なぜ犬は目を合わせないの?犬が目を合わせない理由と対処法を紹介
更新日:2024年08月31日
犬が目を合わせない理由9つ
青葉マークの飼い主さんのなかには、念願だったワンちゃんを飼う夢がやっとかない愛情たっぷりで接しているのに、ワンちゃんはつれなく目を合わせないと悩む人がいるようです。
たしかに犬が目を合わせないことはよくあることですが、そのすべてが同じ心理や状況での行動というわけではありません。そこで、9つの目を合わせない理由を紹介しますので、ワンちゃんの気持ちを理解する参考にしてください。
たしかに犬が目を合わせないことはよくあることですが、そのすべてが同じ心理や状況での行動というわけではありません。そこで、9つの目を合わせない理由を紹介しますので、ワンちゃんの気持ちを理解する参考にしてください。
犬が目を合わせない理由
- 服従している
- 興奮している
- 都合が悪い
- 困っている
- 緊張している
- 周りの環境が気になっている
- テンションを下げようとしている
- 敵意がないことを伝えている
- ストレスから逃れようとしている
犬が目を合わせない理由1:服従している
犬の社会では集団生活の秩序を守るため上下関係をはっきりさせます。それで目があったとき格下の犬が目をはずしますが、同じことを飼い主さんにもすることがあります。
この行動は服従を示しますが、人間に目を合わせないときは頼れる存在として尊敬の意味も含まれます。ですから無視されていると勘違いしがちですが、実は敬意を払い服従するとアピールしているのです。
この行動は服従を示しますが、人間に目を合わせないときは頼れる存在として尊敬の意味も含まれます。ですから無視されていると勘違いしがちですが、実は敬意を払い服従するとアピールしているのです。
犬が目を合わせない理由2:興奮している
過去の経験から、興奮すると目を合わせないようにして自制しようとする犬がいます。これは過去に興奮で高ぶってなにか失態をさらし、飼い主さんに怒られて目を合わせないことでなんとか自制した経験があり、それを思い出し実行しています。
差し出された餌に「ヨシ」の合図がでるまで待つときに目をそらしている場合がこの行動で、実は興奮して葛藤しています。
差し出された餌に「ヨシ」の合図がでるまで待つときに目をそらしている場合がこの行動で、実は興奮して葛藤しています。
犬が目を合わせない理由3:都合が悪い
犬が目をめを合わせない理由のひとつに、都合が悪いという人間っぽいものがあります。これは過去の経験から予測できる次に起こることに不安や緊張を感じるためです。
わかりやすい例では、いたずらをしたので見つかり叱られるだろうとか、車に乗せられて走り出したので注射されるだろうなど、自分にとって都合が悪いことを予測し目を合わせないのです。
わかりやすい例では、いたずらをしたので見つかり叱られるだろうとか、車に乗せられて走り出したので注射されるだろうなど、自分にとって都合が悪いことを予測し目を合わせないのです。
犬が目を合わせない理由4:困っている
犬が困っていることも目を合わせないというサインでわかります。犬は苦手なことをしいられたり、怖いものを近づけられたときに、逃げ出したり吠えたりというあからさまな拒否をがまんしているときに目をそらします。
愛らしい表情をカメラで撮影しようとした途端にそっぽを向いてしまうというのは困っているためで、多くの飼い主さんが経験すると思います。
愛らしい表情をカメラで撮影しようとした途端にそっぽを向いてしまうというのは困っているためで、多くの飼い主さんが経験すると思います。
犬が目を合わせない理由5:緊張している
いたずらをして飼い主さんに叱られているとき、反省しているにもかかわらず目を合わせない犬はたくさんいます。人間に話をしていて相手が目を合わさないなら不真面目でしょうが、犬は大真面目なのに緊張を緩和するために目をそらします。ちゃんと反省していれば尻尾は下げているので、わかってあげましょう。
犬が目を合わせない理由6:周りの環境が気になっている
人間と比べものにならないすぐれた嗅覚と約2倍と言われる聴力をもつ犬は、敏感にもの音や気配を察知、反応します。そのため飼い主さんと対面している犬がまわりが気になって目を合わさないことがあります。
このときは目をそらし耳をたて、わずかな変化も見逃さないという感じで危険がないか確認しようとしています。
このときは目をそらし耳をたて、わずかな変化も見逃さないという感じで危険がないか確認しようとしています。
犬が目を合わせない理由7:テンションを下げようとしている
感情を自分でコントロールすることができる犬は、テンションを下げようとして目を合わせないようにすることがあります。
大好きな飼い主さんが近づいてきたときや、外出先から帰ってきたときに、ハイテンションで出迎えると飛びついたり、馬乗りになったり、行き過ぎたパフォーマンスをしてしまいけがをさせる可能性があると考えて自らを抑える行動です。
大好きな飼い主さんが近づいてきたときや、外出先から帰ってきたときに、ハイテンションで出迎えると飛びついたり、馬乗りになったり、行き過ぎたパフォーマンスをしてしまいけがをさせる可能性があると考えて自らを抑える行動です。