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犬が後追いする理由とは?後追いをやめさせる方法と年齢の違い

更新日:2024年08月29日

「犬が後追いをするのはなぜだろう?」と不思議に感じたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。そんな疑問に答えるべく、この記事では犬が後追いをする理由やその時の心理状態についてご紹介しています。犬の気持ちをよりよく理解するためにも、ぜひご覧ください。

犬が後追いする理由とは?後追いをやめさせる方法と年齢の違い

犬が後追いする理由

トイレや台所などちょっとした距離であっても、飼い主さんが移動するたびに必ず後をついてくる犬も多いことでしょう。

ここではまず、犬が後追いする主な理由やその時の心理についてご紹介していきます。

犬が後追いする理由

  • 習性
  • 飼い主さんへの依存
  • 不安を感じている
  • 環境の変化
  • 要求がある
  • 飼い主さんへの信頼と愛情

犬が後追いする理由1:習性

何か明確な理由があって犬が後追いをするとは限りません。犬は、ただ単なる習性ゆえに飼い主さんや他の家族を後追いすることがしばしばあるからです。

犬は野生時代に群れを作って集団で暮らしてきたため、仲間や家族と認識している人間を後追いするのは、本能的な習性だと言えるでしょう。

というのも、飼い主さんや家族を後追いしないことは、野生時代ならば集団からはぐれてしまうことを意味しかねないからです。

犬が後追いする理由2:飼い主に対する依存

飼い主さんに対して依存しているというのも、犬が後追いする理由のひとつとして考えられるでしょう。

飼い主さんに精神的に依存しきってしまっている犬は、たとえ1mの距離であろうが飼い主さんが自分から離れると極度の不安と恐怖に襲われてしまうため、飼い主さんを執拗に後追いします。

この場合、後追いする際に「クゥーンクゥーン」と寂しそうに、あるいは恐怖を感じているように鳴き、「自分からで離れないで」「そばにいてよ」と飼い主さんに訴えることでしょう。

犬が後追いする理由3:不安なことがある

犬が後追いする理由のひとつとして、不安なことがあるからということも考えられます。不安なことがあると、犬は自分を守ってくれる飼い主さんの傍にいようとして、後追いをします。

たとえば、多くの犬が苦手な動物病院に連れて行かれた時、検査などで飼い主さんと引き離れそうになると、犬は必ずと言っていいほど「行かないで」と飼い主さんを後追いをしようとするでしょう。

犬が後追いする理由4:環境の変化

環境が変化したからということも、犬が後追いする理由のひとつに数えられるでしょう。

新しい家に引っ越しをしたり、飼い主さんのもとに赤ちゃんが生まれるなど環境の変化が生じると、犬はストレスを感じて飼い主さんを後追いするようになります。

とりわけ新居に引っ越したばかりだと、まだ家の中を自分にとって安心できるテリトリーだと認識できないため、不安や緊張から何かと飼い主さんの後追いをしがちです。

ですが、時間の経過とともに新居に慣れれば、後追いもなくなることでしょう。

犬が後追いする理由5:要求がある

犬が後追いする理由として、飼い主さんに対してしてほしいことがあるといった理由も挙げられるでしょう。

たとえばいつものお散歩の時間やご飯の時間が近づくと、犬は「お散歩はまだ?」「もうご飯の時間だよ、ご飯をちょうだい」などと、自分の要求を伝えるために飼い主さんの後追いをします。

何かリクエストがあって後追いをしている時の犬は、ただ単に飼い主さんの後ろをついてきているという状態ではなく、どことなくソワソワした様子をしているためすぐにわかります。

犬が後追いする理由6:飼い主への信頼と愛情

飼い主さんのことを心から信頼し、愛情を寄せているからということも犬が後追いをする理由のひとつとして忘れてはならないでしょう。

飼い主さんに全幅の信頼を寄せ、大好きだと思っているからこそ、いついかなる時も飼い主さんと一緒にいたいという気持ちから飼い主さんの後追いをするのでしょう。

このように飼い主さんのことが大好きすぎる犬は、飼い主さんがトイレに入ってドアをしめるとドアを爪でカリカリと引っ掻き、「ドアを開けて一緒にいてよ」「なんでドアを閉めるの?」と可愛らしい健気な行動を見せてくれます。

犬の後追いが多い年齢

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初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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