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ロシアンブルーの寿命は短い?平均寿命と長生きするための5つの秘訣

更新日:2024年01月01日

ロシアンブルーの平均寿命は10~13歳とされています。日本の猫全体の平均寿命の15.33歳と比べると寿命が短い印象です。しかし、健康長寿で長生きしてもらうコツもあります。ちょっとしたことを意識するだけでロシアンブルーに長生きしてもらうことができます。

ロシアンブルーの寿命は短い?平均寿命と長生きするための5つの秘訣
「室内飼いと室外飼いで寿命は異なるのか?」の項目でも触れましたが、室内飼いと室外飼いでは寿命に明確な違いがあります。

室外飼いにすると、猫は定期的に自分の縄張りのパトロールをするために外出します。その際に他の猫との縄張り争いに巻き込まれる可能性があります。

猫の爪や牙は非常に鋭く、猫パンチや後ろ足から繰り出されるキックは強力です。もしケガをしてしまったらばい菌が入り込み、化膿してしまうことも十分考えられます。

特にロシアンブルーは奇麗な毛並みが魅力の1つです。その毛並みの良さを保っていてもらうためにも室内飼いにしましょう。

長生きするための秘訣2:去勢・避妊手術を行う

去勢・避妊手術を行うことで寿命を延ばして長生きさせることができます。

猫が発情すると、ホルモンの分泌量が変化することにより病気になってしまうことがあります。

また、室内飼いの場合他の猫との接触は稀です。つまり、発情しても交尾ができない状況ということです。

発情しているのに交尾ができないというのは、猫にとってはストレスとなります。子孫が残せなくてかわいそうと感じるがちですが、猫の健康のために去勢・避妊手術を行うことをお勧めします。

長生きするための秘訣3:肥満にならないよう食事に気をつける

ロシアンブルーは食欲が旺盛な猫です。

猫がおいしそうに餌を食べている姿は見ていると、飼い主も幸福を感じます。しかし、食べさせすぎは肥満に繋がります。

人間も肥満になってしまうと生活習慣病などのリスクが高まります。これは猫も同じことです。

飼い主に餌をもらうために鳴くこともありますが、猫の健康のために適切な量の餌をあげるように心がけましょう。また、肥満にならないように適度な運動をするように遊んであげたり、キャットタワーなどを用意しましょう。

長生きするための秘訣4:定期的に健康診断をする

猫の健康維持には定期的な健康診断が最善です。

明らかに猫が具合を悪そうにしていれば気づくことができます。しかし、血液の状態や血圧など、外部からではわからないことが多くあります。

もしも、病気になってしまったとしても定期的に健康診断を受けておけば早期発見・早期治療が行えます。

また、普段から撫でるときに皮膚に異常がないかや痛がるところはないかなどチェックするようにしましょう。

猫は喉をゴロゴロ鳴らしますが、いつもより音が低い場合、何らかの異常を表している可能性があります。

長生きするための秘訣5:ストレスを減らす

人間も猫もストレスは万病のもとです。

人間もストレスが溜まると体調がすぐれなくなります。猫も同じで過度のストレスを感じてしまうと具合を悪くしてしまいます。

ストレスができるだけ溜まらないように、寝ている時に触りすぎない、適度に遊んであげる、キャットタワーを用意するなどの対策をしましょう。

次にストレスになりやすい5つの原因をご紹介していきます。猫の気持ちを理解し、猫がストレスを感じないようにしてあげましょう。

長生きさせるために知っておくべきストレスになりやすい5つの原因

ストレスの原因としては大きく5つあります。

猫は自分のテリトリーを非常に強く意識している生き物です。少しの変化でも機敏に感じ取り緊張してしまったり不安になってしまいます。

特に、嗅覚や聴覚は人間よりもとても優れています。しかし、優れているために人間にとっては気にならないことでも、猫にとってはストレスとなることがあります。

身近な生活に潜む、猫にとってストレスとなる原因をご紹介します。

ストレスになりやすい原因

  1. 来客
  2. 引越しや模様替えなど生活環境の突然の変化
  3. 芳香剤などの香り
  4. 工事などの騒音
  5. 適正でない温度や湿度の環境

ストレスになりやすい原因1:来客

犬は人について、猫は家につくと言われるほど猫は自分のテリトリーを意識しています。

このため来客があると、いつもと違う人がいることや違うにおいを感じることで、緊張状態になってしまいます。

来客の予定がある場合には、事前に猫を別室に移動しておくか猫が自由に移動できるようにドアを開けておくなどの対策をしましょう。

猫はのんびりしているように見えて、意外と神経質な生き物です。ほとんど寝ているように見えて熟睡しているのはほんのわずかな時間です。

ストレスになりやすい原因2:引越しや模様替えなど生活環境の突然の変化

猫にとって引っ越しなどの環境の変化は大きなストレスです。

人間も引っ越しをすると、今までと違うにおいなや周囲の環境の違いから、慣れるまで時間がかかります。

猫の場合、この慣れるまでに必要な時間が人間よりも多く必要になります。最初のうちは、どこか隅っこなど自分が安心できる場所に身を隠してしまって出てこないこともあります。

できるだけ早く慣れてもらうために、飼い主のにおいがついたタオルや衣服を寝床にひいてあげるなどの対策をしましょう。

ストレスになりやすい原因3:芳香剤などの香り

猫の嗅覚は人間の数十万倍と言われています。

人間にとってはちょうど良い香りでも、猫にとっては強すぎる香りであることも考えられます。猫は人間と比べ視覚はあまり発達していませんが、聴覚と嗅覚は人間よりも発達しています。

人間は外部から得る情報の7~8割ほどを視覚に頼っています。猫は聴覚と嗅覚を発達させることにより視覚を補っています。

目の前にあるものが食べられるものであるのか、自分の縄張りに異常がないか確認、別の猫との挨拶など、猫の嗅覚は猫の生活に欠かすことができません。

ストレスになりやすい原因4:工事などの騒音

次のページ:ロシアンブルーの繊細な性格なのでストレスを減らす環境づくりを!

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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