Search

検索したいワードを入力してください

猫が「カカカ」とクラッキングするときの特徴と気持ちを知ろう

更新日:2020年09月23日

猫はなぜ、クラッキングをするのでしょうか。稀に「にゃー」ではなく、「カカカ」と鳴くことがあります。「クラッキング」と呼ばれる行為で、猫の習性の一種です。そこで、猫がクラッキングする時の特徴と気持ちについて紹介しましょう。

猫が「カカカ」とクラッキングするときの特徴と気持ちを知ろう

猫のクラッキングとは

クラッキングとは「カカカ」という、特殊な猫の鳴き声の一種です。

猫を始めて飼う人にとって、クラッキングは驚かれるでしょう。でも猫の習性の一種なので、心配無用です。

猫は獲物を獲る習性がある

猫のクラッキングは、獲物をとる習性が関係していると言われています。

野良猫の場合、狩りをしなければ生きていくことはできません。一方家で飼われている猫の場合、特に狩りをしなくても飼い主からエサがもらえます。

ただし家猫、ほんの些細なことで野生の本能が目覚める場合があります。

例えば窓から獲物が見えた時です。獲物を見た瞬間に本能が目覚め、興奮してクラッキングを行います。

chattering(チャタリング)反応

クラッキングは日本特有の言い方で、海外では「チャタリング反応」です。

Clackingは、「機会的にカタカタ鳴る」という意味があります。もし英語圏の方が「Cat’s Clacking」と聞くと、猫のロボットがカタカタ鳴っていると捉えるでしょう。

生物が鳴く意味の英語はClackingではなく、Chatterです。現在進行形でケケケと鳴いているから、後ろに「ing」をつけてChatteringとなります。

日本では「カカカと猫が鳴いている」ですが、海外では「猫がお喋りしている」です。

猫のクラッキングの鳴き声の特徴

猫のクラッキングを聞いたことがないというのなら、どういう特徴がある鳴き声をしているか、想像つかないでしょう。

猫のクラッキングの鳴き声についての特徴を3つ紹介します。

クラッキングの鳴き声の特徴1:ケッ

短く「ケッ」と鳴いて、クラッキングを起こすことがあります。

猫は獲物を見つけると「ケッ」と最初から鳴かず、「にゃ」と短く鳴きます。そして興奮度が少しずつ高まると「にゃ」から、「ケッ」と鳴くようになるという訳です。

途中で「にゃ」から「ケッ」と鳴き声が変わったら、何か獲物を見つけて興奮していることが考えられます。窓の外を見て「ケッ」と鳴いていたら、獲物を見つけたとおもっても構いません。

「ケッ」と鳴いて興奮してきたら、何もせずそっと見守ってあげて下さい。

クラッキングの鳴き声の特徴2:カカカ

家の中で飛んでいる虫を見つけた時、「にゃにゃにゃ」混じりに、カカカと鳴くことがあります。

猫によっては獲物を見つけたら鳴くことはせず、目で追跡する場合もあります。目で追跡して獲物獲得のチャンスを掴んだら、興奮して「カカカ」と鳴くという訳です。

音程は普段「にゃーん」と鳴いている時よりも、半音高めです。猫が高い音程で鳴く場合は、ポジティブな感情を抱いていると考えられます。

だから高い声で「カカカ」と鳴いていたら、喜んでいると捉えておきましょう。

クラッキングの鳴き声の特徴3:カッカッ

クラッキングの中でも最も興奮している時に出る鳴き声が、「カッカッ」です。鳴き声に、スタッカートがかかるのが特徴です。

顎を小刻みに動かし喉を鳴らすようにして、「カッカッ」と鳴きます。状況に寄るので断言はできないものの、隙あらば獲物を捉えようと臨戦態勢に入っていることでしょう。

臨戦態勢に入っていると、家の中で大暴れする恐れがあります。昼間ならまだしも夜間の場合、隣近所に迷惑がかかるので要注意です。

猫が暴れてもいいように、防音や棚の上にある物を片付けるなどの対策を整えておきましょう。

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ち

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ち

  1. 獲物を見つけ興奮して出る鳴き声
  2. 捕まえたい獲物が手に届かない
  3. 鳥やカラスを見つけて不安になる
  4. 対象物を見つけ喉を鳴らして警戒してる
クラッキングで「カカカ」と鳴いている時、猫はどういう気持になっているのでしょうか。

クラッキングからは、猫の本心を読み解くことができます。そこで猫の気持ちをクラッキングから、読み取っていきましょう。

猫の気持ち1:獲物を見つけ興奮して出る鳴き声

クラッキングが発生している時の猫の気持ちは、獲物を見て狩猟本能が覚醒し、興奮している状態にあります。

野良猫は生きるために、獲物を狩らなければいけません。獲物を見つけたら「大チャンス到来」となり、興奮もするでしょう。しかし家猫の場合、餌の心配はないため、獲物を見ても「チャンス」とはおもわないでしょう。

しかし完全室内飼いの猫であっても、野生の本能は残っています。窓の外で獲物が動いているのを見たら、野生の本能によって興奮し、クラッキングを起こしているとおもわれます。

