猫の雑種の見分け方と特徴｜柄/長毛/標準体重/値段/寿命

ここ数年、「猫ブーム」でたくさんのメディアに取扱われています。みているととってもかわいらしいく、ほっこりします。

雑種の猫、みなさんのご近所にもたくさんいませんか。よく見るとたくさんの種類があって、柄や毛色や長さもさまざまでみんな個性的です。かわいい雑種の猫の見分け方、ご紹介していきます。

みなさん、どんな「柄・毛色」があるかご存知ですか。

「白猫」「黒猫」「三毛猫」「茶トラ」「キジ猫」「サバトラ」「ハチワレ」「サビ猫」とこんなにたくさんの種類がいます。もちろん個体差がありますので若干の違いはあります。

「白猫」「黒猫」は名前のとおり、「全身が真っ白」もしくは「全身が真っ黒」の猫です。

「三毛猫」は「白・黒・茶」の3色の入った猫、「茶トラ」は毛色は茶色でトラのようなしま模様が入っています。

この４種類はみなさんも知ってる方多いのではにでしょうか。

「キジ猫」はこげ茶のしま模様のある猫です。茶トラに似たトラのようなしま模様が入っていますが、同じ茶系でも色が濃いこげ茶になります。

「サバトラ」はグレーのしま模様のある猫です。キジ猫ににていますが、アメリカンショートヘアのようなきれいなグレーのしま模様です。

「ハチワレ」は顔の柄に特徴があり、鼻筋を境にして八の字をかいたように色が白黒にわかれている柄です。

「サビ猫」は黒と赤のモザイクのように混ざり合ったような独特な模様・色の猫になります。かなり個性的な猫です。

毛が長いのを「長毛種」、毛が短いのを「短毛種」といいます。

長毛種の猫はふわふわの毛がとってもゴージャスな雰囲気でおっとりした性格が多いと言われています。ですが、毛のお手入れが大変なのでトリミングが必要になります。こまめに飼い主さんもお手伝いが必要でしょう。

短毛種の猫はよくみかけることも多く、活発な性格が多いといわれています。雑種の猫は比較的に「短毛種」が多いといわれています。

普段のトリミングなどのケアも楽ですし、飼いやすいのは「短毛種」でしょう。

みなさんも一度はペットショップへ行ったことあるのではないでしょうか。ペットショップでみかける猫は血統書付きの猫のイメージですが、雑種の猫も販売されています。

「ミックス」といわれているもので、純血種同士の掛け合わせになります。どの種類の掛け合わせかは、ペットショップで取扱いがそれぞれ違うので実際にみに行ってみましょう。

ちなみに、スコティッシュフォールドは先天性の疾患があるので、スコティッシュフォールド同士の掛け合わせはしてはいけない事になっています。スコティッシュフォールドと別の純血種の掛け合わせでも、先天性の疾患が雑ざっているので「スコティッシュフォールド」として販売されています。

雑種の猫の標準体重はどのくらいになるのでしょう。個体差がありますがおよその標準体重が、

オス　4キロから5．5キロ
メス　3キロから4．5キロ

と言われています。純血種のロシアンブルーやスコティッシュフォールドなどもおよそ3キロから5キロとなりますので同じくらいの重さといえます。

猫も太ると人間のように「お腹」に脂肪がつきやすいようで、「お腹まわりがまるい」「あばら骨が触ってもわからない」などの体形になります。

去勢手術をすると「異性に興味がなくなって食にはしる」などの影響で太りやすくなってしまいます。異性に興味がなくなって食にはしるなんて、人間みたいで親近感がわきます。

もし、かわいい猫が太ってしまった場合のダイエット方法も、「運動」「食事制限」「体重のこまめな確認」などと人間と同じです。去勢手術が終わった1歳前後の体重をはかって、かわいい猫の肥満を防止しましょう。

「猫を飼いたい」と思った際、雑種の子猫はいくらくらいするのでしょうか。先ほどお話をしましたが、雑種の猫はミックス以外はペットショップでは販売されていません。

ミックスは純血種に比べて比較的やすく、5万円から15万円ほどで販売されています。ミックスが飼いたい方は、こまめにペットショップをのぞいてお気に入りの子猫を探しましょう。

雑種の子猫が欲しい場合は「飼い猫の子猫をもらう」「保護団体から譲り受ける」「里親募集をみつける」「保健所などから譲り受ける」いくつか方法はあります。

タイミングがよければ、知人の飼い猫の産んだ子猫をひきとることもできますが、なかなか難しいでしょう。

保護団体の中には譲渡もできる「猫カフェ」を運営している団体もありますし、定期的に「譲渡会」なども各地でひらかれていますので、実際にあって子猫との相性も確認できます。こちらでは保護した猫の病院代や次に猫を保護するための支援金などを支払います。団体によって値段は違いますが、およそ5千円から2万円となります。

いまはネット社会ですので里親募集もネットで探せます。里親募集サイトもありますし、動物病院のホームページに里親募集が記載されていることも。近所の動物病院で探してみるのもいいいでしょう。こちらも、子猫を保護したときの病院代、遠方からの譲渡になると交通費などを支払います。こちらも投稿された方によって値段は違いますが、およそ無料から1万円となります。

ぜひ保健所からの引き取りも考えてもらいたいです。保健所は各地にあり、殺処分寸前の動物が収容されています。ここに収容された動物は悲しいことに7日しか生きられません。芸能人が保健所から猫の里親になったというニュースもあります。このような方がひとりでも多くいらっしゃることを望みます。こちらは無料となります。

保護団体や里親募集、保健所の多くは、厳しい里親審査があります。ひとつの大切な命を預かることになりますので、よく考えて里親募集に応募しましょう。

人間と同じく、猫もそれぞれ性格がちがいます。その中でも目安となることはいくつかありますので、ご紹介します。

＜オスとメスで性格がちがう＞
オスは好奇心旺盛、やんちゃで甘えっ子タイプ、メスはのんびりマイペースでオスにくらべてクールな性格。

＜長毛種と短毛種で性格がちがう＞
長毛種はおっとり、のんびりで穏やかな性格、短毛種はやんちゃで運動神経ばつぐん。

＜毛色で性格がちがう＞
白猫　気が強い
黒猫　人懐っこくて、甘えっ子
三毛猫　わがまま　ツンデレ
茶トラ　人懐っこい　おっとり
キジ猫　フレンドリー　
サバトラ　マイペース　気分屋
ハチワレ　好奇心旺盛　
サビ猫　賢い　フレンドリー

好みの猫もいいですが自分の性格やライフスタイルにあった猫を探すのもいかがですか。