護します。布で作る場合にはバイヤステープで保護したり、シャンプーハットやカップ麺の容器ならマスキングテープを貼ったり、また、梱包資材のプチプチで覆うのも良いでしょう。

布で擦れることも考えられますが、猫が外そうと引っ掻く場合もあります。装着して、慣れるまでは猫の様子を確認しましょう。

取ろうとして引っ掻く場合には、気をそらしてあげたり、傷口を舐め取らないように配慮をしてあげます。

エリザベスカラーを手作りするときは安全性と強度を確認しよう

エリザベスカラーは怪我した部分を舐めて直そうとする猫の本能を阻止するために着用します。舐めることで傷の治りが遅くなったり、塗り薬が体内に入らないようにするためなので、猫には多少のストレスは我慢してもらいましょう。

布などで作るのはあくまで代用品です。見栄えや負担を減らすことに注力してしまうと肝心な保護力や強度がおろそかになる場合もあります。

手作り品をつける場合には見守りが必要です。

初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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