猫の気持ち2:捕まえたい獲物が手に届かない

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ちは、捕まえたい獲物が目の前にあるのにも関わらず、捕まえれずもどかしく感じているからです。

猫がもどかしく感じる根本的な原因は、自分のペースが崩れるからでしょう。元々マイペースな性格をしているため、自分のペースが乱れることに嫌悪感を示します。

だから目の前にある獲物を捕まえたいとおもっていても、捕まえられなかったら、ペースを保つことはできません。

猫本来のペースが保てずイライラしているため、クラッキングを起こしているとおもわれます。

猫の気持ち3:鳥やカラスを見つけて不安になる

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ちは、窓の外から大きな鳥やカラスを見つけて、不安になっていることが考えられます。

カラスや大きな鳥は、猫にとっては憎むべき天敵です。実際に野良猫が襲われる事件も少なくありません。「襲われる」と感じれば、不安になるのは当然と言えるでしょう。

もし猫が不安にかられて「カカカ」とクラッキングを起こしていた場合、不安を取り除いてあげて下さい。

猫が不安にならない対策法としては、安全な場所を与えることです。「ここにいれば襲われない」場所があれば、猫も安心するでしょう。

猫の気持ち4:対象物を見つけ喉を鳴らして警戒してる

クラッキングでカカカと鳴く猫の気持ちは、何かを警戒していることが考えられます。

猫は元々警戒心の強い動物で、今まで見たことがないものに近づこうとしません。用心深く近づいて100%の安全が確認されたら、見たことがないものに接するようになります。

猫が警戒した時の鳴き声は、「シャー」や「フー」が一般的です。そして警戒心が最高潮に達すると、「カカカ」とクラッキングを起こしているのでしょう。

不安でクラッキングを起こしていた場合、対象物から猫を遠ざけてあげて下さい。

猫はどんな時にクラッキング行動をするのか?

猫は、24時間365日常にクラッキングを起こしている訳ではありません。何かがきっかけとなり、「ケケケ」と鳴きます。

何がきっかけでクラッキングを起こしているのか、調査してみました。

クラッキング行動1:室内から窓を眺めている時

猫のクラッキングでよく見かけるタイミングが、室内から窓の外を眺めている時です。

窓を眺めている理由は日光浴やリラックスのためとも言われていますが、縄張りの監視が大きいとおもわれます。

猫にとって住んでいる家は、絶対的な縄張り(聖域)です。聖域に侵入者が入らないように監視しており、侵入者を見つけると警戒モードへと移ります。

窓を眺めている時にクラッキングを起こしていた場合、「侵入者が近づいてきた」と警戒しているのでしょう。また単に獲物を見つけて、興奮していることも考えられます。

クラッキング行動2:庭やベランダで獲物を見た

クラッキングを起こしているのは、庭やベランダで絶好の獲物を見たからでしょう。

窓からは、庭やベランダを見ることができます。庭やベランダでは飼い主だけでなく、訪問者の姿も見ることになるでしょう。

訪問者は飼い主の知人や友人、業者が来ます。そして時には、小鳥や虫もやって来ることもあるでしょう。小鳥や虫は、猫にとって絶好の獲物です。

窓の外から絶好の獲物を見つけると、眠っていた狩猟本能が呼び起こされます。そして「捕まえてやる」と興奮し、最高潮に達するとクラッキングを起こすという訳です。

クラッキング行動3:外でカエルやトカゲを発見

猫がクラッキング行動を起こすパターンとして、外でカエルやトカゲを発見した時にも見られます。

クラッキングを起こすのは室内飼いの猫だけでなく、放し飼いの猫も行います。放し飼いの猫の場合、外で獲物を発見する機会が室内飼いよりも多いです。

鳥や虫だけでなく、場所によってはカエルやトカゲを発見することもあるでしょう。カエルやトカゲは、猫にとって最高の獲物です。

カエルやトカゲを見てクラッキングを起こしているのは、獲物が発見できた喜びと考えられます。

クラッキング行動4:得体の知れないモノを見た

得体のしれないモノを目撃した時に、クラッキングを起こすこともあります。

猫にとって「得体のしれないモノ」とは、見知らぬ人やカタカタと動く機械類などです。得体のしれないモノは猫にとって危険度MAXなモノになるため、警戒します。

警戒度が強くなると、猫はクラッキングを起こします。警戒中の猫に対しては、無理にモノに慣れさせようとしないようにしておきましょう。

クラッキング以外の鳴き声で分かる猫の気持ち

猫はクラッキング以外でも、鳴き声で感情を表現します。

ごきげんな時は高い声で短く「にゃっ」と鳴き、飼い主の顔を見つめます。しかし不機嫌な時は「あおーん」と、大きい声で鳴きます。

猫は感情豊かな動物です。

クラッキングとは猫の本能的な行動

今回は、猫が「カカカ」とクラッキングするときの特徴と気持ちについて取り上げましたが、いかがでしたでしょうか。

クラッキングの理由は野生本能の目覚めで、獲物を仕留めてやるという気持ちによるものでした。また警戒や不安を感じている時に、クラッキングが起こることもあります。

猫は、感情豊かな動物です。飼い始め当初は驚かれるでしょうが、クラッキングが起きても、優しく見守ってあげて下さい。

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related