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犬がしっぽを振る理由と気持ち・しっぽを噛む原因と対処法

更新日:2024年03月26日

犬のしっぽは犬が生活していくうえでの必需品です。犬はしっぽを使って感情を表現するだけでなく、動くときにもしっぽからの力に頼っています。そしてしっぽは折れやすいものでもあります。しっぽにはどのような機能があり、もししっぽがけがをしたらどうすればよいのでしょうか。

犬がしっぽを振る理由と気持ち・しっぽを噛む原因と対処法
骨折の原因は交通事故や高所からの落下など事故によるものや、喧嘩など犬自身が原因で起こります。しかし飼い主が原因となる肥満や栄養不良などは、飼い主の管理が素となるためよく気をつけてあげましょう。

骨折した時の症状

痛がる

犬がしっぽを庇うしぐさを見せたり、少し触ったり動かしただけで痛がる時は骨折の可能性を考えてください。

しっぽが変形している

骨折をすると、しっぽの形がいつもよりおかしくなっている可能性があります。少しでも違和感があったら、獣医師に見せましょう。放っておくと、しっぽが変形したまま骨折が治り、しっぽの機能に何らかの悪影響が出てしまうことがあります。

しっぽが上がらない

和犬や和犬の血が入った犬はしっぽが巻かれて上がっていることが多く、飼い主も異変に気がつきやすいです。しかし洋犬はほとんどの種類がしっぽが垂れているため、ぱっと見では分かり辛いです。洋犬は行動がおかしい、しっぽが動かずにずっと垂れ下がっているという状況の時に気をつけてください。

犬が骨折した時の対処法

犬が骨折した時はすぐに獣医師に見せてください。この時痛みから飼い主に対しても、攻撃的になる犬がいるので注意が必要です。しかし、普段から飼い主と十分に信頼関係ができている犬は、辛い時ほど飼い主に縋ろうとするのでひどく神経質になる必要はありません。むしろ飼い主が神経を張り詰めることで、犬が余計に不安を感じます。

犬を安心させつつ、可能であれば添え木を当てるなどして応急処置をしてあげてから、獣医師のところへ連れて行ってあげてください。応急処置をすることで症状の悪化を防ぎ、治りを早めることができます。

犬のしっぽは大事に

犬の生活に大切なものだが脆い

犬のしっぽは犬が生きて行くうえで非常に大切なものですが、反面すぐに骨折や脱臼をおこすなど脆い一面があります。普段からむやみに掴んだり、引っ張ったりしないであげてください。とても脆いものだということを、人間側がきちんと理解しましょう。

感情を表し行動にも必要

しっぽを振っているからとむやみに近づかない

犬がしっぽを振っていると、自分に好感を持ってくれたのではないかと期待してしまいます。しかし実際は警戒している可能性も潜んでいます。少し近づいて犬が警戒や威嚇をするしぐさを見せたら、近づくのはやめましょう。犬が攻撃してくると、小型犬であっても人間の力ではそうそう叶うものではありません。

方向転換などの舵取り

犬はしっぽを使って体を方向転換させます。この時、しっぽが犬の体の舵取りを行っています。

犬がしっぽを追いかける

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初回公開日:2017年11月04日

記載されている内容は2017年11月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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