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クリルアイランドボブテイルとはどんな猫?生態や特徴・飼い方を紹介

更新日:2023年12月20日

クリルアイランドボブテイルという名前を聞いて、この愛くるしい姿を想像できる人はまだ少ないでしょう。しかし、この写真を見て、思わず「かわいい」とつぶやいてしまった方はたくさんいるでしょう。今回はクリルアイランドボブテイルが、どんな猫なのかについて紹介します。

クリルアイランドボブテイルとはどんな猫?生態や特徴・飼い方を紹介

クリルアイランドボブテイルの性格

クリルアイランドボブテイルの性格には、「知的で忠実」、「温厚」、そして「社交的」というものが挙げられます。ここでは、クリルアイランドボブテイルのよく取り上げられる性格について、ひとつひとつ紹介していきます。

猫の性格を知ることは、猫にストレスを与えないように理解してあげることへの一歩です。よく読んでおきましょう。

知的で忠実

クリルアイランドボブテイルの性格は知的で忠実です。これは、野生だったときの習慣の名残から言われていることだと捉えられます。

1900年代、クリルアイランドボブテイルは群れを成す社会構造を作っていました。その社会構造はオオカミ類が繁栄したものとよく類似しており、この猫種が繁栄した理由と言われています。

また、だめなことはだめだと教えると、理解してくれます。クリルアイランドボブテイルの歴史とこの事実は、知的で忠実な性格を裏付けています。

温厚

クリルアイランドボブテイルの性格には温厚というものもあります。この性格は、原産国であるクリル列島(千鳥列島)の先住民・トィチセコッチャカムィ民族に愛されていたことからきています。

飼い主の膝の上にのったり、飼い主さんと一緒に寝るのが好きです。飼ってあげる際は、温厚な性格故の行動を受け止めてあげましょう。

社交的

クリルアイランドボブテイルは社交的な性格でもあります。猫で社交的な性格をしている種類はかなり珍しいです。

その社交性の高さから、小さい子どもと遊ぶこともできます。また、知的な性格も活かして、来客の人をよく観察し、「この人は大丈夫だ」と判断してから、触れ合う一面もあります。

クリルアイランドボブテイルの特徴

ここからは、クリルアイランドボブテイルの特徴について紹介します。飼う猫の、他の猫にはない特徴を知ることは、長く一緒にいるためのヒントになります。

今回は、クリルアイランドボブテイルの尻尾、体型や体重、毛の長さ、寿命について特記します。

クリルアイランドボブテイルには他の猫にはない特徴がたくさんあります。よく読んでおきましょう。

クリルアイランドボブテイルの特徴1:尻尾

猫にしては珍しく、クリルアイランドボブテイルの尻尾はとても短く、毛糸玉のような形をしています。あまりに尻尾が短いため、後ろ姿はウサギと間違われるほどです。

この尻尾は、よく見るとねじれています。同じねじれ方のしっぽの猫を2匹見つけるのは難しいと言われるほど、クリルアイランドボブテイルのしっぽは1匹1匹違います。

クリルアイランドボブテイルの特徴2:体型や体重

クリルアイランドボブテイルはその体型にも特徴があります。広い胸、後ろ足よりもやや短い前足、全体的に筋肉質な身体が特徴に挙げられます。

また、クリルアイランドボブテイルはオスとメスでかなり体重が変わってくる、セミコビータイプの猫です。メスは3.5~5.0kg、オスは4.0~8.0kgにもなります。

運動をさせないと、これ以上体重が増えてしまいます。ただ、野生だった頃は狩りを好んでやっていたので、運動自体は大好きです。飼う際は、一緒に遊んであげましょう。

クリルアイランドボブテイルの特徴3:毛の長さ

クリルアイランドボブテイルはその毛の長さにも特徴があります。というのも、クリルアイランドボブテイルは猫によって中毛だったり短毛と違うんです。

なぜ猫一匹一匹の毛の長さが極端に違うのかは解明されていません。飼う猫の毛の長さをよく確認してあげて、毛の長さに合ったブラシを購入してあげましょう。

クリルアイランドボブテイルの特徴4:寿命

クリルアイランドボブテイルの寿命は12~15歳とされています。

一般的な飼い猫の寿命は15歳とされています。クリルアイランドボブテイルの寿命は一般的な飼い猫より短い、あるいは平均的と言えます。

自然発生種であるため、他の猫と比べて健康的なので、お世話を怠らなければ、ずっとクリルアイランドボブテイルといることも可能です。
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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