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シャム猫の子猫の値段はどれくらい?選ぶポイントもあわせて紹介

更新日:2023年12月15日

シャム猫は白い体に、耳・顔・手足・しっぽの濃い色、スレンダーな体型が特徴の気品あふれる猫です。原産のシャム王朝では高貴な身分のものだけが飼うことを許されていました。そんな気品あふれる見た目なのに、人懐っこい性格のシャム猫の値段相場や選ぶポイントをご紹介します。

シャム猫の子猫の値段はどれくらい?選ぶポイントもあわせて紹介

シャム猫の歴史

シャム猫はタイ原産の美しい猫です。シャムという名前はタイの古い王朝名からきていて、1350年には、シャム国で書かれた文書に登場している歴史の古い猫です。

シャム王朝(タイ王国)には、シ・サワット、スパラック、シャムの3種類の猫がいました。シャム猫はその種の中でも神聖な存在とされ、タイの王室や貴族など、高貴な家系のみが飼うことを許されていました。

その後、1884年にタイからイギリス本国へ広まり、1885年にロンドンで行われたキャットショーでその独特の毛色が注目を集め、世界に広まることになりました。

シャム猫の特徴

シャム猫は、白い体に顔・耳・手足・細長いしっぽの先端が黒っぽく、くさび型の頭、大きな耳にサファイアブルーの瞳が特徴の美しい猫です。

そのスリムな体型も特徴の一つで、細く直線的な体型もシャム猫独特のもので、とても美しいシルエットをしています。

顔や手足、しっぽについている色のことをポイントカラーと言い、このカラーリングもシャムネコの特徴です。

シャムネコのカラーの種類

シャムネコのポイントカラーは大きく4つの種類に分かれています。4つはシール、チョコレート、ブルー、ライアックと言います。

シールポイントは黒に近いこげ茶で、シャム猫と言われてほとんどの人が真っ先に思い浮かぶのはこのシールポイントです。

チョコレートポイントはシールポイントより少し色の薄い、ミルクチョコレートのような色をしています。

ブルーポイントは青みがかったグレーをしています。ライラックポイントは、ブルーポイントよりもさらに薄いグレーをした毛色で、シャム猫の中ではもっとも珍しい毛色です。

丸顔のシャム猫は珍しい?

丸顔(オールドスタイル)のシャムネコは希少です。シャム猫は、丸顔でずんぐりしているオールドスタイルと、V字の顔立ちと細身な体のモダンスタイルの2種に分かれます。

現在よく見かけるモダンスタイルのシャム猫は、オールドスタイルのシャム猫を品種改良して生まれた猫です。

もともとはオールドスタイルのシャム猫が多かったのですが、オールドスタイルのシャム猫は、性格がきつく、鳴き声が大きいという理由から、モダンスタイルの方が多く好まれるようになり、オールドスタイルのシャム猫は貴重な存在となりました。

シャム猫の性格

シャム猫はとても甘えん坊な性格です。

すらっと細身で美しいその姿から、すましたおとなしい性格をしているように見えますが、実はとっても甘えん坊な性格で、人になつく猫です。飼い主にもよくなつき、犬っぽい性格と言われることもあります。

活発で好奇心も旺盛なので、飼い主と一緒に遊ぶのが大好きな子が多いです。

その一方で、ちょっとわがままで、猫らしい自己中心的な面もしっかり持ち合わせているので、二面性の強い猫らしい性格ともいえます。

シャム猫の子猫の価格相場は?

ペットショップでのシャム猫の子猫の値段相場は10万~20万円ほどです。

親猫が血統書付きだったり、キャットショーで活躍しているような場合は子猫に30万円以上の値段がつくこともあります。

また、とてものある種なので、ペットショップやブリーダー経由など、さまざまな販売経路で入手することができます。ただし、そのゆえ、ペットショップではすぐに売り切れてしまうため、ペットショップではなかなか見かけられません。

子猫と成猫の値段の違い

シャム猫は、子猫の方が成猫よりも値段が高い傾向にあります。

同じシャム猫でも、生まれたばかりで、月齢が低ければ低い子猫ほど値段が高めとなる傾向があります。これから猫を飼おうと思う人は、子猫から育てたほうが育てやすく、より長く一緒にいたいと考える人が多いからです。

生まれてから数か月経過して、子猫から成猫に近づくにつれて徐々に値段が下がっていきます。これはシャム猫に関わらず、犬や猫など、ペット全般に当てはまります。

ペットショップから購入する値段

シャム猫をペットショップで購入する場合、15~30万ほどが相場です。

ペットショップではシャム猫の子猫は10万円台後半から、30万円台まで比較的高額で販売されていることが多いです。

それでもの高いシャム猫の子猫はすぐに飼い主が決まってしまうので、ペットショップで出会える機会は稀な種類です。

ペットショップのメリットは、直接見たり触ったりできて、すぐに連れて帰れるのが利点ですが、仲介をはさむので、ブリーダーから購入するよりも値段は高くなりがちです。
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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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