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フジ猫の性格は?毛色や柄ごとに猫の性格・性質の違いを紹介します!

更新日:2024年11月17日

猫の性格は、猫種や環境ごとにばらつきがあるため、利口な猫に育てるためには躾はしっかりと行わなくてはいけません。中でもフジ猫はツンデレタイプの猫種なので、育てるには苦労する人が多いですが、たくさんの愛情を注ぐことで良きパートナーとして成長してくれます。

フジ猫の性格は?毛色や柄ごとに猫の性格・性質の違いを紹介します!

フジ猫とは?

フジ猫とは額にM字の模様がある猫で、フジと呼ぶ地方にちなんでつけられたと言われています。額のM字が富士山のように見えると言われており、額がフジ猫のチャームポイントとして挙げられるでしょう。

フジ猫にはキジトラという別名があり、トラとメスキジの毛色が混ざったような配色をしているのが特徴的です。海外ではブラウンタビーと呼ばれており、タビーは縞模様を表しています。フジ猫は、茶色に縞模様がある外見が特徴的です。

フジ猫とはキジトラの別名

フジ猫は別名キジトラやヨモギ猫と呼ばれており、他にはサバ猫と呼ばれたりしています。海外ではフジ猫を含め茶トラやキジトラ、サバトラはマッカレルタビーという猫種に分類されるようになりました。

マッカレルタビーを和訳したことで「マッカレル=鯖」という解釈になり、そこからフジ猫は鯖猫とも言われるようになります。現代は鯖猫はシルバーマッカレルタビー、キジトラはブラウンマッカレルタビー、茶トラはレッドマッカレルタビーと呼ばれているのが特徴的です。

フジ猫の名前の由来

フジ猫の「フジ」は富士山の「富士」ではなく、「藤」の方を表しています。漢字で「富士猫」と表されるのは、フジ猫の顔が富士額に似ている毛色から来ているとも言われています。またフジ猫はキジトラと呼ばれていますが、その呼び方は国内で付けられた呼び方です。

主にメスのキジに毛色が似ていることから来ており、キジトラやフジ猫の本名はブラックマッカレルタビーやブラウンマッカレルタビーと言います。鯖が英語で「mackerel」と言い、鯖に毛色が似ていることからそう呼ばれるようになりました。

フジ猫(キジトラ)の毛色や柄の特徴

フジ猫は全身が茶色の下地に黒い縞模様が入っているのが特徴的です。ベースは茶色で、背骨に沿って黒いラインが太く入っています。特に脚や目元には模様が濃く表れると言われており、鼻はピンクや茶色になる場合がほとんどです。

口の周りは白くなりやすく、特にフジ猫はほとんどが口周りの白い部分がはっきり表れる傾向にあります。肉球は暗い茶色か黒になり、毛色を形成しているメラニン色素が体に多く含まれています。例外として、白い毛色がが混ざっている場合はピンクになるのが特徴的です。

猫の性格は毛色や柄で分かる?毛色や柄ごとの猫の性格・性質

1頭の猫の中には、複数の人格ならぬにゃん格があると言われています。元々の性格は生まれ持った物として備わっていますが、飼い主の人格や飼育されている環境で色々なにゃん格が表れるのが特徴的です。

猫は本来、野生で狩りをして縄張り意識が強い動物で、基本は1頭で生活しているので他の動物や人と生活するのが苦手です。しかし人間側が敵意を示さず、好意を示してもらえれば上手くお友達になれます。ここからは、猫の毛色や柄ごとでの性格を詳しく見ていきましょう。

毛色や柄ごとでの猫の性格・性質

  1. キジトラは茶色ベースに黒の縞模様、性格はツンデレが多い
  2. キジ白はフジ猫ベースに白の割合が多く、性格は警戒心が強い個体と甘えん坊な個体の二極化に分かれる
  3. 茶トラは全体的にオレンジで、性格は甘えん坊になることが多い
  4. 茶白は茶トラの茶色の部分が多い個体で、性格は茶トラに似ている
  5. ブルータビーは体毛が青く、性格は神経質で警戒心が強い
  6. サバトラ・サバ白は鯖に似ている体色をしており、性格は警戒心が強い個体と人懐っこい個体の2種類がある
  7. チンチラにはシルバーとゴールドが多く、性格は穏やかでのんびりしている
  8. サビ・二毛の体毛は黒と茶色の二色で構成され、協調性が高い
  9. 三毛は白・黒・茶の3種類の毛色があり、性格は頑固でプライドが高い
  10. シマ三毛は白・黒・茶の毛が縞模様に入っており、性格は人見知りで少し甘えん坊
  11. 白は名前のとおり体毛が全身真っ白で、性格は神経質で気が強い
  12. 黒は猫種ごとで性格が違う
  13. 白黒は白の割合が多く、気が強い子が多い
  14. 黒白は黒の割合が多く、協調性が高い
  15. ブラックスモークは体色が灰色で、性格はとても恥ずかしがり屋

毛色や柄ごとの猫の性格・性質1:キジトラ(フジ猫)

フジ猫は茶色ベースに黒い毛色で縞模様が入っており、額にM字が入っているのが特徴的です。体全体が茶色ベースで黒い縞模様が入っていますが、口元だけが白くなっているのも特徴の1つとして数えられています。

フジ猫はメラニン色素が多い猫種なので、肉球は濃い茶色か黒で、目はゴールド系の個体がほとんどです。またフジ猫にはツンデレが多く、普段は周りを警戒しつつも、心を許した相手に対してはデレデレになる傾向にあります。

毛色や柄ごとの猫の性格・性質2:キジシロ

キジシロはフジ猫の体色をベースに、白い毛色が混ざっている猫種です。逆に白猫ベースにフジ猫の模様が入っている個体もキジシロと呼ばれることがあります。白の部分が多いか少ないかで性格に差があるのも、キジシロの魅力です。

性格は警戒心が強い個体と甘えん坊な個体の2種類に分類され、フジ猫の部分が多い個体は警戒心が強い傾向にあり、理由は猫特有の野生の部分が残っているためです。逆に白い部分が多い程、甘えん坊で好奇心旺盛な個体に育ちます。

毛色や柄ごとの猫の性格・性質3:茶トラ

茶トラはオレンジの毛色が特徴的な猫ですが、茶トラの肉球や鼻は綺麗なピンク色をしていることが特徴的です。茶トラには稀に鼻が茶色く、瞳は黄色に近いゴールド系の色をしている個体もいます。茶トラにはオスがほとんどで、体格が大きくなりやすいです。

性格は甘えん坊で穏やかな性格の子が多いため、国内では性格の良さからがあります。また性格には性別ごとで差があり、オスは活発的ですが怖がりな子が多いです。一方でメスは自分のペースを掴むのが上手で、単独行動が好きな傾向にあります。
次のページ:毛色や柄ごとの猫の性格・性質4:茶シロ

初回公開日:2019年08月03日

記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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