猫がおしりのにおいをかぐのはなぜ？理由7つとフレーメン反応のメカニズム
更新日：2024年03月08日
猫がおしりのにおいをかぐ理由
猫は多頭飼いをしていると、お互いのおしりのにおいをかぐことがあります。また、野良猫や猫カフェの猫たちなど、猫が集まっているような場所でも、おしりのにおいをかぐ猫の姿を見かけることがあります。
猫がおしりのにおいをかぐ理由
- 肛門の周りの臭腺
- 体調がわかる
- 住みかがわかる
- 年齢や性別がわかる
- 挨拶
- 序列を決めている
猫がおしりのにおいをかぐ理由1：肛門の周りに臭腺がある
猫はよく顎の下の辺りを物や床などにこすりつけていることがあります。これは猫の顎の下には臭腺があり、自分の臭いをつけています。臭腺から出る臭いには、その猫の多くの情報を嗅ぎ取ることができます。
この臭腺は顎の下だけでなく、肛門の周りにもあります。
肛門の周りにある臭腺は顎の下にある臭腺よりも強い臭いを出しているため、猫はおしりのにおいをかぐことによって、相手の情報を詳しく知ることができます。
そのため、相手のことをよく知るために、臭腺の臭いを確認するためにおしりのにおいをかぐことがあります。
この臭腺は顎の下だけでなく、肛門の周りにもあります。
肛門の周りにある臭腺は顎の下にある臭腺よりも強い臭いを出しているため、猫はおしりのにおいをかぐことによって、相手の情報を詳しく知ることができます。
そのため、相手のことをよく知るために、臭腺の臭いを確認するためにおしりのにおいをかぐことがあります。
猫がおしりのにおいをかぐ理由2：匂いから猫の体調がわかる
猫は肛門の周りに臭腺があり、その臭腺からの臭いによって、その猫のいろいろなことがわかります。臭腺から得られる情報の中には体調に関する情報も含まれています。
そのため、猫が他の猫のおしりのにおいをかぐことで、その猫の体調を把握することができます。これは人でいうと、相手の顔色や表情を見て、体調が良さそう、体調が悪そうと判断するようなものです。
そのため、猫が他の猫のおしりのにおいをかぐことで、その猫の体調を把握することができます。これは人でいうと、相手の顔色や表情を見て、体調が良さそう、体調が悪そうと判断するようなものです。
猫がおしりのにおいをかぐ理由3：住みかがわかる
猫は嗅覚が優れていて、臭いによっていろいろなことを判断したり、意思表示をしたりなどします。
家猫の場合は、顎の下や肛門周りにある臭腺からの臭いを家のあちこちにこすりつけて、自分の場所であるとアピールをします。
野良猫の場合も、縄張りなどに自分の臭いをつけてマーキングします。そのため、野良猫であれば、相手のおしりのにおいをかぐことで、どこに縄張りを持っている猫なのか、つまりどの辺りに住んでいる猫なのかを判断することができます。
家猫の場合は、顎の下や肛門周りにある臭腺からの臭いを家のあちこちにこすりつけて、自分の場所であるとアピールをします。
野良猫の場合も、縄張りなどに自分の臭いをつけてマーキングします。そのため、野良猫であれば、相手のおしりのにおいをかぐことで、どこに縄張りを持っている猫なのか、つまりどの辺りに住んでいる猫なのかを判断することができます。
猫がおしりのにおいをかぐ理由4：年齢や性別もわかる
人であれば外見などで性別を判断することができます。しかし、猫はおしりのにおいをかぐことで、性別を判断することもあります。
猫にとって臭腺から得られる情報は非常に多く、性別や体調以外にも、年齢や発情期に入っているかどうかなども判断できると言われることもあります。
そのため、猫が相手のおしりのにおいをかぐことは、人でいうと相手にいろいろな質問をして、情報を聞き出しているような状況に近いです。
猫にとって臭腺から得られる情報は非常に多く、性別や体調以外にも、年齢や発情期に入っているかどうかなども判断できると言われることもあります。
そのため、猫が相手のおしりのにおいをかぐことは、人でいうと相手にいろいろな質問をして、情報を聞き出しているような状況に近いです。
猫がおしりのにおいをかぐ理由5：挨拶をしている
先に述べた通り、猫が他の猫のおしりのにおいをかぐことは、相手の多くの情報を確認している状態です。
もし、見知らぬ猫や中の悪い猫に対して情報を与えてしまうと、体調不良がバレて喧嘩不利になってしまったり、縄張りの場所がバレて奪われてしまったりなどのリスクが発生します。
そのため、猫は信頼できる相手でなければおしりのにおいを嗅がせたりすることはありません。おしりのにおいを嗅がせるということは、それだけ信頼できる中の良い証拠であり、挨拶に近いコミュニケーションでもあります。
もし、見知らぬ猫や中の悪い猫に対して情報を与えてしまうと、体調不良がバレて喧嘩不利になってしまったり、縄張りの場所がバレて奪われてしまったりなどのリスクが発生します。
そのため、猫は信頼できる相手でなければおしりのにおいを嗅がせたりすることはありません。おしりのにおいを嗅がせるということは、それだけ信頼できる中の良い証拠であり、挨拶に近いコミュニケーションでもあります。
猫がおしりのにおいをかぐ理由6：初対面なので警戒して情報収集をしている
上記で述べた通り、初対面や中の悪い猫であれば、簡単におしりのにおいを嗅がせるわけにはいきません。しかし、相手のことを知るためにはおしりのにおいをかぐ必要があります。
そのため、おしりのにおいをかぐタイミングをうかがって、猫がお互いの周りをぐるぐると回ったりすることもあります。
また、おしりのにおいを嗅がせる場合には、完全に自分の後ろに回り込まれてしまっている状態のため、いざ喧嘩となってしまった場合には非常に不利となってしまいます。
そのため、おしりのにおいをかぐタイミングをうかがって、猫がお互いの周りをぐるぐると回ったりすることもあります。
また、おしりのにおいを嗅がせる場合には、完全に自分の後ろに回り込まれてしまっている状態のため、いざ喧嘩となってしまった場合には非常に不利となってしまいます。
猫がおしりのにおいをかぐ理由7：猫同士の序列を決めている
初めて会う猫同士が警戒し合って、おしりのにおいをかぐためにぐるぐる回る光景が見られることがあります。
野良猫の場合は、そのまま喧嘩に発展してしまうこともありますが、どちらかがおしりのにおいをかぐことで、何事もなかったかのように、その場を離れていくこともあります。
このような場合はおしりのにおいをかぐだけで、どちらが強いなどの情報がハッキリした可能性があります。このように、無駄な争いを避けるためにもおしりのにおいをかぐことは重要となります。
野良猫の場合は、そのまま喧嘩に発展してしまうこともありますが、どちらかがおしりのにおいをかぐことで、何事もなかったかのように、その場を離れていくこともあります。
このような場合はおしりのにおいをかぐだけで、どちらが強いなどの情報がハッキリした可能性があります。このように、無駄な争いを避けるためにもおしりのにおいをかぐことは重要となります。
猫が飼い主の匂いを嗅いでくる理由
初回公開日：2019年08月09日
記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。