なぜ犬は伸びをするの？5つの理由と仕草から知る犬の愛情表現

犬があなたに仰向けでお腹を見せるようになったら、あなたは愛犬から100%信頼される存在になったということです。

家の中で犬はリラックスし、時にはお腹をだしてあなたに甘えています。ゴロゴロ横になってお腹を見せ「なでなでして」とお願いし、あなたへの愛情を伝えています。

一方で、仰向けでお腹を見せる仕草は、争いごとを避けたい時、相手や自分の気持ちを落ち着かせたい時のカーミングシグナルの一つです。

その時の状況から犬の気持ちを読み取り対応してあげてください。

犬が飼い主の口や顔をなめる仕草は、飼い主への尊敬と愛情を現わしています。

これは犬の祖先であるオオカミの習性の名残で、群れ社会で暮らすオオカミは、上位のものに挨拶する時、その口元を舐めて挨拶し好意と敬意を示しました。

また、犬の母親は子犬に餌を与える時、自分の口で餌を小さく噛み砕いてから口移しで子犬に与えます。

その習性から、犬は飼い主を母親のように見ていて、口や顔を舐めて「何か食べたいな」とおねだりしています。

犬が無防備に穏やかな表情であなたをじーっと見つめている時は、犬は「心が満たされているよ！」と大好きなあなたに無意識に伝えています。

この時の犬は、とても安心している状態であなたのことを信頼しきっています。

また、いかにも何かをしてほしい時に、あなたをじっと見つめて甘えん坊目線を送ってきます。その愛くるしさはあなたを幸せな気持ちにしてくれるでしょう。

ですがおねだりにいつも応えていてはクセになるので気を付けましょう。

今回は、犬が伸びをする5つの理由と仕草から知る犬の愛情表現をご紹介しました。

同じ仕草でも状況によって感情が違ったり、人間の理解とは全く異なる行動心理だったり、知れば知るほど犬はあらゆる仕草で私達にメッセージを伝えていることが分かっていただけたでしょう。

一生懸命伝えてくれている犬からのメッセージをしっかり受け止め、犬の気持ちを理解することで、飼い主との絆はより深まり、今よりさらに仲良く暮らせるようになるでしょう。